町づくり

今の所、長期予報とは逆に暖冬気味の、それもかなり暖冬気味の冬になっている。去年の今頃はもうエラい事になっていた。とにかく寒い。連日の真冬日。あまりの寒さに除雪機のエンジンがかからない。壊れたかと思ったが単にクソ寒いだけだったのだな。最初の１発めにひどく難儀したが、翌日からは簡単にエンジンがかかるようになった。

今冬はまだ除雪機の出番なし。勢い込んでハイブリット除雪機を買った皆さんは肩透かし食らってることだろう。
「せっかく買っただろうにこれじゃあ出番なしだな」とオレが言うとおふくろは、
「あんなもん使わない方が良いにきまってる」と勝手な事を。
そりゃまあ雪なんぞは降らない方が良いんだが、わざわざ除雪機を買った皆さんはそうは思わんだろう。
HONDAのハイブリット除雪機は最廉価版で50万以上する。近年の大雪にもう堪え切れなくなって高価な除雪機を買ったに違いない。それが購入した途端に暖冬で全然雪が降らない、まったく使えないじゃ納得イカンでしょうに。

我が家が除雪機を買ったのはもう8年ぐらい前だが、その年も暖冬気味でほとんど使う事がなかった。これは早まったかな、と後悔したのを覚えている。ところが一転翌年は記録的豪雪。除雪機フル稼働。ご近所の皆さんから羨望のまなざし、どこで買ったの？と随分聞かれたねえ。除雪機を買ってからの8年間ではまったく使わなかったのが2シーズンかな。後はだいたいフツウに出番があった。この数年は特に出番が多くてシーズン中フル稼働。まあそれで近所のバイク屋でも今までにないぐらいの注文が入ったのだろう。次のシーズンまで予約が一杯だと言っていたからね。

今シーズンは除雪機はおろかママさんダンプすら出る幕がない感じで今の所は非常に助かっている。しかし、このまま春になる事は間違ってもないよなあ。ウチのアホウどもはガンガン雪が降ってくれた方が嬉しい様だが、この数年の大雪はもう行政の将来の方向性を誤らせるレベルだ。温暖化などという戯言を言ってる場合じゃない。

青森市はあまりの豪雪に音を上げて将来的には近隣住民を中心市街地に住まわせるとさえ言い出した。道路の雪かきがまったく追いつかないからだが、重機がない時代ならまだしも、今になって時代に逆行する様な思考は如何なものかと思うね。青森市は町づくりの最重要課題が雪かきだと言ってるわけだよ。雪かきが大変だから皆さん郊外には住まないでくれという話。笑えないよなあ。そんなバカな事を真剣に考えてるのは実は青森市だけじゃないんだよ。

雪かきが大変だから郊外に住んでる人は中心部へ移ってくれ、というトンデモ発想は実は自民党のノウナシ幹事長も同じ様なことを言っている。このバカヤロウは地方に行った際にそういう事を言って回ってるのだな。大バカヤロウだぜ、まったく。この狭い国土で東京近郊に数千万の人口がひしめく異常な状況を効率的だとぬかすバカだ。オマエら東京に住んで脳みそまでイカレタのか？

これからは高齢化が進んで行くから自動車を使わずに公共機関と徒歩だけで暮らせる町づくりが重要なんだと。一見もっともらしく聞こえるが、実は恐ろしい独善的な発想だ。青森市では高齢者をみんな集合住宅に住まわせれば良いという話もしている。つまり全寮制の老人ホームみたいなもんだな。管理がし易いんだと。人を家畜かなんかと勘違いしていないか？

そりゃニワトリは放し飼いにするよりもバタリで飼った方が遥かに効率的だろ。その同じ事を人間にもやろうという発想が実に恐ろしい。飛行機や車や通信機などの文明の発達を全否定する恐ろしい発想だ。集合住宅で高齢者を飼えば効率的だと真顔で言ってるのをTVで観た事がある。その専門家と称する大バカヤロウは自分の親に対しても同じ事をするつもりか？そしてやがて自分が老いたら全寮制のような集合住宅で暮らしたいのか？

青森市も雪かきが大変だから郊外に住むな、ってなんじゃそりゃ。正気か？って話だよ。アタマのおかしいイシバは、地方の衰退が激しいからなんとかしなくちゃイカン。そうだ、限界集落を集めてある程度のかたまりにして効率的に暮らせる町づくりをしよう、って江戸時代かっての。日本中に道路網とインフラを整備して各県に飛行場を作って新幹線を作りまくった挙げ句が、維持費が大変だから一カ所に集まって暮らして下さい、か？

誰もが簡単により遠くへ短時間で移動出来るようにする為に自動車が作られ道路が整備されたんじゃないのか？それをすべて否定して高齢化に備えて自動車を使わず公共交通機関と徒歩だけで暮らせる町づくりだ？完全に時代に逆行してる退化した発想だろ。オレにはイカれてるとしか思えん。みんなワンルームで暮らせば効率的で良い、って人をニワトリかなんかと勘違いしていないか？

そこには自立した個人など存在しない。一体国民を何だと思ってるのだろうねえ。実に傲慢で短絡思考だ。恐ろしいね。この狭い国で国民を一カ所にまとめて家畜のように管理しようと言うのが政府官僚の根底にあるとしたら一体日本はどうなってしまったんだ？効率とか温暖化とか近代化とか意味も判らず実態も知らずに能天気に話してるうちは良いが、繰り返すうちにそれが正しい事のように錯覚してしまうだろ。バカな国民は。そんなバカな国民を揃えて一体どんな未来があるというのだ？

オレは一カ所に集まって暮らすなど絶対に御免だ。しかし、イシバの話でいうとやがて20年もしたらこの街も消えてしまうのだろう。大雪でも除雪車は来ないぞ。それで良いのか？ということだ。地方に住むには大型のSUVが必須になるかもしれん。まったく、そんな事言ったらアメリカや中国はどうやって国を維持して行くんだよ。あの広大な国土を。たかが雪かきごときで情けネエ。オマエら為政者は自分の無能さをさらけ出してるだけだと判らんのか？

さて、その厄介な大雪予報が明日から出る様だ。こりゃ本当に温暖化進まねえと日本が壊れてしまうんじゃないか？冗談で言っていた一億総東京都民化が笑えない状況になって来た。それにしても、群れたがるにもほどってモンがあるだろう。一体どうなってしまったんだかなあ。

メリークリスマス

どうやら数年ぶりのホワイトじゃないクリスマスになりそうで皆さんホッとしてる。ここ数年はサンタのクリスマスプレゼントが超弩級寒波だったからねえ。

さて、昨日スーパーに行くとクリスマス商品が並んでいたが、マスゴミどもがはやし立てるのとは裏腹にずいぶんと寂しい陳列だったねえ。以前はてんこ盛りの陳列だったが、昨日はかつての半分もない感じだ。10年前の普段の土日レベルじゃないかな。地方経済の実態をよく表わしてるよ。景気などまったく良くなっていない。今年中盤は駆け込みで少し上向いただけ。どうやらボーナス商戦もクリスマスも完全に空振りだった様だ。当たり前だろ。景気なんか良くないんだから。

