らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

義援金

2008年05月17日 00時23分03秒 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、日系企業がまず義援金出せコノヤロウ、って書いたらキャノンとか東芝、コマツだったかな、中国でぼろもうけしてる日本の拝金外道企業が真っ先に支援を申し出たという記事が載っていた。やるじゃんオマエラ。と思ったのもつかの間、じゃあ何で国内の災害のときにやらねえんだよ、このヤロウ。結局、今回中国に恩売っておけば後で何かしらのメリットでもあると踏んだんだろ。国内でやらないで中国ではやると、ナルホド。国内では売る恩も無いってか。

とまあ悪意に取ると何でも悪意に取れるわけで、でもこれで日本に対する印象がずいぶん改善されたようなコメントが載っていた。もっとも何かあるとすぐに忘れてまた日本を叩くんだろうけどね。しかしこれで中国の右肩上がりの経済成長はかなり怪しくなってきたな。中国は日本のバブルの時のようなヘマはしない、と豪語していたが果たしてそううまくいくのかどうか。しかしよりによってこんなときに大地震とはねえ。オリンピックどころじゃないでしょ。一年ぐらい前ならまだしももうすぐじゃん。災害の規模が大き過ぎてオリンピックで被災者を励まそうなんて甘っちょろい次元じゃ収集がつかないだろう。被災地には相当の経済支援が必要になる。よもやこういう形でつまずく事になるとはその時までは誰も想像すら出来なかった・・・みたいな。

イヤ、こういう大惨事に対してはアレコレ批判するような事を書くべきではないな。去年、家の近くの河川が増水してあふれてきたときはスゲエ心配だった。今までは他人事だった災害が自分の身に降りかかるのかというだんになって初めて被災地の気持ちが分るような気がした。テレビでは全く報道されなかったが、親戚の家のある地域では、背の高さまで水が上がって、土砂が田んぼに流れ込んで凄い被害だった。テレビってのはその時だけですぐに次に行ってしまうが、被災地はその後の復興がエライ大変なわけだ。中国も今は死者の数とか被害の規模ばかりが報道されてるが、テレビが去った後、本当の苦しみが始まる。何しろ規模が大き過ぎる。日本で同じような規模の災害が起きたら国が傾くんじゃないだろうか。これからだんだんとこの大災害の影響が日本にも出てくるに違いない。どうにもイヤな事が続くなあ。

去年の大雨の被害だけで県の財政が厳しくなるぐらいだから、今回の中国の大地震による被害の影響の大きさは推して知るべしってところだが、隣の国のことだからカンケーネーってわけにはイカン。日本は中国の経済に相当依存してるし、中国も日本への依存度が高い。どちらかがコケればお互いに引っ張られてモロに影響を受ける。ミャンマーのサイクロンのせいだけでも無いだろうが,米の価格が国際的には2倍以上になったとか。で、ワケわかんネエのが日本のコシヒカリやアキタコマチも3割ほど値上がりしてるってそりゃあ便乗値上げじゃないのかよ。なんだかなー。何のための減反政策だ?米価吊り上げるためか?農業の本当の敵は誰なんだろう。

コメント
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