らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

記録的水害発生

2023年07月24日 00時40分48秒 | 日記・エッセイ・コラム
 
亀蔵まさかの帰還!

 亀蔵が桶から逃げ出して早2週間余り。裏の側溝からどこかへ行ってしまったと思っていました。おそらく生きてはいないだろう、と逃した事を悔やむ毎日でした。が、何と亀蔵......
 

 

一年前は亀蔵が逃げ出して2週間後にひょっこり現れるというサプライズ?があった。
真夏の暑さの中どうやって?とビックリしたが、その間ずっと梅雨空で雨ばっかり降っていた。
友人から心配のメールが届いたりしていたが、幸い雨は降っていたがこちらは梅雨の雨。
南部は大雨で洪水浸水の被害が出た。

そして今年は中央部に豪雨で住宅浸水が3万戸以上という甚大な被害になった。
浸水が3万戸なんて聞いた事がない規模だが、県都は住宅が集中していて、また水害の被害など経験した事がなかった。
どうも排水溝や下水管が機能せず逆流したようだ。
数年前にこちらでも記録的な豪雨で駅前が水没した事があった。
いまだに原因が分からないと言ってるが、つまりは排水機能が機能していなかったのだろう。
滅多に大雨などないから排水溝が泥で埋まって役に立たない。
こういうところはまめに清掃が必要なのだが口を開けば財政難の日本。
どうしようもなくなって初めて清掃する有様だから、今回の大規模な浸水は人災と言われるかもしれない。
そうなると被害の補償やらなんやらで大きくモメそうだ。

水害に被害は火災保険に特約でついてるらしいが、ざっと調べると補償額が少ない。
条件が厳しい上に補償額が少ない。
床上45センチ以上なら補償対象だとか書いてるが、数センチでも家財道具は全滅する。
水を被った家電製品は全部アウトだろう。パソコンなどは完全にアウトだ。
床上45センチ以上にある家財道具などほとんどないのではないか?
水害は特約だからこういうレベルの保障になる。
無論保障金額もごく僅かだ。床上で30万だったか。
それで何が出来るというのか。

畳は無論フローリングの床も全部取り替えねばなるまい。
桁が一つ違う補償金じゃないと対応できない。
ちなみに全壊だと300万だったかな。
今どき300万では車も買えない。最近の車はずいぶん値上がりした。
そうそう、浸水した車も相当な台数でレッカーを依頼したら、
150台待ちとか言われたという話が載っていた。
不謹慎な言い方になってしまうが、車屋は笑いを噛み殺してる事だろう。
誰かの不幸は誰かの利益になってしまう。
地方では車がないと生活が出来ない。
相当な車の買い替えが起きるだろうから今年の新車登録は前年をようやく上回るに違いない。

この水害で地方経済はまた疲弊する。
避難や命の話ばかりするが、家財道具をみんな失って床や壁の張り替え工事といったら一体いくらかかる事か。
先に書いた通り、もし浸水被害の保険に入っていても保険金は僅かだ。
近年は火災よりも水害で家を失う方が多いような気がするのだが、
自治体はなんらかの対策を考えないのだろうか?
見舞金など僅か貰っても生活再建など出来ない。
景気は悪い、賃金は上がらない、会社の将来は不安、そして水害で家財道具を失ってしまったとなっては、、、

ウチが床上40センチ以上の浸水に遭ったらどうなるか。
もう考えるのも憂鬱なくらいの被害だ。
ほとんどの物が一階の床の上に置いてある。
生活再建などできるのだろうか?という被害だ。
まあ生活だけならなんとか出来るかもしれないが、文化的な生活はもう終わる。
冷蔵庫はなんとか買い替えるけれど、このパソコンは無理だな。
今に置いてあるギターも全部ダメになるし機材もアウトだ。
人生の積み重ねが全て失われるなどは悪夢でしかない。
早急に実効性のある支援をしないと、
人生を諦めてしまう人が少なからず出てくるのではないかと心配だ。
それでなくてもワースト県なのだから。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする