らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

ゴールデンライン

2013年10月30日 12時17分08秒 | 日記・エッセイ・コラム
秋田県宝仙胡のダム風景。
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めっきりと寒くなってしまった。今日は暖かいな、と思うと平年並みの気温だったりする。何が温暖化だ、バカ野郎どもが。夏だけ温暖化ってあるワケないだろうに。そういう当たり前の事にどうして疑問を持たないんだろうねえ。TVや新聞で言ってる事はみんな正しい事だと思い込まされてる。危険だ。しょうがないよね、などと笑いながら消費増税のインタビューに答える街の声。笑ってられるのはいつまでなのやら。オレは多分来年3月までだとおもうんだが。

さて、庭のブルーベリーの葉も紅葉して来た一昨日、おふくろと一緒に紅葉を観に行って来た。おふくろもオレも出不精なものでほとんど遠出をしない。特段紅葉を観たいと思ってたわけではないが、せっかく車も買い替えた事だしたまには人並みに紅葉でも観に行くかと思ったワケだ。

ワケあって長いこと遠出が出来なかった。長時間運転が出来なかった。最近ようやく少しずつだけれど長い時間運転が出来る様になって来た。今回の走行距離は200キロぐらい。昔ならば、ちょっと面倒だなー、ぐらいで特段問題も無い距離だが、この10年ぐらいは20キロ離れた隣り街に行くのもシンドイ有様だった。

いつまでもそんな情けない事じゃイカンと思って、最近ようやく少しずつだが距離を伸ばして近場の観光地や隣県の映画館まで足を運ぶ様にしている。まあそれも雪が降るまでの話。隣町の映画館に行くには峠を越えなければいけないわけだが、これが冬場に結構事故を起こす危険な箇所になっている。もっとも、雪が降らなくても危険だけどね。やたらと皆さん飛ばすからね。田舎の国道は高速道路と同じ様なスピードで走ってる。だから高速はガラガラだ。わざわざ料金払って高速を使う理由が見当たらない。

というわけで、紅葉ももう終わりかけて来てたが遅まきながらの観光ドライブに出かけた。場所は十和田から宝仙胡を通り田沢湖に抜ける秋田県のゴールデンラインと言われる観光道路。片道120キロぐらいかな。更に下ると武家屋敷で有名な角館町まで通じる観光ライン。春には桜の名所で有名な所なのだが。

しかし、実際の話どれくらいその観光名勝が認知されてるかというとかなり疑問だ。地元の人なら知ってる事だろうが、同じ東北でも隣県の事となるともうサッパリわからん。同じ県内でも県北と県南ではまったく認識が違うしね。今回その秋田が誇ると言うゴールデンラインを走ってみた。確かに紅葉は奇麗だった。おふくろは紅葉を満喫出来た様だ。しかし、だ。観光名所だけでは人は呼べないという事もまた痛感した

所々にある観光スポットには何も無い。あるのはせいぜい自販機とトイレ。何年も前に閉鎖したであろう売店、ドライブインばかりが目に付く。かつてはこの季節になると観光客で賑わった頃もあるのだろうか。今はもうどこも夢の跡という感じだ。仕方なく田沢湖畔の店でラーメンを注文する。出かける時にコンビニでおにぎりかサンドイッチを買って行けば良かったのだが、久しぶりの遠出でアタマが回らなかった。

言いたくはないが、観光地に美味い物は無い。断言出来る。どこ行っても噴飯モノだ。観光地では不味いものを出すと言う暗黙の了解でもあるのかと思うぐらいにとにかく不味い。客をナメてるのかバカにしてるのか、とにかくまともなものを出す観光地ッて言うのは皆無だね。当然田沢湖も例外ではない。予想通りの名物ラーメンが目の前に出てくる。改めて痛感させられる。名物に美味い物なし。観光地に美味いモノ無し

先日出かけた青森県の岩木山頂上ではカップラーメンを自販機で売っていた。それも不味い事で有名なマルちゃんのカップラーメンだ。せめて日清のカップ麺なら良かった、、、ワケあるかッッッ!!
もうね、県の観光課の職員クビ吊れよ。いや、ホントに。ふざけてるよなあ。「お湯はサービスです、エヘンッ!」とでも思ってるのか?これだもの観光客呼べないって。観光立国だ?どこが?なにが?海外の有名スポットではカップ麺が自販機で売られてるのか?

小洒落たカフェでも建てておけよ。まったく。快晴の岩木山頂上で食うマルちゃんのカップラーメってサイコーッ!!
と観光客が思うとでも?トーフのカドに頭打ちつけておけや。青森県の観光課の課長。
まあね、最近出かけたのが岩木山と田沢湖畔だけだけどね。これってどこ行ってもそうなんだよ。関東近郊の観光スポットもひどいよ。一見さん相手にあんな事ばっかりやってるから観光客が年々減るんだよ。せっかくの観光資源を叩き壊してるのは他でもない地元のバカども。観光業者だろうが。

イカン、昔を思い出してだんだんハラ立って来た。このぐらいにしとくか。とにかく、せっかくの名勝もアレじゃブチ壊しだ。最近はB級グルメで観光客を呼ぼうとか言い出す始末。これまたどういう貧乏発想なんだかなあ。世界中の美味いものが食える東京の客をB級グルメで呼ぼうってなあ、もう、オマエら、東京ナメ過ぎ。話にならん。

前にも書いたけど、熱海。この寂れっぷりは景気だとかサルだとか関係無いから。一番の元凶は地元の旅館業者どもだ。黙ってても客が集まる事をいい事にして手抜き営業をさんざん繰り返した挙げ句の惨状だ。もう少し良心的な営業をしていたら熱海があそこまで情けなくなる事は無かっただろう。まあ今さら何を言っても遅い。失ったものを取り返すには3倍の時間と金がかかると言われてる。そんな余裕は熱海には無い。もう朽ちていくだけ。自業自得というのはこういう事だな。

他の観光地も大同小異。どこも似た様なもんだ。秋田のゴールデンラインとやらの素晴らしい紅葉も誰にも観られる事無く静かにひっそりと散ってくのだな。もったいない限りだ。まあ、せっかくの資源を活かせないのは国も一緒だけどね。相当な資源が眠ってると言いながらまったく活用しようという姿勢が見られない。誰にも活かされる事無くそのまま朽ちていくのだろうねえ。

最近何カ所か観光地に行ってみて思い出した。そう言えば、昔どこに行っても同じ様に金ばっかりボッタくりやがって不味いもんんばっかり出しやがってたなあ。何も変わってないね。だから寂れて行くんじゃないのか?もうじき雪が降り出すから今年はもう観光地へ行く事は無いだろうが、来年は出かける前に必ず近所のローソンでおにぎりとサンドイッチを買ってから出かけないとイカン。覚えておかないとな。




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偽装表示

2013年10月27日 10時32分31秒 | 日記・エッセイ・コラム
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すっかり秋になっちまったねえ。温暖化。どこに行ったんでしょ。庭のどこかで小さな温暖化見つかるかな?

さて、庭のコスモスもすっかり枯れてしまい片付けると随分と庭が広くなった。今年はネムの木がやたら成長してデカくなった。ツツジもひと回り大きくなった。これでは冬の雪囲いが大変なんだよねえ。また今年の冬みたいにドカーンと降るんだろうなあ。憂うつだよ。最近雪が多くなってるからね。寒さもハンパ無いし。

オレはずっと温暖化はウソだと言い続けて来た。そんなものは無い事は普段の生活からわかる話で、TVや新聞が何を隠そうともデタラメ情報を流そうとも、毎日の生活圏から判断したら判る事だ。そういう事は温暖化に限らない。景気もそうだな。普段の生活で景気の悪化は実感出来てもアベノミクスとやらの好景気の実感は皆無だ。

ただ、駆け込み需要はあるね。これも周りを見渡すとよーく判る。急に皆さん車を買い替え始めた。まあウチもそうだが。あと急にご近所で家の改築を始めた。これまた顕著に最近見られる傾向だ。それを景気の回復というのはまあ間違いではない。ないが、その反動は来年の4月以降にドーンとやって来る事になるだろう。今が良ければ来年の事なんてカンケーネーというのならまたそれも良し。心配し過ぎる国民性だからね。
 まあそのワリにはノンキだが。そして、昔の事はすぐに忘れる。行動基準が周囲の行動だ。流されやすい。新聞TVのいう事は真に受ける。集団で行動が出来ない。ってまあいいかそんな事は。

ところで、レストランの偽装表示が問題になってるが、それ言っちゃあオシマイよ、って感じだよねえ。「生」とか「鮮魚」とか「地鶏」「国産」「自家製」「手ごね」「産直」etc。それらを偽装だと言われたらもう食品業界壊滅でしょうに。ただ問題は価格だ。それをテレビは言わないんだよなあ。一番肝心な事じゃないか。TV新聞はいつも一番肝心な事を伝えない。だから国民は誤った情報でバカを見る事になる。今までは大事には至ってないが、消費増税は取り返しがつかなくなる、と心配するオレが大バカトンチンカン野郎だと良いんだが。

さて、偽装されたメニューでレストランはどういう価格設定をしていたかだよ。問題は。「車エビ」といいながら「ブラックタイガー」を使っていたというじゃないか。まあこれは良くある感じだよな。車エビなんか使ったらエラい値段になってしまう。で、そのブラックタイガーを使った料理の値段は一体いくらだったのか。車エビを使用と言いながら、まさか価格は良心的にブラックタイガーの値段で付けていたはずは無かろう。車エビの価格を付けていたに違いない。悪質なのはそこだ。単なるミスだったらメニュー価格はブラックタイガーを使った安価な値段になっていなければいけないが。

そんな良心的な事をするレストランが偽装表示なんかしないよね、最初から。メニューに「地鶏使用」と書いてたらそれなりの値段がついてるのがフツウだろう。秋田県の比内地鶏はスーパー価格で100g400円以上する。ブラジルのブロイラー(安鶏肉)が100gで100円ぐらいかな。近所の良心的な肉屋の国産鶏肉が130円ぐらい。では、この比内地鶏を使った地元名産料理「きりたんぽ」を一体いくらで売れるか、という話。(原価で4倍以上する)地鶏を使ってます、というメニュー表記なら料理の値段もそれ相当になってるはずだよなあ。悪質だというのはそこだ。早い話が値段をつり上げる為に偽装表記したんだろうが。アタマには儲ける事しか無いんだろう。それが今の日本の姿じゃないのか?

あらゆるものがコストダウンの名の元に安っぽくなる。本物は高価だと言う当たり前の事が判らない。いや、判っているが逆にそれを悪用する始末の悪さ。それも一流と言われるホテルのレストランが当たり前の様に行なっていた。そこらのコンビニやファミレスならさもありなんだが、まさか高級を売り物のレストランまでが安い食材を使って儲けに走っていたと言うあまりに情けない事実。

こういうのも普段の生活でよく判る事なんだよな。いや、レストランは知らないけどね。オレはレストランで食事したなんて事無いから。安い価格は材質もそれなりだ。最近の車の安っぽい事。ギターアンプの安っぽい事。電化製品の安っぽい事。カメラの安っぽい事。ユニクロの生地の安っぽい事。スーパーの品揃えの安っぽい事。あらゆるものがコストダウンという退化を続ける。

昔の良いモノは本当に良かったんだよ。だからクラシックカーなんて今でも価値がある。今どきの車は数年で価値がゼロだ。作りがとにかく安っぽいからねえ。ところが、ビンテージと呼ばれる古いアンプは違う。50~60年代のフェンダーギター。YAMAHAの昔のギター。真空管を使ったオーディオに最新型のデジタル機器がまったくかなわない。プロミュージシャンは口を揃えてオールドチューブアンプ(真空管)を絶賛する。デジタル機器を使うのは仕方がないからだ。古い良いモノが消えて行くからね。

勤めて初めてもらったボーナスで買った伊勢丹の毛糸の手編みのセーターは今でも着れる。虫食いも型くずれも無い。結構な値段だったけどね。3万ぐらいだったかな。ところが今どきのユニクロのシャツはすぐにソデや襟がボロボロになる。Tシャツはワンシーズンで形崩れする。値段を上げて安物とはおさらばすると言ってこのザマだ。今度は冬のジャケットをピッチリさせて「今までのジャケットに比べてスリムに見えます」だと?。モノは言い様、ってもう笑っちゃうね。魂胆丸見えで。ユニクロも情けないよなあ。ブランド名を自分で下げまくって何したいんだか。

って儲けたいだけなんだろう。とにかくコストを下げて利益を上げる事に血眼になる。その挙げ句がLサイズをMサイズで売る様な姑息なマネだ。服の値段はサイズによって変わらないからね。使う生地を少しでも少なくしたいんだろうが、それってやっちまったらオシマイなんだよ。ワカランのだなあ。この傾向は数年前からどの衣料メーカーでもやり始めたしね。着るものもないよ。まったく。

なんか、安かろう悪かろうじゃなくて、高くても品質の悪いものが当たり前の様に出回る時代に成り果てたか。これが来年の消費増税以降は更に加速して行くんだろう。間違いない。憂うつだ。




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学歴の話

2013年10月22日 08時54分50秒 | 日記・エッセイ・コラム
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寒くなってしまいました。
もう暖房無しでは寒くて生活出来ない季節になってしまったんですねえ。
温暖化。なんてステキな響きでしょう。私の町には関係ありませんが。

いや、冗談抜きで温暖化どうしたんですか。
武田教授によるとCO2が無くなったら地球上の生物は死滅するそうですよ。
まあ順当に行けば3,000年後には氷河期が始まって人類は滅亡するという事ですが。
ですから放射性廃棄物なんかカンケーネーんですよ。
騒ぎ過ぎ。ソッと海に流せば誰も判りゃしませんよ。

真に受けないで下さいね。冗談で書いてますから。
但し書きをしとかないとね。

でも、ロシアなんか廃棄した原子力潜水艦どうしてるんでしょうね?
あれってみんな日本海に沈めてるんでしょ?
解体費用が無いッて言ってましたからね。
どこの国でも同じ事やってるからフクシマを騒がないのかも知れませんねえ。

さて、何の話だっけ?あれ?温暖化じゃなくて、
そうそう学歴の話。
いきなり何を言い出すのかと思われるかも知れませんが。

ネットで色々な記事を読んでるとですね、オマエ働いた事がナインじゃないか?
というメチャクチャな記事が散見されるわけですよ。
エロと景気はカンケーネーとかね。
いまだに大学別の就職ランキングとかね、もう呆れますね。
企業の人事課採用担当に聞いたら笑われますよ。
今どき何言ってんでしょうかねえ。

問題はそのヨタ記事を就活してる学生が真にウケる事でしょうね。
だから最近の学生は使えないとか言われるんじゃないですか?

もっとも、最近の学生は使えると言う話を聞いた事がありませんケド。

いつの時代も「今どきの学生」は使い物になりません。

その使い物にならない学生がやがてノウナシ上司になって同じ事を言うわけですね。
基本的に上司は自分よりも有能な部下を使えませんからね。
自分よりも劣るから部下なワケです。
自分よりも出来たら上司になってますから。

ですから日本の会社組織では上司は有能な部下を使いこなせません。
まして優秀な部下を育てるなど出来ようはずもありません。

カリスマと呼ばれる経営者はみなアウトローですから。

ユニクロの会長。ジャスコに入社して仕事がイヤで9ヶ月で辞めてます

彼は一年の会社経験も無いんですよ。人に使われた経験がほとんど無いんですな。
そういう人間がどういう風に人を使うのか。
ブラック企業たる下地はそこら辺にあるんじゃないですかね。
他のカリスマ経営者もみな同じ様なもんです。
ですから、会社の中から有能な人材など育たんのです。

柳井社長は入社式で
オレは入社したジャスコはイヤでで9ヶ月で辞めたけど、オマエらは一生ユニクロでがんばれ!
とか言うんでしょうかね?

ワタクシの経験ですが、リーマン時代会社内外で出身大学を聞かれた事は一度もありません。
同じ様に同僚、上司、部下ににも聞いた事がないのでまったく判りません。
そもそも出身大学に意味など無いですからね。仕事上で。

人事課採用担当も大学名で選抜する事は無いと言ってましたしね。
採用したらたまたまナントカ大学だったと、そんな感じです。
同じ大学出身者が全部同じ能力を持ってるのなら委員でしょうけど。

ところが会社に勤めた事も採用担当をした事も無い自称コンサルだか評論家だか
なんだかが、就活などという有りもしないバカバカしい事をさも重要な事の様に。
就活ヤルぐらいなら半年ぐらいアメリカ一人旅でもしてた方がハクがついて良いんじゃないですかね。

中学時代の友人は中卒を大卒と偽ってフツウに仕事してます。
よく判らねえから日大ってコトにしといたよ。と笑ってましたが。
学歴と能力はあまり関係がありません。
そして能力のある人間は組織では生きて行けません。
能力のある人間は組織を飛び出して新しい組織を作り出せば良いんです。
そういう事が出来ない多くの凡人はその会社に入って仕事をする。
簡単な話です。

ですからカリスマは皆例外無く超ワンマン経営者です。
そして部下は育ちません。
自分に代わる有能な部下はイランのですね。
必要なのは何も考えずに言われた事を言われた通りにヤル部下と能力。

学歴だの学力だの一体何の役に立つんでしょうかねえ。
それらは何かを生み出すんでしょうか?
最近思うんですが、学校って反面教師ですよね。
それもワザとじゃない分タチの悪い。
さんざん集団で生活行動させておいて何を教えるかというと
いかに集団行動が煩わしいものか、でしょ?
ですから日本人はチームワークで仕事が出来ません。
組織にいながらみんな一匹狼状態。
孤独に耐えながら日々組織の中で仕事をするワケですよ。

日本人同士が仲良く出来ないのに上手く仕事が出来無いのに
どうして外国人となら仲よくやって行けると思うんでしょうかね?




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ヨーカドー

2013年10月20日 09時26分18秒 | 日記・エッセイ・コラム
本当の話。

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さて、めっきりと寒くなってしまった。温暖化は、、、まあいいか。そんな物は無いんだよ、実際は。夏が少しばかり暑いからと言って地球温暖化って日本人バカじゃ無いのか?というかバカ野郎はNHKと政府のくそったれ役人どもか。温暖化なんて要するに環境税が欲しくて言い出したヨタ話なんだろ?車メーカーにしても買い替えさせる良い口実なってるしな。しかし、来年4月以降の反動をどう考えてるんだろうねえ。今年の決算が良ければそれで良いってコトか?末世的だよなあ。

まあいくらNHKが温暖化と騒いでみても冬になれば恐ろしく寒いしガンガン雪が降る。ついこの間までまったく見かけなかった除雪機がズラーッとホームセンターに並ぶ様になった。製造中止されていた融雪機が再び売られ始めた。そして早くもスタットレスタイヤの季節になっちまった。例年今頃から予約が始まるんだがウカウカしてたら買いそびれるかもしれんなあ。今冬は。駆け込み需要と冬の早い到来で。誰も温暖化など真に受けていないのだ。東北ではね。

昨日好天だったので隣町までドライブをかねてヨーカドーまで出かけてみた。ヨーカドーに行ったのは一体何年ぶり、いや10ナン年ぶりか。田舎に帰って来てからは一度も行った事が無かったからなあ。この地方不況下。中央資本の撤退進出が目まぐるしい。その撤退組がヨーカドーだった。進出組はイオン。売上げでイオンが首位に立ったという事はにわかには信じられない事だが、昨日ヨーカドーを見て来てそれもうなづける。オレはヨーカドーを過大に考えていたのだな。しょせんはスーパー。何を期待するというのか。品質?まさかな。

スーパーに求められるものは価格だ。少しぐらい質が悪かろうと安ければ良いのだ。高くても良いものを、なんてのはもう過去の話。バブルの頃の伝説だ。今ではとにかく価格だ。だからジャスコがノビたのだな。トップバリューの劣化には呆れるがそれが消費者のトレンドだという事だ。上手いもの良いモノはそれなりの値段がするものだが、そういう価値は今どきの消費者にはまったく興味が無いのだろう。

ヨーカドーが我が県の懇願を振り切って撤退したのは何年前だったか。県内にヨーカドーは無くなってしまった。変わりにジャスコがガンガン出店してる。出店し過ぎ。どの店もいつ潰れてもおかしくない様な感じで心配になるが、昨日隣県のヨーカドーに行ってみて杞憂だと判った。ヨーカドーも一緒だわ。土曜日だというのに店内はガラガラ。食品売り場を覗いたがガッカリ。たったこれだけ?驚いた。オレは一体何を期待していたんだろう。

結局地方都市にはもう買物が楽しい店など無いのだな。東北はね。東北最大の都市は仙台になる。それ以外はどこも似た様なもんで寂れた地方都市の域を出ない。まあ仙台も何があるってワケじゃないが。仙台以北の新幹線沿いの主要都市、盛岡、八戸、青森、秋田、いずれも斜陽化に歯止めがかからない。もっとも仙台ですら営業所を閉鎖、縮小して首都圏に戻ってしまう傾向が震災以降顕著になった。いわれている復興特需など本当にあるのか?オレの友人が勤める建設資材メーカーは震災後に仙台営業所を常駐1人にしたらしい。まあその前は3人で彼は副支店長だったんだが。

いわれてる東北の復興特需があるのなら資材メーカーがどうして営業所を縮小するのか。そんなのは無いのだな。太平洋沿岸の漁港も震災後復興していない様子。TVはもう興味を失ってしまったからまったく報道しないが、たまに東北エリアのローカル番組で被災地の漁港の現状を取り上げるともう惨憺たる有様だ。復興復興と言ってる間に実はもう取引先がみんな他に移って行ってしまったのだ。ヒドイもんだよねえ。口では復興支援と言いながら実際には取引先から切り捨てられてしまったのだ。だから今さら魚をとってもどうにもならん。取引先が無くなってしまったのだから。

震災後、スーパーの品揃えが随分変わった。特に鮮魚コーナーは貧そうになったね。冷凍モノばかりになってしまった。カツオなどは生の脂ののった美味いのが並んでいたが、震災後はみんな冷凍モノの解凍カツオになってしまった。解凍カツオはお世辞にも食えたもんじゃない。生カツオを食べた事があるとね。サンマも生は並ばなくなったね、めったに。とにかく種類が激減した。加工品や冷凍モノばかりになって生の魚が並ばなくなってしまった。

つまり、三陸側の漁港が壊滅的被害を受けてその後状況が改善していないという事だ。それまで入って来なかった北海道産のサンマが並ぶ様になったが、大半は首都圏向けでこんな田舎の地方都市のスーパーにはほとんど並ばない。それは地元スーパーもジャスコもヨーカドーも同じだ。昨日売り場を見て貧相なのにガッカリした。八戸新幹線が出来て青森新幹線が開通した青森でもこの有様。秋田新幹線が開通したのにヨーカードが撤退した秋田市も衰退が激しい。秋田には産業が無いのだ。山形然り。岩手は言うに及ばず。宮城も仙台だけは何とかかろうじて。それ以外は過疎化に悩まされる疲弊した地方都市ばかり。

そしてこれが問題。地元に帰って来ても仕事が無い。せっかく必死で勉強してそこそこの大学に入っても卒業後に地元に就職するのは極めて難しい。まさか非正規の三交代の工場勤務をしろとは言えんだろう。食えるだけマシ。言われそうだ。もう仕事に何かを求める時代じゃないのだな。って一体いつの時代の話だよ。産業革命時代じゃあるまいし。何なんだかなあ。仕事にやりがいを持てなきゃ人生何なんだよ。仕事は選ばなきゃ何でもあるッてTVで無責任に話すバカ野郎を見ると殺意を覚えるね。人は食う為だけに仕事なんか出来ませんよ。短期間ならいざ知らず。一生そうしろって言うのか?

シレッともの凄い残酷な事を平気で言いやがるからね。一体どういう時代になって行くんだか。それでもまだ食えてる間は良いのかもしれない。本当に仕事がまったく無くなる時代がすぐそこに来てる。技術革新は賃金の低い単純作業だけを増やす。金になるスキルって一体何だろうね、これからの時代。IT技術者っても実際にはモバゲー作ってるだけでしょ?あとはスマホのアプリか。これももはや頭打ちだしねえ。

聞き分けの良い素直な覇気の無い子供を量産して政府や会社はその時は扱いやすくて良いんだろうけど社会が確実に活力を失って行く事を実感する昨今。この10年、新しい技術もサービスもアイディアもみんな海外からのもの。国内向けのサービスはみんな衰退して行く。内向きの東京スタンダード仕様だからじゃないの?モバゲーももう終わりみたいだし、SNSなんてサービスもどこも凋落著しい。mixiは間もなく消えるだろう。ニコ動も危なそうだ。しょせんは時代のアダ花だったか、という記事が散見される様になってきた。という事は国内IT産業絶滅?

一方でこの田舎町でもAmazonで注文すると翌翌日には商品が届く様になった。それも無料で。ビールやジュースをケース単位で無料で自宅まで配送してくれる時代になってしまった時にスーパーでビールやジュースをわざわざ買う意味はどこにあるのだろう。高齢者が増えて来てるというのにだ。Amazonで注文したら同じ物をタダで自宅まで運んでくれるんだよ。コメとかスーパーで買えませんよ、ウチのおふくろなんか。Amazonはどこの国の会社かって事だ。気が付くと全部外資に食い荒らされてるんじゃないの?外資の保険会社、利益の半分以上が日本市場だっていうじゃないか。もう何なんだかワケ判らんよねえ。その外資の保険を郵便局で扱うッて言いやがる。正気か?




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台風一過

2013年10月17日 10時00分14秒 | 日記・エッセイ・コラム
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台風は生暖かい風を吹かせるものだと思っていたが違っていた。真冬並みの冷たい風が吹き渡り庭の花も野菜もみんな枯れてしまった。いよいよ冬がそこまで来てるのだな。憂うつだ。有りもしない温暖化を騒ぎ立ててミスリードするバカどものおかげで東北のインフラが全く進まない。最近の毎年の大雪にさすがに行政が重い腰を上げ始め様だが、散々ハコモノに金を使っちまって財政破綻がどうのこうの言ってる時に新しいインフラ整備など出来るハズも無い。

雪はただのゴミだ。産廃と一緒。有害な利用価値のないただのゴミ。そのゴミの為に雪国は毎年相当の金を使って来た。雨と違って降った後に自然となくなるもんじゃないからね。タチが悪い。昔はこの雪も資源と思われてた事もあったのだが。

ウィンタースポーツはほぼ絶滅状態だ。冬になればスキーに行く人もいる事はいるがその絶対数が癖減してしまった。今どきスキーなんて絶滅危惧種じゃないの?県内の大手スポーツ店が先月倒産した。学校の体育授業でスキーが消えた。他のスポーツに比べてやたら金がかかるからね。柔道なんかは柔道着一着で済むがスキーはケタが違う。スポーツ店には美味しかったのだろうが、この不況下では親が負担に耐え切れない。まして子供は成長が早いから毎年スキー用具を新調する事になる。今考えると恐ろしく贅沢なスポーツだよなあ。地元のスポーツ店はさぞかし羽振りが良かっただろうねえ。

それも今は昔。地元のスキー場は次々と閉鎖に追い込まれてしまった。地域興しで随分とたくさん作っていた様だが全部消えた。一カ所だけ残ってるが企業は数年前に撤退。地元の要請で泣く泣く第三セクターが、ってこれがもうダメな典型的なパターン。町の金を食いつぶすだけで全く利用者が無い。スキー場としては上質の雪質らしいんだが、そんな事はもう関係ないんだな。毎年閉鎖の話が出ては何とかごまかして継続してきたが来年はいよいよ消費増税。今年限りかもしれんなあ。

空港を作っても高速道路も作っても地方は寂れる一方だ。それらは雇用を生み出していないからね。それどころかストロー効果で逆に外に出て行ってしまう。衰退に拍車をかけてるだけと言う、地域興しとは全く逆の効果しか無いのにそれでもまだ高速道路が欲しくて新幹線が欲しくてたまらない。そんなものはいくら作っても首都圏を太らせるだけで地方にはメリットなどない。バカなのか判ってるがそれしか方法がないからなのか。いずれにしろやってる事はすべて地方の斜陽化推進事業と言う皮肉な有様。

先にも書いたが、この町にも高速道路が開通する。今年度という事はおそらく来春かな。しかし、この高速道路が開通して何がどうなるのだ?北に行くにも南に行くにも国道を走れば事足りるのだ。今回出来る高速道路だが、東北道本線まで16キロ。その距離を横に走る間に南も北も近くのインターに届いてしまう。わざわざ遠回りしてこのインターから高速に入って余計な金払わされて、時間は5分ぐらいは短縮されるのかな。一体何のメリットがあるんだかまるでワカラン。つまりは「高速道路が欲しかった」のだ。利用価値、経済効果など何も有りはしない。判ってて作ってんだろ?それも日本中で。いくら金が有っても足りないわ。