で、おふくろが目を離した隙に店頭売りのクリスマスケーキを買っていた。そう言えば「たまにはクリスマスケーキが食べたい」と言ってたっけなあ。で、どんなのを買ったのか見たら、オイオイ、バターケーキじゃないか。今どきクリスマスにわざわざバターケーキ買いますか？売る方も売る方だよ、まったく。

「これバターケーキだよ。これでいいの本当に？」と聞くと慌てて、ええ？と驚いていた。おふくろもまさかクリスマスケーキにバターケーキを売ってるとは思わなかった様だ。売り子もそのぐらい気を利かせろよ、バカヤロウが。クリスマスにバターケーキを売るなんてなあ。そんなのオレが子供の頃の話だよ。生クリームケーキが高価なごちそうだった頃、生クリスマスケーキがあまりに高価で買えなくて仕方なく安いバターケーキを買っていた時代の話だ。

しかし、これも景気の影響か？バターケーキの方が安いからって何が悲しくてクリスマスにバターケーキを買わなきゃイカンのよ。そこまでしてクリスマスケーキ買う必要があるのか？クリスマスにはまったく懐疑的なオレはクリスマスケーキなどというボッタクリは絶対に買いたくないワケだよ。シレっとした顔してバターケーキを2,000円で売りやがって。普段そんなもの絶対に誰も買わないし売れもしない。それがクリスマスケーキと名前がついたらそんなふざけた粗悪品でも売れると思う姿勢がオレにはどうにも我慢ならん。クリスマスって名前を付けたら何でも高く売れると思ってやがる。キリストが嘆いてるぞ。まったく。


ハデなケーキはもう見かけなくなったねえ。オレみたいな懐疑的な人間が増えたんじゃない。景気が悪化してるんだよ。スーパーの品揃えを見たらハッキリ痛いほどよーく判る。ボッタクリのケーキに数千円出す余裕がないんだよ。しかし、クリスマスってチキン好きだねえ。鶏肉だらけだったよ。まあトンカツでクリスマスってワケにもいかんだろうけどさ。それにしてもあそこまで鶏肉ものばっかりとはねえ。それがまたみんなブラジルのブロイラー使ったクソ不味いフライものばっかり。

出店が出てて中華総菜を売っていたが、これがまた一体どこのセレブ相手かという様な高価なものを並べていたねえ。ブタの角煮が100gで500円だった。マグロの中トロの価格だよ。アメリカ産の安いマズイ豚肉を使ってるんだろうに。ボッタクリだよ。オレが近所の肉屋から国産の豚バラかたまりを1キロ買って来ても1,500円ぐらいかな。それで角煮を作ったらもう絶品だ。家で角煮を作るようになってから店から買って来た事がない。これ以上美味いのはあるわけが無いからね、この田舎町では。

そうは言ってもおふくろなんかはやっぱりお店で売ってるものを買って食べてみたいわけ。家で作った方が美味いし安いのは判ってるけど、それでもお店に並んでる美味しそうに見える、店に並んでるから美味そうに見えるってことがあるからね、本当は不味いんだけど、総菜とか買って来たいわけだよ。それを、買うだけムダだからやめとけ、とみんな否定する事はしたくない。

したくないから、

もっとマシな美味いもん並べとけ。って話。家に帰って来て食べたら「美味しいね、これ」ってお客さんが喜ぶ姿とか想像した事がないのか？

まったくオマエらは。売ったらそれっきりだよ。お客に後悔させるばっかりの割高の不味いもんばっかり売って良心が傷まないのか、って話だよ。何がおもてなしだ。ふざけやがって。どこにそんなものがあるんだ？東京にはあるのか？

田舎から来た御上りさんをもてなす文化が東京にはあるのか？

ヨーカドー

今年は今の所暖冬で、と書こうと思っていたが外を観たら急にガンガン降ってきやがった。やっぱり今年もこういう展開かあ。昨年も一昨年もクリスマスは強烈な寒波だった。ここ数年は特に雪が多くてとにかく寒かった。今冬はアベノミクスのおかげで灯油もガソリンも電気料金も過去最高水準だ。有り難いねえ。これで景気が良くなるなどあり得んと思うんだが、TVのクズどもは景気が良くなってるーの大合唱だ。昨日のイケガミも観ててハラが立って仕方がなかった。

思うんだけど、家庭団らんを叩き壊したのは間違いなくTVだな。あんなクズTVを家族で観てたらそりゃ家庭崩壊も起きるだろうよ。言葉が見当たらん。特にゴールデンの時間帯の劣化はもう絶望的。あんなTVを家族団らんで観ろというのか。連中のアタマの中はどうなってるんだ。非常識極まりない連中が何が世論だ。悪い冗談にしてもホドってものがあるだろう。

ウチでもメシ食ってる時にテレビ観てるとおふくろとケンカになるからね。オレはメシがまずくなる様なTVは観たくないわけだよ。しかしおふくろは観ても観なくてもTVがついてないと気が済まないワケだ。そこで気まずくなる。ドラマの時間帯ならまだ許せるが、ゴールデンのバラエティやニュースはもうダメだね。おふくろとメシが食いたくないワケじゃなくて、おふくろがどうしてもつけたがるTVに我慢ならん。どうして食事しながら不愉快極まりないTVを見せられなくちゃいけないのだ。家庭内不和の大きな原因はクズTVを流すオマエらマスゴミのバカ野郎どもだ。

若い世代ほどテレビを観ないらしい。らしい、というのはTVのクズどもが言ってる話だからどこまで本当か判らん。連中はネツゾウが演出だと言って平気でウソをつく。いつもウソをつくヤツを信用するか？だからTVも新聞もまったく信用出来ない。それを鵜呑みにして世論調査の結果がー、ってオメデタイ日本人に乾杯だ。

話変わって、少し前久しぶりに隣町のヨーカドーへ行ってみたがあまりの劣化にガッカリして帰って来た。なんじゃこりゃ、ジャスコと変わらんじゃないかと。オレの町のジャスコの劣化ぶりにはもう絶望しか感じられない。それと同レベルになっていたとは。カリスマ社長だった鈴木敏文も高齢になりヤキが回ったかと残念で仕方がない。彼は創業者じゃないからね。アメリカはどうか知らんが、日本では創業者のカリスマ性が失われるとだいたい会社はダメになって行く。もっとも会社がダメになってるのか社会全体が劣化して来てるせいで会社がダメになったのか微妙だが。

ダイエーがダメになったのはカリスマを追い出したからだ。居てもダメになって来たのに追い出したりするからもう致命的だ。カリスマの代わりはいないのだ。「すかいらーく」もガタガタになり創業一族を排除して再起を図っているがかつての輝きを取り戻すのは無理だろう。マクドナルドもここに来て急ブレーキがかかってきた。ここもカリスマ創業者を追い出す形で再起を図って一時は成功したかに見えたが。

ヨーカドーも創業一族を鈴木敏文が実質的に追い出す形になった。創業者の長男は10数年前突然ヨーカドーを辞めて今はどこかの大学教授だったかな。だいたいそこから崩壊の兆しは見え始めるわけだな。創業者はトップにいなくても会社に存在していないといけない。TOYOTAが結局創業家の御曹司を社長に据える。リーマンショックでグラついてる時建て直すのに創業一族のカリスマ性が必要になったのだな。

今、業績悪化に苦しむヨーカドー。創業者一族の社長でも据えておけばまた違っていただろうが鈴木敏文は絶対にそうしない。どころか自分のせがれを将来の社長に、と考えてるフシさえある。そうなるともうただの親バカ。オマエのせがれがオマエを超える経営センスなど持ち合わせてるはずもない。ヨーカドーはやがてダイエーのように分割されてセブンは独立しヨーカドーはジャスコに吸収されるのがオチじゃないか。隣町のヨーカドーを見ただけだが、これではもう話にならんだろう。

その点、ジャスコはいまだに創業家が健在だ。次男坊はあのロクデナシ政治家だが、長男は２代目としてカリスマの跡を次いでいる。ジャスコにとっての岡田会長の存在は絶対だ。これは社内にいる人しか判らない企業風土ってヤツだが、これが大事なんだよ。日本の企業にとっては。日本企業は宗教団体的な所が多分にある。仕事を通じて精神的なつながりを求めてるワケだ。社長は例えは悪いがカルト教団の教祖みたいな感じじゃないと社員はついて来ない。あの社長にならどこまでもついて行けると思わせないと。そこで仕事に対する姿勢が違って来る。契約社員に平均以上の仕事を期待する方がどうかしてる。カルト教団に見習うべきだね、今の拝金外道経営者どもは。

歴史を振り返っても判る。織田家を乗っ取った秀吉は秀吉が無くなるとあっという間に滅亡する。その後徳川家は250年も日本を統治する事になる。能力主義重視の会社はカリスマの後の継続が難しい。一方、創業家が統治する会社は後継者に家長を添えておけばまあ何とかなる。急成長は難しいかもしれないが会社は比較的長期間安泰だ。新しい血を入れるのはいいが創業家を排除してしまうとその後が続かない。これは日本人の性質だろうね。君臨すれども統治せず、だったかな。そういう人物が存在してるという事が大切なのだろう。組織は人だから。そして人は気持で動くものだから。

で、そのヨーカドーだが、社員を半分にして9割をパートにすると言い出してる。能力主義のカタマリの鈴木敏文らしいやり方だ。彼には人の心の機微などというものは判らないし興味もない。彼に取って必要なのは同士じゃない。部下だ。イエスマンの部下だけいれば良い。だが彼が老いて後を託す段になった時にさてどうするか。イエスマンの中から選ぶのか、という話だ。

店の従業員を全員パートに置き換えるとどうなるか。もうこれを実践してる所がある。ジャスコ系の、今はイオンっていうらしいが、オレはどうもイオンってピンと来ないんだよなあ。国鉄とJRみたいな感じかなあ。
そのイオン系のスーパー、MAXバリューだ。結果は惨敗。実践したMAXバリュー店はみんな経営不振になって撤退か衣替えを余儀なくされた。パートには店の経営は無理だったのだ。当たり前だ。人間をナメ過ぎ。

最初は人件費が劇的に浮いてパートのモチベーションも上がって良いコト尽くめだった、らしい。TVにも紹介されてね。NHKだよ。社長は鼻高々にインタビューに応えていた。しかし、間もなく劇的に店の状態が悪化して行く。オレは絶対にうまく行かないと思っていたけどね。もっとも、今思えば結局景気が良くならなかったのが大きな原因かもしれない。まあそれ言ったら景気が良ければ何やっても上手く行くんだけどね。

随分前のコトみたいに思っていたが、以前にもこの日記に書いたけ記憶があるからそんなに昔の話でもないか。ブログ始めたのが7年ぐらい前だからね。要はパート従業員がリスクを怖れて発注を抑えて品揃えが劣化して行くというパターン。廃棄が出るのを怖れて、というか責任を取れないからね。発注して商品廃棄が出ると。正社員なら出来る事許される事が立場の弱いパート従業員には何一つ無い。（正社員には）何でもない事ですぐに責任を取らされてクビになる。だから怖くて思うように品揃えが出来ない。廃棄を出さない品揃えッていうのはだいたい売れない店の品揃えになる。つまり、日持ちのするものばかり並べたがる。

結果、MAXバリュー店の日配品の品揃えはみるみる悪化して行った。それはもうハッキリ判るほどだったからね。次々に生鮮コーナーが縮小されて行く。そして事もあろうに店の半分を潰して100円ショップコーナーを始める始末。今は特売専門の、とは言えほとんどトップバリュー製品が主流の、しょうもないスーパーになってしまった。社長は正社員もパート従業員も同じ仕事ができると思っていたのだな。作業面ではその通りだが、身分の違いが仕事の質を変えるという事が判らなかったのだ。判断を必要とする仕事はパートには出来ない。無理、じゃなくて出来ないのだ。立場が弱過ぎて責任をすぐに解雇という形で取らされる。だから当たり障りのないコトしかできなくなる。

でもしょうがないよねえ。地方都市の雇用をみんなパート従業員に置き換えて行くんだから。購買力も落ちるでしょうが。結果店の売上げも落ちて行く。悪循環。安い賃金でコキ使おうっていったって上手くいきませんよ。人の気持がわかない今の外道拝金経営者にはそういう事も判らないんだろうかねえ。そういうわけで、ヨーカドーもいよいと落日状態に入って来たかなという感じだね。人は機械じゃない。オマエが思うように都合良く動くわけないだろう。まあそれが判っていればまた違った形になっていたかもしれないが。

ユニクロのジャケット

ユニクロで買ったのだが実に良い。しばらくユニクロにはいい印象を持っていなかったがこのベストはオススメだ。とにかく暖かい。値下げしているという事はもはや廃番になるのだろう。残念だ。もう何着か買っておくかな。




ユニクロに対しては批判的な内容が多かったのだが、このベストとジャケットは別だ。実に暖かい。そして軽い。安い。というかお値打ち館がある。




フリースが一世を風靡した時にオレもユニクロから何着か買って来た。当時はオレの町にあるユニクロの店も随分と繁盛していたように思うが、今はもう閑古鳥が鳴きまくりの状態。しばらく他の激安衣料店を使っていた。ところが、その激安衣料店が一昨年辺りから急におかしくなり今年倒産してしまった。それで仕方なくまたユニクロへ出かけてみたわけだ。期待していなかったがこの「モコモコフリース」のジャケットとベストは秀悦な出来栄えだ。良いモノは良いと正しく評価しなければイカンからね。ユニクロは好きではないがこの商品は良い。

ところでユニクロに対するオレの最大のマイナス点がサイズに対する不満だ。季節が始まったばかりなのに「S」と「M」しか無いというのはどうなってるんだ？また相変わらずデタラメなマネしやがって、とハラ立つよりもウンザリしてしまう。冬物で「S」「M」など使いものにならん。重ね着をするからだ。小柄なおふくろでさえメンズの「M」は窮屈だった。一体どんな小柄な男性がコレを着るのかと言いたい。ちなみにオレは極標準的なやせ形の体型だがユニクロの冬物は「XL」以外は買わない。

夏物は「L」でちょうど良い。「XL」だと大き過ぎてブカブカだが、冬物に関してはツーサイズ上ぐらいがちょうど良いんじゃないかな。まあこのジャケットをシャツ一枚の上に着れば充分という首都圏の暖かさなら別かもしれんが。って東京も結構寒いからね。雪は降らないが冬の寒さは結構な物だ。乾燥してるから寒さが身にしみる感じだ。風も強いしね。

で、店内を見て回ってるとデカイサイズの商品があった。「３L」「４L」というのがあるんだね。値段は同じで。そう言えば通販もやっていたな、と思い出して家に帰ってネットで検索したらなんと、ユニクロはちゃんとデカイサイズも揃えてるじゃないか。ただし「通販限定」で。

さっそく「3L」と「4L」のモコモコフリースのジャケットとベストを注文してみた。しかし「S」と「4L」が同じ値段と言うのはお値打ちというかボッタクリというか。送られて来た商品を見ると大きさが全然違うからね。「４L」はさすがにかなり大きいが、一般的な「4L」の大きさはない感じだ。このフリースジャケットは店頭には「XL」までしかないが、通販ではさらに「XXL」「3L」「4L」のサイズが用意されている。でも最近じゃないかな、これ。以前は通販でもこんなサイズはなかった気がする。

「3L」のジャケットは本当にジャケットとして使える大きさだ。今まではやはりユニクロで買った大柄のコートを使っていたがコレからはよほどの寒さじゃなければこのジャケットで大丈夫そうだ。しかし、店に来るのは小柄な人ばかりじゃないだろう。POSデータを見たら大きいサイズがあっという間に売り切れてしまってる事が判るはずだ。それにもかかわらず毎年同じ事をやるッていうのはどういう了見なんだかねえ。

まあ、これで次のシーズンからは現物を店で確認してデカイサイズは通販で買えば済む話だけどね。それでは一体何の為の店なのかという話だ。現物確認の為だけの店ならば店員にロクな教育も必要ないしロクな給料を払う必要も無い、などとは考えていないと思いたいが。どうにもスッキリと評価出来ないユニクロだ。ただ、ユニクロの商品は他に比べると品質はかなり高い（のもある）。

将来的にはカジュアル全般を網羅して欲しい。靴とか帽子とかね。無理かな。まともな靴とか帽子売ってるところがないんだよねえ。まあAmazonとかでたくさん並んで入るけどこういうのは実際に手に取ってみないと判らないから通販ではなかなか買えない。まともな靴を売る店も無くなったね。

昔、アメリカ屋靴店のビジネスシューズを愛用していた。コレはスグレものだったね。床が滑らないんだよ。何故か。履き心地も良かった。ちょっと高かったけどね。ところが前回消費税を上げた時に起きた空前の不況で倒産してしまった。良いモノよりも安い物しか売れない時代になってしまったわけだよ。100円ショップとかね。悪いけど100円ショップ何だありゃ。ゴミだよ。オレに言わせると。一回でダメになる使い切りばっかり。というか100円ショップってそういう使い方が正しいのかな。

良いモノ、長く使えるモノはそれなりの値段がする。そういうものが昔はフツウに店に売っていた物だが今は探すのが大変だ。というか探してもないのかもしれないな。そういうモノはもう無くなってしまったのだろう。それを引き起こしたのは17年前の消費増税だという事をすっかり忘れてしまったのだな。また同じ事をしようとする愚に気がつく政治家もマスゴミも皆無だ。あの時よりも税率を上げると言うのだから正気じゃない。

マスゴミと自公のクズどもは早くも消費税が10％になった時の話を話してるがふざけんなよ。10％になど出来るわけがないだろう。連中は悲しいほど8％になった時点でどれだけ景気が冷え込むか全然判ってねえ。それとも判ってて言ってるのかな。判ってて言ってるのならまだ救いが、、、ねえか。とにかく8％に増税した途端に17年前の悪夢が再び起きる。駆け込み需要を勝手に景気回復と解釈するバカども。それだけ増税に対する危機感が大きいという事だろうが。3％ぐらいカンケーネーと思ってたら駆け込むワケないだろう。

さて、週末の宝くじ売り場は人だかりだったねえ。一等なんてこの町はおろか県内からも一本出るかどうかの確率だ。それこそ金をドブに捨てる様なもんだ。3,000円でマグロの柵でも買った方が遥かにリッチな気分に浸れるものを。宝くじはもう随分買ってないなあ。オレが宝くじを買うのは上手く行ってない時だったなあ。それ以外にすがるものがないんだよね。ある同僚が言ってた。一等当たったら会社を辞めると。やめて何するってワケじゃない。とにかく仕事がつまらねえわけだよ。仕事が順調な時は宝くじなんて買う気がまったく起きない。だって絶対に当たらないんだから。

数学的にはゼロといわれる奇跡的な当選の可能性に期待するわけだから真っ当な精神状態じゃないよねえ。自分に奇跡が起きると思うんだから。まあそう思わない事にはやってられないぐらい毎日に希望が無いワケだよね。最近宝くじを買わなくなったのは別に上手く行ってるわけでも何でもなくて、絶対に当たらないという事がようやく判ったからに他ならない。3,000円あったらガソリン一回入れられるな、とか考えるとね。

しかし、もう少し当たる人増やさないとイカンでしょうが。もう皆さん絶対当たらないって諦めてんじゃないの？売上げが随分落ちて来てるらしいよね、宝くじ。今回一等の金額を上げる事で売上げを伸ばそうと思ってるのだろうけど、そうしたらまた一段と当たらなくなるからね。全国で60本なんて本数じゃ多分オレの県内はおろか東北６県でも数本程度でしょ。あのスーパーの横の宝くじ売り場から当たりが出ると思う方がどうかしてる。

それでも買うしか他に希望が無いという今の地方経済を何とかしてもらいたいが、バカどもは真逆の事に夢中だ。自公に投票した連中はどう思ってるんだろうねえ、このザマを。このアタマに来るザマを。

「パシフィック・リム」DVD発売

「パシフィック・リム」のDVDが発売された。素晴らしいッ！！ギレルモ監督。こんな素晴らしい映画を作り出した貴方にはどれだけ賞賛の言葉を用意しても足りる事はない。夢を叶えてくれたギレルモ監督に乾杯。

オレは映画館に二度足を運んでこの映画を観た。同じ映画を２度見たのは寅さんの「男はつらいよ」以来人生で２度目だ。多分三度目はない。あるとしたら監督が続編を作った時だろう。三度目が来ると思いたい。それだけでこれから先の人生が随分と明るく感じられる。この先監督が続編を作る事以外にこれからの日本に希望が何か持てるかい？

これで終わりならそれはそれで仕方がない。こういう映画を観る事が出来ただけでオレは夢が１つかなった気分だ。この歳になってこういう映画を観られるとは。人生も捨てたもんじゃないってか。そのぐらい素晴らしい映画だ。
さっそくAmazonから送られて来たDVDを爆音サラウンドで鑑賞。素晴らしい。何度書いても書き足りない。素晴らしい。本当にこんな映画が作られるとは。ありがとうギレルモ監督。会った事はないけどきっと良いヤツに違いない。

さて、この素晴らしい映画にケツつけやがる、じゃないケチつけやがるスットコドッコイがいるんだよなあ。そういう輩はトーフのカドに激しく頭打ちつけろや、バカ野郎が。興味なかったら黙ってすっこんでろ。この映画の素晴らしさがワカラン唐変木どもがッ。

ちなみにオレは推理モノがまったくダメなんだな。まったく興味が持てない。面白さがさっぱりワカラン。だからといって、コナン君は面白くねえ、とはAmazonのレビューには書かん。ブログには書くけどね。個人の感想なんざ個人のブログに書いとけよ。それに共感出来たら読めば良いし、バカ野郎が何言ってやがると思ったらスルーパスすれば良い。ワザワザAmazonのレビューに匿名をいい事にバカ書いてんじゃないよ、まったく。

そもそもそういうヤツは映画観てないだろ。この映画は興味のある人しか観ないはず。ロボットに興味が無い人が評価が高いからってワザワザ映画館に観に行くか？今どき。もしそうだとしたら可哀想な人だよ。自分が何を観たいのかも判らないで他人の意見に左右されるって事だろ。オレは興行成績がどんなに良くてもコナン君を観に行く事は絶対ない。

さて、オレには最高ランクのSF映画「パシフィック・リム」だったが、一昨日Amazonから送られて来たDVDを爆音サラウンドで観て気付いた事がある。そうそう、爆音に怖じ気づいてトイ君とチビチビが部屋の隅で小さくなっていた。その一方、お嬢のナナは腹を出してテレビの前で爆睡。ダックってヤツは動じないんだな。雷にも全く臆する事がない。他の連中は震え上ってエラい騒ぎになるんだが。

気付いたのは映像のクリアさ。オレは映画館で観た時は3Dだったから余計に暗く見えたのかもしれないが、夜のシーンや海底のシーンが暗過ぎて何だか判らなかった所があった。そういう映画なんだろうと思っていた。画面が暗いと言う声が散見されていたからそういう風に感じる人は少なからずいたんだろう。ところが今回自宅のTVで観たら夜のシーンも海底のシーンもよく見えるじゃないか。これは一体どういうことなんだろうか、と思った時に気が付いた。映画館のスクリーンがそもそも暗いのだ。

以前、映画館で観た映画をTVで冒頭の数分だけ放映していた事があった。その時も夜のシーンだったが、TV版はハッキリと見えていた。ところが同じシーンは映画館では暗くてよく判らなかった。おまけに画質が荒くてクリアじゃない。失望したよ。映画館に。ただデカイだけで彩度も画質も劣化したものを見せられていたのか、と。ワザワザ映画館で劣化したものを見せられていたわけだ。

まあ地デジの前のアナログブラウン管TVなら判らなかっただろう。ビデオもテープだったから画質は良くなかった。しかし、時代は変わってアナログからデジタルになった。画質は飛躍的に向上した。サウンドもサラウンドになり田舎の映画館よりも臨場感のある音で映画が観れる時代になった。こうなるとワザワザ映画館へ行くメリットって一体何だろうね。

今年は「映画館に映画を観に行く」というオレのマイブームだったから何度も映画館に足を運んでみた。何カ所か違う映画館にも行った。しかし、残念ながらどこもだいたい一緒だった。近い将来映画館は首都圏の様な大都市にしか存在しなくなるのではないかと思わずにはいられない。観客がほとんどいない。貸し切り状態が何度かあった。ハリウッドのSF大作映画ですら無惨な有様。「パシフィック・リム」はまあ多かった方かな。一番多かったのは「風立ちぬ」。とは言え半分も埋まってはいなかったが。

こんなザマじゃそれもうなずける。今年映画館へは10数年ぶりに行ったわけだが、10数年前と何ら変わっていなかった。ガッカリした。本当に心底ガッカリした。10数年前と何も変わっていないなんて映画館以外にどこかあるかな？それぐらい変わっていない。もちろん悪い意味で。これだもの映画館に足を運ぶ人は減るわな。じきに公開と同時にDVDが発売になる日が来るかもしれない。というかそれで充分。あんな映画館で観るぐらいなら自宅で大型TVで好きな時に好きな格好で好きな冷えたビールでも飲みながら観る方が遥かに楽しい。もはや比較にならん。海外製のDVDは価格も下がってるしね。

しかし、邦画。DVD売る気ゼロ。どういうつもりなんだろうね。価格が少なくとも洋画の倍以上はする。誰が買うんだ？と思うんだが、好きな人は無理して買ってるんだろうねえ。価格を下げて販売数を拡大するという発想は皆無だ。高速道路と一緒だな。そんな料金設定で誰が高速を使うんだ？と思うんだが値下げする気配全く無し。それどころか来年4月からETC割引は止めると言い出しやがった。この田舎ではETCゲートを通るメリットなんぞはもともとないからね。ガラガラだし。割引もないとなるとETCをつける人はいなくなるんじゃないか？まあその前に車で遠出する人がもうザラなわけだが。



そういうわけで、悪い事は言わん。「パシフィック・リム」買っとけ。特典映像凄いから。色々な意味で。こんな特典映像観た事無いよ。多分初めてじゃないか。それは観てのお楽しみ。

雪かき

我が町にも冬のイルミネーションが。




そして翌日ドカ雪。今冬初雪かき。憂うつな季節の到来だ。今年も暖冬は夢のまた夢だったか。

そうそう、昨日は誕生日だった。この歳では誕生日などめでたくも何ともないわけだが。
いつもは自分の誕生日などすっかり忘れている。会社の決済を書いてる時、日付を記入する段になって今日が誕生日だと気付いた事があった。最近では決済も書かないから完全に忘れている事が多い。

今年はホームセンターで「スノーダンプ」を買って来て、家に帰って来てレシートの日付を見て今日が誕生日だと判った。今年のバースディー・プレゼントはスノーダンプというワケだな。エンボス仕様のくっつきにくいスノーダンプらしい。さっそく使ってみたら結構いいあんばいじゃないか。これで少しは雪かきが楽になる

ワケが無いだろうがッッッ！！

まったく忌々しいったらありゃしない。どこが温暖化だこのヤロウ。エジプトで数十年ぶりに雪が降って驚いてるらしいじゃないか。まあ連中はそれも温暖化のせいというのだろうなあ。

冬囲い

寒くなって元気なのはアホウどもばかり。




ようやく冬囲いが終わった。明日ぐらいから本格的な雪になる様子。ギリギリ間に合った。まあ去年も終わったのはドカンと降る前日だった。もっと早くやっておけば良いんだが。言い訳になるが、今秋は雨ばっかりで全く晴れ間がなかった。例年は落ち葉を集める事が簡単に出来るのだが、今年は落ち葉が雨ばっかりのせいでべっとりと地面に貼り付いている。結局、秋晴れは一日だけで冬本番を迎える。憂うつな毎日だ。

