虹はポケットの中に

再スタート
何度でも生まれ変わる
自分の音を探す旅

なんとか今日を泳いでいる

2013-02-28 15:45:43 | 日記
毎日毎日半分溺れそうになりながら泳いでいる気分だ

今日も「なんだこれ?」っていうぐらい日差しがあったので、
午後にちょっとドンキまでお買いものにてくてく歩いた
先日初めて買った「音波振動歯ブラシ」の換えブラシを買いにいったのだー
が、玄関を出ると、道路はザックザクのシャーベット状で歩きにくい―
ずるずると滑るのだ、脚や身体に変に力が入るので疲れる
ぼくは少々足が悪いので、冬道は、転ばないように必死だ
やっとたどり着いて、目的の物を探したのであるが、ドンキの地下って迷うんだよね(笑)
何がどこにあるのかわからない・・・まあ、探し当てて購入し、またザクザクの道を帰る
そろそろいやになってきてるのが自分で解る(笑)・・・日差しはもう陰っているし、
風が出てきて冷たいし、「家に着いたら温かいコーヒーを・・・」と思って
よろけながらも帰宅、コーヒーを飲み、落ち着いたらもう、夕方だぁ~
毎日は大変なのである

春は空からやってくる

2013-02-26 11:10:22 | 日記
寒い冬の日は、うつむきがちになる
コートの前を合わせ、自然と自分のつま先ばかり見ている気がする
強い風が吹いたりして、積もった雪が舞い上げられたりすると
よけいに下を向いちゃう
でもね、そんな時には空をみると良いんだなって思ったよ
そうすると、
雲の切れ間から照らす冬の太陽が意外に暖かかったりして
春の予感すら連れて来てくれるんだ
ほら、空の色も少しづつ変わっているんだよ
少し重たい青からサックスブルーになっていく
ずっと空を見てると気付くんだ
飛んでいる小鳥たちの中にも、冬にはいなかった鳥が飛んでいたり・・・
このあいだ、家のそばで、ヒヨドリを見たよ(見間違いかも?)

空を見ていると季節の動く音が聴こえる

見上げたら、冬枯れた街路樹の桜の枝に、早々と小さな芽がびっしりと今から準備していた

春は、空からやってくる

宙は自由だ

2013-02-25 17:18:38 | 日記
たとえば、背の高いスツールに腰かけて
意識をどこかに飛ばして、カフェラテをすすっている時、
足はぶらぶら自由で、地面から遠く離れている
意識もどこか遠く空の果てまで出かけている、
そんな時ぼくに重力は、無い
空でもなく、地面でもなく、
ぼくは、宙にいられる、それは、「自由だ」ってこと・・・・
そういうのが好きだ

雨がすきー

2013-02-22 21:42:32 | 日記
以前にも書いたが、子供の頃から、何故か雨の日が好きだった
「雨が好き」なんて口にすれば、友達からは変人扱いである(笑)

彼らは、知らないのだ、雨に濡れて際立つ、木々の緑を、
ソフトフォーカスがかかったように、優しくなる、街の景色を、
水滴だらけになった、紫陽花の葉にしがみつくカタツムリの憂いを、
水溜りに、車やバイクが落としていった、オイルが創りだす
虹を、
どんな音よりも優しい最良の音楽である、雨音を・・・
そんなものたちを眺めては、ひとり、うっとりとしてしまうような子供だった

今でも雨の日には外に出たくなる癖がある(笑)
少し冷えて湿った柔らかい空気を、窓から入れて、熱いコーヒーを飲むことも好きだ
雨の日、ぼくには、嫌な天気じゃない

つららのしずく

2013-02-21 17:10:16 | 日記
立春を過ぎた太陽の日差しは、屋根に凍りつく雪を溶かし、
軒下の大きなつららもゆっくりと溶かす
先端から、雫が滴り落ちる度に、
季節はまたひとつ
何かを忘れ去っていくのだ
凍てつく風、重たい灰色の空
いつのまにかぼくたちも
忘れてしまう
気が付けば
冬は旅立った後すら残さずに、遠い記憶になる

コートのポケットに手を突っ込んだまま
軒下の大きすぎる氷柱を見ていた 空が暗くなってきた
もう、帰らなくちゃ

ブルースだった

2013-02-20 16:35:43 | 日記
「バンドつくるので、ギター弾かないか?」
ってテツヤに誘われたのは大学一年の夏だった
実は高校時代から旧知の仲だったぼくたちはすぐに意気投合して、
バンドの構想をいつも語っていた(それは飲む口実でもあったのだが)
集まったメンバーは四人、誰もが無類の音楽好きだった
誰からともなく、「ブルース」なロックを演ろうということになった
ぼくらは、バイト代をつぎ込んでアナログ盤(まだCDの時代ではなかった)を
買い漁っては、みんなで(←これがポイント)聴いた
そしてぼくらを決定づけたのは、マサヒロが、バディガイ&ジュニアウェルズのライヴを
観たことだったマサヒロの話を聴き、一気にシカゴブルースにのめり込んで行った
誰かが新しい音源を買えば、ぼくたちはみんな揃って、のり弁(笑)片手に
そいつの部屋に集合した のり弁を食べながら大興奮で聴くブルースなんて
あの頃のなせる業だろう バンドは少しづつ動き出していった
初めは、ブルースのカバーから入って行った
あちこちライブにも出るようになり、少しづつ知られていった
その頃に対バンしていたやつらとは今でも交流がある
ブルースがすべてだった大学時代、ぼくらは音楽でつながっていた、
なにもわかってなかったけれど、ブルースだった

冬のそらとアート展

2013-02-19 20:38:57 | 日記
冬は何故かアートに触れたくなる
季節的に、何か広がりが欲しくなるのだろう
なので、毎年この時期に観に行くことにしている
「はこだて冬・アート展」を観てきました
作品の質が高くて、とっても楽しめるんです
何もない冬の季節に気持ちが暖かくなれる気がするんだ
今日も少し気持ちが晴れたよ
出展されていた、「てんきあめ」という作品に心惹かれました

いい一日だった。 見上げると青い空から
雪がちらついていた、きれいだ