虹はポケットの中に

再スタート
何度でも生まれ変わる
自分の音を探す旅

復活しました

2011-10-31 16:13:41 | 日記
パソコンが突然壊れてしまい、10日余り
更新などできない状態でした
本日、復活です
いかにパソコンに依存した生活をしているか
わかりましたね(笑)

パソコンが使えない間はず~っと苦しくて
せつなくてパソ子ちゃん(ボクはそう呼んでます)
が、心配でもしかすると
これって、恋?
なんて考えたり(笑)

ま、無事本日復活しました

世界はラヴとピースでできている3

2011-10-31 15:47:36 | 世界はラヴとピースでできている1
しかたがないので
ボクはできるだけアクセルを
めいっぱい開けて、
真っ黒い雲が迫ってくる国道を
どうにでもなれ、と走り出してしまった
ミカが「大丈夫」って言うと
ほんとに大丈夫な気がしてしまうのが
ボクの悪い癖だ
ボクたちは、右に、山 左には海岸を見ながら
走った
みちろん、雨粒は次第に激しくなってきた
ゴーグルで覆われていない部分の顔にあたる
雨はスピードにより、尋常じゃなく「痛い」
ゴーグル無しだったら眼を開けていられないだろう
それでも、止まることはできないので
走り続けるしかなかった
ボクたちの目指す街まであと15分というところで
いよいよスコールみたいな本降りになった
「このまま走るけどいい?」とボク
「もっちろん」と返事
さすがミカだ
「そう言うと思っていたよ」
それで決まりだった

ただ、心配だったのは
背中に背負っているギターと、斜め掛けしている
エフェクターや、シールドの入ったバッグだった
雨を避ける術もなく、ボクは
全開のアクセルは戻さなかった

世界はラヴとピースでできている 2

2011-10-18 19:00:11 | 世界はラヴとピースでできている1
空冷2ストロークの甲高いエンジン音と共にぼくらは30キロ先の街に向かった
100ccの非力なエンジンなので、街までは40分ぐらい
今日はタンデムだから1時間くらいかかるだろう
ぼくたちの日常は先を読まない(もっとも、読む余裕などなかったのだが)

まあ、その日も、いつも通りだった
いちおう、海岸線を走ることもあって、彼女はスウェードの皮ジャン、
ぼくは革のグローブを両手に、エンジニアブーツを履いて、
(おきまりの)アーミーパーカーを羽織って、オーウェンのヘルメット(もちろんハーフキャップで
ハルシオンのゴーグルをして、気分だけモッズだった

夕方からバンドの練習があったので、ぼくとミカはあろうことか
それぞれ、ソフトケースに入れたギターを背中にスクーター(100ccだ)に
二人乗りで出かけてしまったのだ
国道を走り、街を隔てる長いトンネルを抜けたあたりでゴーグルに大粒の水滴が当たった
「やばいな・・・」 ぼくは慌てて路肩にヴェスパを停めて、ゴーグルを外してみた
ぽつり ぽつり雨粒が落ちてきている、空が暗くなってきた
「どうしよっか」ぼくは暗い空を見上げて言う、「大丈夫よ~」
ミカはいつもどんな局面でも口癖のように「大丈夫」って言うんだ
でも、楽観的なその言葉に何度も何度もぼくは救われてきた
「仕方ないから走るか」、もう少しだし そう言ってぼくは
左手でギアを入れてアクセルを開けた

プロローグ 世界はラヴとピースでできている 1

2011-10-17 21:39:55 | 世界はラヴとピースでできている1
ぼくはソファで本のページをめくっていた
夏の午後、ステレオからはギャラクシィ500がヴェルヴェットの影のように
流れていた「ねえ、どっか涼しいとこ行こうか?」
ううん、行かない
ミカはフローリングの床に直に座って、ぼくのギターを抱えて何か変わったうたを
うたっていた
よく聴くとオリジナルらしい
可愛らしいのに激しさを持った言葉がそのメロディーには載っていた
ところどころ切ない言葉が刺さる、でも愛が感じられる
彼女はでたらめな歌詞でうたうのが得意だった
時々、そのでたらめな曲を、自分のバンドにいただいたことがある
今思えば盗作だな
ミカは、たいして弾けもしないギターを抱えたまま、しばらくうたっていた
ぼくは言う、「どうしていつもラブソングばかりうたうの?」
すると、「だってこの世界は「ラヴ&ピースでできてるんだよ」
そう言うのだ
そのころのぼくはそれを軽く聞き流していた
愛と平和だなんて
ぼくはまだ、その重さを知らずにいた
「ちょっとヴェスパにガソリン入れてくるね」
「一緒に行く」 笑いながらミカはもうタンデムシートにまたがっていた
キックスターターで始動して、2ストローク特有の白煙を
撒き散らしてぼくらは走りだした
アタマの中では
きみのうたが鳴っていた

もうわからなくなってきた

2011-10-13 22:00:37 | 日記
the pillows - MY FOOT (LIVE 2006 02 22 FACTORY)




何が、良いのか悪いのか
自分が向かう先はいったい何処なのか
振り切っても振り切っても
はっきりしないけど消えない影
今、ボクはすっかり「ロストマン」
迷いまくっています
落ち着いて、考え直しています
意味を、ほんとうのことを・・・
真実をぼかすことはしない

進め、進めボクの足
ほんとうを見極めろ

普通の休日

2011-10-11 18:14:00 | 日記
今日は「普通」の休日を過ごした
ゆっくりと目覚め、リハビリや病院での診察など、
予定をサクサクとこなし、読みかけの本を読了した
しかも、近所を1時間ほど散歩して歩いた
風も日差しもとても心地よく
とてもうららかな一日だった
特に何もしていない・・・っていうのが
休日っぽくていいな
たまには時間を無駄にするのもいい
明日もまた晴れなら、それでいいんだ

cat's and dogs

2011-10-10 22:07:57 | 日記
仕事が終わって職場の玄関から出てびっくり
すげー雨降ってる
(仕事中は外の音も天候も建物の性質上
遮断されているので外の様子はわからないのです)

しかも、ごろごろとカミナリ鳴ってるし
昔、書いた歌の歌詞に
「ボクの上に降る雨はいつも必ず土砂降り」
ってのがあるんだ
ほんと、そう思うよ
大丈夫かな?って思ってるとやられるんだ
しかもとびっきりの土砂降り(笑)
こんなボクの日々も
からりと晴れる日があるのか?
あるに一票!

こんな日に必ず聴きたくなるのが
ボブディランの「激しい雨が降る」だなぁ



一歩

2011-10-09 18:57:20 | 日記
今日も、一歩だけ
足を前に
踏み出してみた
昨日も、一歩
明日も、いっぽ

止まっているように
見えるかもしれない
でも、いっぽづつ
前へ、うつむいたり
しないで
泣いたりしないで
だれも、哀しくならないように
だから、笑って、笑って
歩いて行こう
きっと何かが
変わるはず