今年を漢字一文字で表わすとしたら迷わず「雨」だな。とにかく雨ばっかり降っていたからね。8月には記録的豪雨でエラい事になった。GWの頃は小雨で農作物の生育が心配されたが、その後はもういい加減にしやがれこのヤロウというぐらい降った。秋になってもまったく晴れる事無く雨ばっかりの毎日。そしてそのまま冬になる。これだもの平均寿命も自殺率も全国ワースト記録になるワケだ。

先日NHKを観ていたら、平均寿命のワースト3が北東北の三県だった。青森、秋田、岩手。ゲスト？の弘前大学教授が何が原因なのか原因が判らない様子でチンプンカンプンなことを言っていた。バカ連れて来るなよ。まったく。もう１人の伊奈かっぺいはもう今さらそんな事どうでもいいだろうという様な投げやりな自虐ギャグを連発。しかしこの人も老けたねえ。最初誰だか判らなかった。

結局原因はオレが前から言ってるけど、地域性だ。それも食生活とかじゃなくて気候。気温差とか日照時間とかそういうものに左右しているんだろう。人も生き物だからね。生き物はすべて天候気候に左右される。ガーディニングとかやってたらよく判る。冷夏だと稲も育たんだろう。人も同じだ。いつもどんより曇って雨ばっかりで人が長生き出来るわけもない。

ところが原因が人為的な物じゃないと困るわけだよ。天候が原因だと対策の打ようが無いからね。だから塩分だのアルコールだの運動不足だのを理由にして全然ピントの外れた対策を持ち出して来る。原因はそれじゃないんだからいつになっても改善しない。そうすると今度は、ちゃんとやらないから効果が出ていない、と言い出す。もっと徹底的にヤレというワケだ。いつもの手だな。効果がでないのは改革が不十分だからだ、とヘイゾーがエラそうにTVで言ってたじゃないか。原理主義者の良く使う手だ。

出来ないのは、効果がないのは、やり方が不十分だからと言ってどこまでも押しつけようとする。本当は原因はそこには無い。だからいくらやっても効果は無い。だがそれはやり方が不十分なせいだと主張するワケだ。完全に実行など出来るわけが無いからね、なんでも。要するに詭弁だ。だいたい、100％完全に実行しないと効果が出ない様な政策を持ち出す方がおかしいのだ。有効な方法は少し始めても効果は必ず出るだろう。100％やらないと効果が出ないなんて方がどうかしてる。早くそれに気が付けば良いんだがなあ。

別に気候のせいでもいいじゃないか。間違った処方箋で間違った対応策に無駄な時間と金を使わなくて済む。天候が原因だと判るとまた別の対処法も見つかるかもしれんし。アメリカ人は、白人だが、皮膚がんが多いといわれる。日本人にはあまり馴染みがないガンだ。この皮膚がんの発生率が地域毎に違うという調査結果が出た。日本だったら東北三県みたいに、食生活ガー、とか言い出すんだろうが、アメリカの大学が調査に乗り出してる。研究者の仮説は皮膚がんは天候と関係があるのではという事。

ガン予防にはビタミンDが効果的なのだとか。このビタミンDは太陽の光を浴びると体内に作られる。つまり皮膚がんの多い地域は曇り空が多くて住民は太陽光を浴びる時間が少ない為、体内に作られるビタミンDが他の地域の人よりも少ない。だからガンの発生率が高くなってるのではないかというのだ。あくまで仮説なので今は実証実験中という記事を呼んだ事がある。もし仮説が正しければ、多分正しいと思うけどオレは、対処方法は根本から考え直す必要が出て来る。

で、青森。多分、市町村ごとに調べたらハッキリした特徴が出るんなじゃないかな。というか行政はもうそういうデータを持ってるだろうねえ。持ってて公表してないんじゃないのかな。何でも隠したがる日本の役人根性だからなあ。それを調べたらすぐに判るだろう。同じ県でも太平洋側と日本海側で全然違う数値が出るはず。その違いは食生活じゃない。住んでる所の気候だ。気温とか日照時間とか湿度とか。

根拠のない思い込みやデマを真に受けて無意味な健康管理をやらされてる可能性が大きいとオレは思うね。塩分なんかそう。一番摂ってる長野県が平均寿命でトップだから（塩分摂取は長野は6位だった、一位は山梨）塩分と寿命の因果関係はないということだろ。いまだに塩分摂り過ぎだと言われる北東北三県だが、今どきは日本中どこでも同じチェーン店が同じ食品を提供している。青森だけジャスコやマクドナルドやローソンが塩分高めの食品に仕様を変えてるなどという事は絶対に無い。あったら面白いだろうなあ。各県ごとに味を変えてたりしたらそれはそれで面白いじゃないか。

東京の味付けもかなり濃いからね。ラーメンの汁なんて飲み干せないよ、辛くて。関東では塩辛いを辛いというんじゃなかったかな。とにかく東京の味付けは実は相当に塩辛い。逆に塩分にうるさい東北の方が実は塩分が低いかもしれない。ところがいつまでたっても効果が出ないからいまだに青森県人は塩分摂り過ぎだと言うわけだ。口を開くと塩分控えろばっかりだが、じつはもう東北の塩分摂取量は全国平均とあまり変わらない。関東圏の方が高かったりするんだが、口を開くといまだに塩分摂り過ぎの話しかしない。

それ以外に原因を探すと色々と面倒なわけだな。人為的に変えられない事が原因だと今さら言うわけにもイカンだろうし。温暖化とCO2は実は関係がなかった、なんて今さら言えんからね。同じ事。本当の原因は他にある。それを突き止めるのが研究者たる者の使命だろう。ところが自分の研究を続ける為にデマを流す事がまかり通る。まあそれでも日本は世界第三位の経済大国だ。研究者がデタラメな事を言いふらしても今の所は特に問題にはなっていない。まあ学者ってのは結局後出しジャンケンだからこれから先に起きる事には何の影響力もない、ワケでもないんだよなあ。

来年の消費増税だよ。財政再建が増税で出来た国はないッて言うのに。まあ今さらホントの事を言ってもどうにもならんのかも知れん。財政再建の為に増税が必要だというしかないんだろう。本当は財政再建と増税は関係がない。いやまあ、まったく無いわけではないだろうが、増税しないから財政が破綻すると言うロジックはウソだな。しかし、これまた原理主義者の詭弁と同じだ。消費増税が少ないから財政が改善しないというウンザリするへ理屈だ。いくら増税しても財政は改善しない。それは増税が足りないせいだと言うわけだ。消費税25％にしてもまだ足りないといってる。正気か。そんな事をしたら経済が成り立たんだろうが。そういう事を経済学者が言うんだよなあ。自分でスーパーとかで買物した事無いんじゃないか？

とにかく、来春には8％の消費税になる。これでも絶望的なのに更に翌年秋に10％にするというのだからもう目の前真っ暗だ。多分8％にした時点でエラい騒ぎになると思うけどね。すくなくとも17年前は2％上げただけでエラい事になってる。もうみんな忘れてしまってる様だが。同じ事が起きると思う方がフツウだと思うんだが、政治家もアナリストとかも随分と楽観主義者だよなあ。早い話がタダのバカ。自民がバカ過ぎて笑えない。自民に投票したヤツは何も考えてないだろう。

