失われた20年が始まった日オレがサッカーが嫌いな理由 だからあのときカズを出しとけば だからカズを出しとけば良かったものをだから「カズ」出しとけば良かったのに。コロンビアはWC最年長記録更......
結局今日のサッカーは負けたが、得失点差で2位に入り決勝リーグへ進出が決まった。やれやれまたバカ騒ぎが続くのか。
別に僕は日本が負ければいい、と言ってるわけではないから誤解の無い様にしていただきたい。まあ普通に読めばわかることだけれどね。
僕が言いたいのは、必要以上にサッカーにばかり前のめりを演出するマスコミの姿勢だ。 特にNHK。お前がこんなにはしゃいでどうするんだ?非常に危うさを感じる。
浮かれバカ騒ぎを演出してる裏で重要な悪法が参院を通って成立した。例の働き方改革だ。一部の高プロの話とタカを括っていてはいけない。まあ法案が成立してしまったからもう手遅れだが。
この法案は経済界の悲願だった。過去二回国会に提案してその2度は自民が手痛いしっぺ返しにあっている。今回が三度目の正直だったわけだが、昨今の自公の無理強い姿勢がモロに出て法案を通してしまった。
過去二回と違って今回は大きな反対の流れが出来なかった。過去2回ともネットではそれなりの反対世論が形成されたものだが、
今回はサッカーに夢中に鳴っていたわけでもあるまいが、全2回に比べると拍子抜けのように簡単に通ってしまった。
これが自分にはカンケーネーと思っている現役世代が多いとしたらとんでもない。が、もう法案は通ってしまった。後になって、特区ってそういうものだったのか?みたいなことを言っても遅いぞ。
些細な芸能ネタには狂ったように反応するネット世代が、肝心なことには全く無反応というのが悪しき現代の傾向ということなのだろうなあ。
竹中平蔵が進めた規制緩和のせいで今では非正規が三分の一にまで増えた。早晩半以上が非正規労働になるのだろう。
この法案が通った時にネットでは、7割が自分は勝ち組になるからカンケーネーと言っていたのだ。おいおい、どこまでおめでたいんだ?と思ったものだが、
7割のリーマンは自分は勝ち組になれると思っていたのだからまあ時代だよなあ。
さてこの法案、同じように将来自分はカンケーネーと嘯いていられるものなのかどうか。まあ、これから現役の皆さんの問題でもう時期現役を引退する僕らの世代には関係がない。
僕の友人は滑り込みセーフ、と言っていた。ちゃんとわかっているのだな。だが、我々の子供達の事はどうなるのだ?
安い労働力しか眼中にない経済界。日本は難民は受け入れない、とか言っておきながらもう120万人の外国人労働者が在留してるというから呆れる。
これもまた激論になったが、移民を受け入れるかどうかの話。なんのことはないもう決着してたのだな。知らぬ間にもう120万人も移民が入って来ていたのだから。
資本家は安い労働力しか眼中にない。賃金が上がるわけなどないのだ。今のところデフレだが、賃金が上がらずとも物価は上がる。経済力が、国力が落ち始めると物価はすぐに高騰するだろう。
日本はあらゆるものに過剰な税金をかけている。来年はさらに消費税の増税だ。正気とは思えないが、野党までもが増税に賛成するこのイカれた時代。
増税で繁栄した国あったら教えて欲しい。財政難を増税で乗り越えた国家があったら教えて欲しい。おそらく日本がその歴史上最初の奇跡の国家になることを目指しているのかもしれない。
身の程を知らずに大騒ぎするサッカー扇動放送を見てると、これがサッカー限定の話であることを祈るばかりだ。
まあ冷めやすい日本は秋風が吹く頃にはW杯のことなどすっかり忘れて、今度はNHKが率先して東京オリンピックの話ばっかりやるようになるのだろうが。
サッカーもオリンピックも別にいいんだけどね。これが終わるから。延々と続く話ではないから。ところが、昨日決まった法案は延々と続くからね。
消費税は延々と続く話だからね。なんだか政府自公の連中は時間が経てば増税の影響が薄れていくと本気で思ってるところがある。恐ろしいほどの認識不足だ。
増税して支出を削減し続けるこの国の未来の姿は一体どんなものなのだろうか。その一端はもう地方都市に垣間見えてるわけだけれども。