虹はポケットの中に

再スタート
何度でも生まれ変わる
自分の音を探す旅

ライク・ア・サブタレイニアンズ21

2012-02-13 18:38:10 | ライク・ア・サブタレイニアンズ1
そうして、なんだかボクはにやにやしながらも、一日の仕事を終え、
部屋へ(もちろん雪音の)戻ったんだ
「ただいまぁ~」「あ、おかえりなさい」って言うのと同時に
雪音はボクに駆け寄ってきて、不意打ちのキスをくれたんだ
いつも通り長いキスを交わしながら雪音が言った
「すっごいびっくりしたんだよぉ」「何が?」(←わざとらしいな)
「CDだよ」「あたしさ、帰ってきたらあれ?テーブルの上に何かあるっ
誰!!!!?「よく考えたら鍵持ってるのミノルさんしかいなかった」
「他に誰か持ってたらおれ、いやだよ」「もう、とにかくびっくりしたんだってばぁ」
「あれ、名盤なんだぜ」「うん、聴いてみたら <あたし、これ好きっ>って思ったの
「そか、良かった、かなり迷ったんだぜ」 この時、ボクは雪音にプレゼントできたことが自分でうれしかったんだ
「ありがとうミノルさん、とってもうれしかったよ、朝時間無いのにわざわざ買いに行ってくれて・・・・」
「雪音だからだよ、他の人にはそんなことしないよ」「きゃぁーっ、ほんとぉ?」
「ほんとほんと」そんな感じでボクたちはまたも長い長いキスに入った
そしてベッドに入り、その日初めてボクは、雪音の体温を知ったんだ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