民主主義は多数決だ。異論はない。与党が過半数の議席を獲得して多数決で政策を決定して何が悪いというコメを見かけた。間違っていない。そこだけ見たらね。でも、まず自公は国民の過半数の票を得ていない。得たのは有権者の18％だ。国民の過半数が自公を支持していない。では選挙に行かなかった国民は白紙委任状を出してると言うべきか？確かにそうかも知れないが、委任状は自公に出してるワケじゃない。投票に行かなかった半分の国民は自公に白紙委任状を出したワケじゃない。それを自公は勘違いしてる。そして選挙に行かなかった国民は何をやっても構わないと思って行かなかったワケじゃない。オレが選挙に行かなくてもまあ無体なコトはしないだろう、という暗黙の了解の上で棄権している。とオレは思う。

とオレは思ってる。選挙に行っても行かなくても何も変わらん、と思ってる人はまさか自公が好き放題に勝手な事をやっても構わんとは思っていないはず。その認識のズレが危険な状態になっている。選挙に行かなくても政府はそこそこフツウに上手い事やってくれると思ってるんじゃないか。ところが、棄権は白紙委任状と見なすと言う解釈だよ、それも政権与党にたいしての。判って棄権してる人はいないと思うね。で、今頃大騒ぎしてる話。文句があるなら選挙に行ってオレを落とせよ、と。民主党のオカダが言ってたよ。気に入らなかったらオレを落とせば良い、と。そうじゃないならオレの言う事を聞け、ってなモンだ。

自公は圧倒的な議席を得た。しかし自公に投票したのは国民の18％にすぎない。5人のうち4人は支持していないとも言えるわけだが、論調は国民の民意は自公にあるという口ぶりだ。自分が選挙に行かなくても何も変わらんし、まあ適当にうまい事やってくれるだろう、なんてもう通用しないよ。まあもう手遅れだけど。来年春から増税だし。黙っていても無関心でいても悪いようにはしないだろう、なんて思ってる人きっと多いよねえ。もう今の自公は違うからね。何をやってもいいと思ってるフシがある。デモで声を挙げる連中にテロと変わらん、という感覚は自公の圧倒的多数の議席は国民の圧倒的得票で得たモノだと勘違いしているからじゃないか。今さらだが次から選挙には考えて行くようにした方がいい。まあ、つぎの選挙の時にはバカな国民はもうみんな忘れてるとナメ切ってる様だが。それがその通りだから救いが無いよ。

安堂ロイド

本当に久しぶりに青空を見た気がする。車の点検に行って来たが、気になっていた箇所は結局直せなかった。こういう機械モノは、今どきの物は、直せない感じだね。前のアクセラも結局キーキー鳴る所を直せなかった。症状は確認したと言っていたが結局部品を交換してもダメだった。まあ気になると言えば気になる。ならないと言えばならない。最後は気にならなくなっていた。

今回のレガシィも唯一の不具合箇所が運転席側の窓ガラスのガタつき。最初は大丈夫だったのだが山道を走ってる間にカタカタ鳴る様になって来た。まあ冬場はだいたい締めて走るけど夏場は窓開けるからね。助手席は鳴らない。ということはやっぱりガタついてるのだ。が、やっぱり異常無しで帰って来た。ナンダカ前よりもガタついてる感じだ。田舎のディーラーの整備士には無理だったか。まあ、昔から車の整備には当たった事が無い。みんなハズレばっかし。車検に出したら壊れて帰って来た事さえある。「動かなくなったんですけどどうしますか？」だと。千葉のディーラーだよ。日産はどこもダメだね。MAZDAもそう。そしてスバルもそうか。やっぱりTOYOTAなのかなあ。

さて、話変わって「安堂ロイド」。



オレは結構面白いと思うけどね。あんまり視聴率が良くないらしいけど。視聴率が高いから面白いというワケでも良いドラマというワケでもない。このドラマはキムタクが主演でそれだけが話題として取り上げられるが、ドラマの内容は結構本格的なSF物だ。原作はなくて多分TBSのオリジナルかな。ドラエモンのパロディとかちょっと如何なものかなと思う部分はあるけど、特殊効果もそれなりにリアルだし設定もオレみたいなSF好きにはたまらない感じで良いと思うけどなあ。

まあオレが面白ければそれで充分なんだけどね。他のヤツらがどう思おうが関係無い。そりゃSFに興味のないヤツが見てもツマランだろう。キムタクだからコテコテの恋愛ものを期待した向きには肩透かしでブーたれてる様だが、ありきたりな恋愛モノも禅問答の様な刑事モノも半端にリアルで不愉快なダンダリンなんかよりはるかに面白い。いいじゃないか、キムタクがSFモノをやっても。会話シーンだけの刑事モノよりもはるかに動きはある。デカが拳銃を撃つなんて久しぶりに観た気がする。

「原子還元処理」を申請する、とかキムタクが言うのを聞くとオレなんか拍手したくなるね。使われてる特殊効果もかっこいい。瞬間移動とか You tube で流行るかと思ったがマネしていたのは１つだけだった。あんまり参考にならなかったが。いや、彼は挑戦したのだからその姿勢は素晴らしい。

しかし、なんだかなあ。コレがアメリカだったら翌日にはハウツー動画が山の様に投稿されてるぞ。ガッカリだよ。みんな一体何観てんだかなあ。「瞬間移動」と「原子還元処理」のシーンがキモでしょうが。今度ウチのトイ君を使って原子還元処理やってみるかな。いや、本当に原子還元処理したらエラい事になるけど。引き出しから出て来るシーンは作り方が判っていた。コレは案外簡単に作れる。でも簡単だからチープというわけじゃない。アイディア次第で簡単な処理でも効果的なシーンが作れるという事だね。

実はおれも「瞬間移動」は先日You tube に投稿してみた。「安堂ロイド」が始まる前なので消え方が違うけどね。オレのは You tube でハウツー動画を見つけてマネして作ってみたんだが、ハウツー動画は全部英語圏だったよ。なんだかねえ。日本人こういうのに興味ないのか？オレは「Xメン」観た時にコレは作ってみたいと思ったけどね。ナイトウォーカー・テレポーテーションとかいうらしいね。向こうでは。

「原子還元処理」のシーンに出て来る光球も You tube に似た様なシーンの作り方が投稿されているんだが、なにしろぜんぶ英語だよ。もちろん字幕無し。作成に使う画像処理ソフトがAfter effects という素人には絶望的に難しいソフトなんだよねえ。ただでさえ操作方法が難解なのに更に全部英語の解説。この歳になってホントに英語の必要性を痛感するね。話せなくて良いんだよ。言ってる事が判れば。どうせ日本人の英語なんかネイティブには判りゃしない。

それにしても得られる情報が全部英語圏と言うのは如何なもんですかねえ。エラそうにウンチクたれてる連中のネタ元は全部海外のネット情報だ。裏を返せば日本語圏の情報はみんなハズレという事だな。ウソばっかり垂れ流すマスゴミ見てたらよく判るだろう。海外メディアの情報の方が遥かに正確で役に立つ。You tubeを見てるとそれがイタイほどよく判る。有益な動画は総て海外の物だ。国産の動画で役に立つ物はほとんど無い。ニコ動をみれがよく判ると思うが。

