らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

今日も風が冷たい

2008年05月31日 17時39分51秒 | 日記・エッセイ・コラム
近所のいつもガラガラのガソリンスタンドに給油待ちの列ができていた。初めて見たよ。明日から10円以上上がるという事を改めて感じた。灯油の配送車もよく見かける。どこの家も灯油タンクは一杯だろう。これも明日から15円以上上がる。この状況で政府は一体何をしてるのか、って何度も書いたけどもういいや。政府は何もしてくれない。というか何もできないのだ。散々ツケで飲み食いして払う段になったら会社が不景気で給料がカットされて支払いに窮してる図だ。子供にお小遣いどころか生活費もままならない。企業の業績が上がれば給料が上がって消費が伸びてというのはもう絵空事なんだろう。

そういう状況の中、我が家として何ができるか。というか何をしないかだな。何を削って支出を抑えるか。もっともかなり慎ましい生活を送ってるつもりなんでこれ以上何を削るか。やはり再販CDなんかは買っちゃダメだな。電気代節約の為にマーシャルの爆音も禁止だな。買い物は夕方以降に出かけて半額シールの貼られた物だけにする。風呂は週2~3回。外食は原則禁止。遠出のドライブや旅行は控えて・・・って今の生活とあまり変わらんなあ。あとは夏が冷夏で冬が暖冬になる事を祈るばかり。それはそれでイロイロと支障が出るわけだが。いずれにしろこの状況は政府が能無しだという以前に資源の無い日本のおかれてる状況が相当に厳しいという事に起因するのでどうにもならない。モノが売れるとか競争に勝った負けたという話じゃない。資源の無い日本はこういう状況を想定していなかった。世界中から好きな物を好きなだけ買えると思っていたのだから。

できる事で言えば早急に農業政策を見直した方が良いと思うが、無能な農水官僚に何も期待できないしなあ。農家に減反減反でこのザマだ。まさか米の国際価格がこんなに急激に上がるとは思っていなかっただろう。これだったら目一杯作らせて輸出すれば良かったのだ。今さら遅いが。安い原材料を加工して付加価値をつけて海外に売るという今までの日本のビジネスモデルの基本が成り立たなくなってきた現在、日本に未来はあるんだろうかとマジで不安になる。オレが心配しても何も始まらないが今回の世界の流れは非常に危険な感じだ。資源の無い国はこれからはどうすればいいのだろう。

肝心の人材はお世辞にも優秀とは言い難い状況だしなあ。携帯なんかで目先の利益だけの為に将来の人材をダメにしてしまってるし。教育って言ってるが要するに受験教育だ。あんな物は社会で何の役にも立たん。ましてや国際競争に勝てる道理が無い。今まではそれでも良かったんだろうがいよいよ正念場という感じがする。イカンなあ、ガソリンや灯油の高騰のせいで気分まで沈んでくるぜ。実際この高騰は地方経済にかなりの悪影響を与える事になる。やだねえ。静かにのんびり暮らしたいだけなのに。どうやらそれは今の日本では凄い贅沢な事なんだろうな。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする