「りぼん」というユニットがある
名付けたのは、ボクだ
あの当時、事故~入院~リハビリを経て、実家に20年ぶりに戻ってきた
ボクは、それまでの過去を失い、希望さえ持つことができずに
音楽活動すらあきらめかけていたんだ もっとも、その時はギターを弾けなくなっていて「すり寄ってくる絶望」の音ばかりを聴いていた気がする
たっかと出会って、音楽を再開しようと思った時にふと、ひとつの言葉が
浮かんできた 「りぼん」だった・・・
プレゼントに結ぶりぼん、人と人の心をむすぶりぼん、そんな、
音楽を創っていきたい
そういう思いが込められていた
しかも、「りぼん」って英語で語呂合わせだが、RE-BORNとも読めるじゃないか(笑)何もかも失ったボクには、ぴったりのコトバだった
もう一度、ここから産まれて全てをまた始めから・・・そんな僕の想いや、願いが、込められていた「りぼん」
今はもう、解いてしまったりぼんだけれど
ただ、ボクはまだ何一つあきらめちゃいないから
今日も、忘れてしまった空の飛び方を思い出そうとしていた