なんだろうね。日本人はマジメに語るのが恥ずかしいのかな？自分の持ってるスキルを披露するのが苦手なんだな。それで照れ隠しに笑えない動画を作ってふざけてるつもりらしいが実に痛々しい限りだ。外国の連中は違うからね。何の躊躇もなく自分の持ってるスキルを真顔で公開してる。まあ自己顕示欲の違いかもしれんが、このままでは確実に日本人はとり残されるね。というかとり残されてるか、すでに。

そういうわけで、キムタクの瞬間移動のハウツー動画は今の所見当たらなかった。だいたいは作り方が判るんだけど、というか理屈はね、多分こういう方法だろうと。多分キムタクを背景レイヤーに別レイヤーで乗せてそれをエフェクト効果で消してるんだろうけど、そのパラメーターがワカラン。ってこのソフトに興味のない人にはサッパリだね。オレもホントは全然判ってないけど。

ともかく、あの空間がわずかに歪む所がキモなんだがアフター・エフェクトのどのエフェクト効果なのかが判らない。今度ウチのアホウどもを使ってイロイロ試してみるかな。

雨ばっかり

もう12月か。相変わらずの曇り空＆雨ばっかり。こんなに雨ばかりの秋って記憶に無いんだが、温暖化のせい？




紅白に「あまちゃん」コーナーってあるんだか無いんだか。「潮騒のメモリー」がない紅白なんぞ観る気もしない。もっとも、もうずっと紅白観てないが。会社に勤めてる時はずっと紅白が観れる様な仕事じゃなかったからね。その間に紅白はもうオレの知ってる紅白では無くなっていた。

今さらオレにしたら紅白もねえワケだが、今年は「あまちゃん」で久しぶりにシングルCDを買った。Amazonでスコアも買って練習してる。潮騒のメモリーって結構難しいんだよ。聴いた感じは簡単そうに聴こえるけどね。テーマソングもそう。これまた結構難しい。練習して来年のストリートライブで演奏してみようかと思っているんだが、その頃には世の中どうなってるかねえ。

4ヶ月連続で自動車販売が前年を上回ったらしい。ご近所を見渡してもそれは実感出来る。結構皆さん車買い買えたり買い増ししたりしてるからね。買い増しはほとんど軽だね。オレも冬の雪捨て用に軽トラが欲しい所だが安くても50万以上はする。雪捨ての為だけに50万使って軽トラ買うぐらいなら業者使って雪かきしてもらった方が安くつくかな。去年はそろそろ今頃からドカーンと来てるんだよなあ。雪が。

春先はまだ消費増税がハッキリしなかったが、夏頃にはもう増税は決まりだった。だからそのぐらいから皆さん急に車を買い替えてる。この田舎の町でもハッキリ判るぐらいだから全国的に起きてるんだろう。地デジの時と一緒だ。数年分の売上げを先食いしてるだけ。来年以降この反動でまたエラいリストラが横行するんだろうねえ。フツウに考えたら判りそうなもんだが、アナリストというバカどもは来年の落ち込みは少しですぐに持ち直すと言ってる。そうだと良いんだが。

再来年に更に2％増税して10％にすると言うのだから正気とは思えん。3％から5％に上げた時に何が起きたかもうみんな忘れてしまったのだな。証券会社や銀行がつぶれたのを。2％でもエラい事だったのに今度は3％だよ。翌年更に2％上げて10％にするなんて正気とは思えん。まあ外道企業どもは海外に売れるから問題無いと思ってるんだろう。そんな事がいつまでも通用すると思うなよ、この大バカヤロウども。世界は日本みたいに天下泰平じゃないぞ。まあタマを抜かれた日本人にはもう反骨精神も何も無い。羊の群れに何が出来る。

しかし、日本の政治の弱点かと思われていたコロコロ変わる総理の短命政権とか衆参ねじれとかいつヤルかワカラン衆議院の解散とか、そういうものって実は日本の政治の安全装置だったんだな。与党に圧倒的議席を与えた結果がこの有様だよ。何か国民にとってメリット有ったか？極一部の拝金外道ども以外のフツウの慎ましい庶民には鬼の様な政策目白押しだ。

円安で一体何が起きたか。いくら節電しても追いつかない電気料金の値上げ。ガソリンの高止まり。灯油の高騰。何が温暖化防止だこのヤロウ。もう好きなだけムダに電気やガソリン灯油を使える人がどこにいる。連中は口にしないが実はもうずっとガソリンの消費は減ってるんだよ。だから日本中でガソリンスタンドが次々消えてる。オレの町では160円／?が定位置になってしまった。10年前は100円だったんだぜ。冗談じゃないよなあ。

今度は太田クズ野郎大臣が来年四月から高速料金のETC割引をやめると言い出しやがった。消費税は上がるわ高速料金上がるわ円安でガソリン上がるわ、心配しなくても二酸化炭素なんか増えねえっての。何で増加してるんだよ。工場みんな海外に移転してるくせに何で国内の二酸化炭素が増えるんだ？人口も減ってるんだろ？増える意味が分らん。原発停止のせいか？それで原油ガンガン燃やしてるからか？省エネの為に熱中症で死ぬまでエアコン付けないでるのに？節約で暖房も着けないで寒さでガタガタ震えてるのに？

高速道路走った事あるのか？バカ太田大臣は。ガラガラだよ。バカ高い高速料金取るもんだから高速使うなんてセレブの方ばかりで庶民はみんな下の国道を走ってる。だいたいコイツこの間選挙で落ちてもう引退するのかと思ったら未練がましくまた選挙に出てきて空前の低投票率の東京でソウカの組織票でギリギリ当選した公明党の老害議員だろ。それがいきなり大臣かよ。まあ役所のイイナリの便利な良い大臣なんだろう。自分で車を運転もした事が無い浮世離れした連中が道路行政を決める愚。まあそれはどこの役所も一緒だが。

しかし、その公明党がまたここまで自民にすり寄るとは驚きだ。公明党の支持者ってセレブばっかりだったんだな。驚いたよ。年金暮らしのお年寄りが支持母体かと思っていたがそうじゃないな。それだったらここまで自民の反庶民的政策に唯々諾々と従うはずが無い。公明党支持者は勝ち組だったのだ。認識甘えよなあ、オレ。

さて、能天気なアナリストどもも実は判ってるはず。消費増税したらどうなるか。「たかが3％」じゃないからね。合計で8％だから。それ忘れてるんだよなあ。それがあらゆる物に課税される。たかが3％なんていうヤツは前年比で利益を3％上げる事が今のこの状況でどれだけ大変かまるで判っていない。景気が良いのは駆け込み需要の恩恵を受けてる業界だけ。だが駆け込みが終わると反動も大きい。車や住宅なんて滅多に買い替えるもんじゃない。この先当分は売れない車に売れない住宅に苦しめられる事になる。間違いない。

そういう事が全部杞憂だったら良いんだけどねえ。