虹はポケットの中に

再スタート
何度でも生まれ変わる
自分の音を探す旅

コックスオレンジピピンを食べた

2013-10-31 21:10:44 | 日記
今日、コックスオレンジピピンを食べてみました~
まず、掌に乗せてみて、「うん、間違いない、掌に収まるサイズだ」(笑)
ひとしきり愛おしく眺めてからナイフを入れた。
イギリスで食べた時と同じように、敢えて皮は剥きませんでした
ちょっとどきどきしながらひと口かじった瞬間、「この味だぁぁぁっ!」
と思うと同時に、ニールズヤードのマーケットや、ポートベロの通り、
街角のフィッシュ&チップスの匂いまでが、記憶の波となってアタマの中に押し寄せてきました。
少し皮が厚くって、独特の酸味があって、いろんなことを思い出しながら食べていると
「やっぱりコックスオレンジピピンは世界一美味しいりんごだ」そう思った
わざわざ送ってくれた旧友のルルに感謝しながら ぼくはイギリスを飲みこんだ



遠くで冬の匂いがした

2013-10-29 22:04:41 | 日記
朝晩めっきり寒くなってきたので、動きが鈍くなってきています(笑)。
今日は、いしいしんじ著「雪屋のロッスさん」を読んでいました
短編集なのですが、どれもこれもキラキラと輝き、愛おしい文章たちでした
いしいしんじ、大好きな作家です。最初に読んだのが、「ぶらんこ乗り」と、「麦ふみクーツェ」でしたが、
そこからハマってしまいました
奇跡的に愛おしいと評される作家、一読をおすすめです
今日の午後に外を歩いていたら、街路樹のケヤキの下で、雪虫を見た、その途端、鼻の奥で
ツンっと「冬の匂い」を感じた。ずっと遠く、通りの向こう端で出番を待っている冬が見えた気がしたんだ

もうすぐ冬が来る

トマトソォォォス!

2013-10-26 21:34:17 | 日記
材料がそろっていたの、トマトソースを
久々に作ってみるかな~
って玉葱を刻んで、にんにく、ローリエと一緒にひたすら炒める炒める
もういいかなってとこで白ワインを入れて、アルコールと、玉葱の水分をとばすようにさらに炒めて、いよいよトマト缶(イタリア産ね)投入(トマトはあらかじめ潰しておきます
くつくつとした火加減で水、ブイヨン、ハーブ、塩など入れて煮込みます
無添加のトマトジュースも入れちゃった(いい甘味が出た)
煮詰まっていく時の香りに コックだった時を思い出し、眼を潤ませながらも
火を止めました 思いつきで夏場にストックしてあったジェノヴァペーストを
スプーン二杯入れてひと混ぜして味を見るとこれが、とても良い味に仕上がったので、「よし、今日はパスタにしよう」って 
玉葱、ベーコン、パルミジャーノたっぷりの」
アマトリチャーナを作ってランチをいただきました
うまかったです

すごい雨

2013-10-25 19:21:14 | 日記
が、朝から降っていたのであった。こういう日は極端に行動が制限されるのだ私の場合・・・・
一日中雨だったので、なななななななぁ~んと、今日は家から一歩も出ていなーい―
ってことに気付いたのはもう、窓の外が暗くなってからだった・・・・ちぇ・・・
しかたないよな・・・基本、「徒歩」だからな・・雨の日は部屋にいるしかない
んで、気分転換にまずコーヒー飲んで、読みかけの本の続きをめくり、CD棚をひっくり返して、
なるべく普段聴いていないCDをかける こういう時に「気が付かなかったけど、めっちゃいい曲!」
みたいな発見がある(笑)結局、今日は、コーヒー→音楽→本→またコーヒー→
という魔のループを三回りぐらい繰り返した。
いつもみたいに雨の日を楽しむ余裕が今日は無かったな
そんな日もある
その分、気持ちは「ニュートラル」だった
よけいなことにとらわれずにいろいろ考え事ができた

静かだったな、うん、静かで心優しい一日だった すてきなレイニーディだった

さ、まずコーヒー飲んで・・・・(笑)

昨日吹いた風にはさよならしよう

2013-10-24 22:19:30 | 日記
足元の灯りは突然消え
暗闇を歩き続けた
見渡す闇に道は無く
泪も汗も鼻水もぐしゃぐしゃにして
それでも進め

いつもあっちの空が好きで
この掌には何も無く
思い出だけを握りしめて
自分の欠片ばかりを拾い集めてる

あの星空に見た夢は 朝になれば消えてしまう
昨日の風にはさよならだ
全て嘘っぱちだった、幻だった

だけど歩いて行こう、自分の足で
どんな何かが待っていても どこにも着きはしなくても
この暗闇を突き進む
東の空が白んできたから
朝が来る前に

少し眠ろうか

「陽だまりの彼女」観てきた

2013-10-22 19:35:28 | 日記
久々に、函館唯一のシネコンに足を運び、
「陽だまりの彼女」を観た
事前に原作本は読んでいたのだが、楽しめた
(むしろ読んでいるほうが楽しめるかも)
随所に散りばめられた伏線を楽しめるからだ
タイトル通り、陽だまりの中にいるような
柔らかな光が全編を通して溢れる映画だった
上野樹里の表情が秀逸であった。真緒役は、ハマり役だと思う
原作のイメージを崩さずに創り上げられた、秀作だとおもう
飽きさせない、うるうるしっ放しの(笑)2時間15分だった。 どこまでもピュアな気持ちになれます
帰りにグルマンカンタでランチして、
ブックオフで、魚喃キリコの「starawberry shortcakes」を購入
もう一回観てもいい・・・


つきのひかり

2013-10-19 21:07:42 | 日記
夜空に輝く満月を眺めていたら、中也の詩を思った。
「月夜の浜辺」や、「湖上」等々・・・
どちらも若い時にかなりの影響を受けた(と、思っている)(笑)
月が重要な役割を担っている詩だ
つきのひかりはどうしてこんなに柔らかいのだろう?
眩しいくらいに夜を照らしている満月のひかりも、
突き刺さること無く、どこか優しい・・・
それは、「幻想的」であることも意味している
引き込まれるのだ。いつまでも眼が離せない
時間や空間の感覚が曖昧になってくる
月はいつもぼくを惑わし、惹かれる
もう少し眺めていよう、話してみよう
どこかにボタンが落ちてはいないものか・・・・
ぼくは月光を愛す