桜は晴れが似合う。というか、外で撮る写真は晴れた時じゃないと残念な絵にしかならない。
青空以外で桜の写真を撮るともう残念以外の何者でも無くなる。桜に責任は無い。
野外の花の写真も晴れた時じゃ無いと写してもがっかりさせられるだけだ。
室内の場合は光の加減が良い感じになってくれるのだが、外で撮るときには晴れ以外は無しだ、と思う。
さて、無策な政府が国民を地獄へ叩き落とそうとしている。無論彼らにそういう意図はないのだろうけれど、結果としてそういう事になっている。
バブルが弾けた後日本はずっと経済成長が無い。企業は儲かってるというが、GDPの総額は20年全く変わっていない。つまり全く成長していない。
そしてこの20年、政府は同じ事しかいっていない。金が無い。財政が厳しい。そればかりだ。
自分で金を刷れるくせにどうして金が無いとそればかりを言ってるのだろうか?最近のネットの論調は、政府(財務省)は頭がおかしい、という感じだ。
もし僕が自宅のプリンターで札を好きなだけプリント出来るのなら金がないという話は無いわけで、どうしてそれをしないのか、という話で持ちきりだ。
いやいや、そんな事したら円の価値があっという間に下がってしまう、という人がいるがそんな事が過去にあったのだろうか?
今まで起きたこともないことを心配しているだけじゃないのか?まあ実際にガンガンお金を刷ってみたら分かる話だが。
そして国の予算執行に必要なお金は国民の税金から行われている、というのも実際には違うようだ。
集めた税金の中でしか国が金を使えないという事は財務省のデマという話だが、そうなるといったい税金というものは何の為に集めているのだろうか。
僕も長い事政府は集めた税金で事業を行って来たと思っていたが、自由に金を作れる政府がどうして国民から集めた金しか使えないのか。
必要な金などいくらでも政府が作り出せるのだから。
そんなことをしたら大変な事になるー、と言われてるが実際にそれをしたのが中国だ。
中国は金がいくらでもあるという話を聞くが、そのいくらでもある金はどこから来たのだ?中国政府がガンガン金を作り出したからじゃないのか?
ではそんなことをした中国は破綻したか。中国はそんなことをしていたら破綻するといわれていたが破綻どころかアメリカに肩を並べる大国になった。
その豊富な資金はどこから調達したのだ?誰かが中国に金を出したとか?国民から税金を搾り取ったとか?
そのお金は中国政府が作り出したのだ。どこにそんな金があった?って国はいくらでも金を刷れるんだから、資金不足などという事はないのだ。
もちろんどこの国でも自国の通貨を好きなだけ刷れるというわけではない。お金の価値は信用で決まる。
発展途上国が100兆円分の自国通貨を用意しても、100兆円分買い物が出来るわけではない。その価値が無いと思われたらただの紙屑でしかない。
もし日本が今100兆円の経済対卓を打ち出したら円の価値は紙くず同然になるのだろうか?
財務省はそう思ってるという事なのだろうね。そんなことをしたら円の価値、国際的な価値が暴落すると思ってるのだ。
そして政府が発行した国債を全て税金で回収しようとしている。では集めた税金で国債を政府が買ったらどうなるか。
国内からその国債分のお金が消える。1000兆円の国債を全て政府が買い取ったら、政府の借金とやらは無くなるのだろうが、
国内から1000兆円のお金が消える事でもある。それは国民にとってどんなメリットがあるのだろうか?
日本国内から1000兆円のお金を消し去って一体どうしようというのだ?
円の価値を極限まで高めたいとか?まあ物は数が減ると希少価値が上がるわけだが。円も同じ事を考えてるという事なのかな?
唯一お金を作り出せる国がお金を今まで出して国債を全て回収した後にいったいどういう事が起きるのか。
国は税金など集めなくても自由にお金を用意できるのだ。ただそれをしたら円の価値が下がる。
では発行した国債を全て税金で回収したらどうなるのだろうか?
政府は今、どうなるかわからない実験をしてるわけだ。国債を全て回収した後にいったいどういう日本経済の姿があるのだろうね。
隣の中国は好きなだけ金を刷ってるわけだが。アメリカもそうか。
そもそも財源問題など日本にはない、というのが最近の財政拡大主張派のスタンスだ。金はいくらでも刷れる。
ただし、やり過ぎると円の価値が下がる。その見極めさえしっかりしてたら問題はない、というスタンスだ。
ただ、今の政府や政治家では心配だという向きも痛いほど分かる。本当に無能だ。いや、もともと能力などないのだ。
日本の政府には物事を解決したり改善したり作り出す能力が全くない。持ってるのは許認可権だけ。それはクリエイティブな能力を必要としない。
裁判官が新しい法律を作り出す事はない。今ある物に対して判断するだけ。今までの基準に従って。
日本の創造は全て民間企業が創意工夫で生み出した物で、政府は何らのアドバイスも無い。アドバイスどころか規制という反対をするだけだ。
今回のような経験したことのない危機に対しても、政府は民間が何とかしてくれないかと思ってるのじゃないか?
だから援助も支援もない。今までそんな事はして来たことが無いのだ。いつでも民間が国民が努力と工夫で何とかして来ただけだ。
唯一できるのはその国だけが持つ貨幣発行だが、それすらもしないというのであればいったい国は何の為にあるのか。
今こそ国が何とかしなければいけない時なのだが、悲しいかな日本政府にはそういう能力が全く無い。
政府は民間が国民が何かを自力でやる事に対して協力するか規制するかのどちらかしか出来ない。
自粛で多くの小売店が絶滅しかけてるときに政府はいったい何ができるのか。
政府ができる事は何も無い。政府はそれを自覚しているのだろうかも知れない。
唯一できる事をやりたく無いというのであれば、政府はもう国民にとって不要な存在でしか無い。