もうすぐ冬になりまたドカドカと雪が降るだろう。除雪費が重い負担だと騒ぐ。だったら余計な道路など作らなければいい。そこら中道路だらけだよ。カーナビが隣町に行くにも何ルートも提示してくれる。ちょっと遠出したら道に迷うからね。こんな田舎でカーナビが必要なんて笑い話だが、カーナビが無いととんでもない所に行ってしまう可能性がある。都会の道路よりもタチが悪いかもしれないな。東京で迷ってもまさか茨城や静岡までは行かんだろう。フツウその前に気が付くから。ところが田舎の道は標識もロクに無い。国道を外れるととんでもない所に行ってしまう可能性が有る。

青森の八戸まで東北新幹線がノビた時に経済効果が何千億だとかシャワー効果が何百億だとか、バカ野郎が。どこがだよ、まったく。まったく無いね。経済効果。皆無だよ。まああの大震災があったから仕方ないかもしれない。じゃなくてあの大震災関係無く効果はまったく無い。そして今度は青森まで新幹線がノビた。これまたシャワー効果だのなんだのって、だいたい判って言ってんのかって話だが。そのシャワー効果とやら。

案の定まったく効果無し。離れたオレの町が効果がないのは判ってたが、肝心の青森がまったく効果が無い。この無駄な新幹線に一体いくら使ったんだか。これで終わりかと思ったら今度は二年後に函館まで伸びると言うじゃないか。最終的には札幌まで行くらしいね。誰が使うんだよ。札幌から東京まで飛行機で二時間もかからないんだろ?世界中が光ファイバーで結ばれてる時にわざわざ通信用の衛星を打ち上げる様な話だよねえ。まあ無線通信とかには利用があるだろうけど。

新幹線もそう。結局東京と札幌を結んだら途中の駅はみんな通過駅になってしまうから利用者なんていないんだよ。停車駅でわざわざ降りてその土地の名物料理に舌鼓を打って民芸品を手に取って特産物をしこたま買い込んでくれるとでも思ってるんだろうねえ。オメデタイにもホドってものがあるだろう。希望というのは悪魔の囁きだというセリフをNHKのドラマで言ってたね。NHKがそういう事をドラマとはいえ言うのかと驚いたが真実だ。絶望が良いという話じゃない。過度な希望はタチが悪いという話。現実を見る目を狂わせてしまう。

新幹線も地方空港も地域活性化には何の役にも立たない。ダムもそう。高速走路然り。でかいスタジアムも、ホールも色々なワケ判らん施設もすべて不良資産でしかない。無駄だ。そう言えば極めつけがあったね。リニア中央新幹線。本気で作る気かこれ?技術としてはどうか知らんが実用性は全く無い。莫大な金を使ってこんなもの作ってどうするんだ?ナンダカンダ言っても金あるんだな、日本は。こんな無駄なものに10兆円か?

だいたいデカイ地震とかったら断層がズレて一発でアウトじゃないの?強力な電磁波も出るというし大丈夫なのか。まあおそらく実現しないだろうけどね。消費増税がそんな夢物語を全部吹き飛ばすだろうから。



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除雪機

2013年10月11日 18時30分05秒 | 日記・エッセイ・コラム
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台風崩れの低気圧の雨で庭の花は全部枯れてしまった。例年よりも暖かい10月ではあるが、季節はやはり秋深しなのだろう。

満開のコスモスもみんな枯れてし、鮮やかな孔雀草も雨に打たれて枯れ始めた。夏の終わりにダメもとで種をまいたキュウリが意外なほど大きく育ちたくさん実をつけた。毎日そのキュウリを食べるのが日課になっていたタムタム。大きな楽しみがなくなってしまったねえ。いくら平年よりも暖かくても際限無く育つ事は無いのだな。庭の花も木もみんな終わってしまった。この雨が終わったら冬の準備をしないとイカンなあ。

ホームセンターで除雪機がズラーッと並んでいた。売約済みの札もすでに何台かについていた。つい数年前までは考えられない光景に驚く。ウチの除雪機を買ったのは7年前だった。家庭用の廉価版(タムタムの道具参照)だったが、それでも35万。特別に展示品で30万にまけてもらった。つまりはほとんど売れていなかったのだ。世の中は温暖化の大合唱の真っ最中。除雪機を買うつもりだと言ったらみんに止めた方が良いと言われた。実際、買ったその年はほとんど雪が降らなくて失敗したかと思った。

ところが翌年、「平成の豪雪」が発生。除雪機はフル稼働。ご近所の皆さんから羨望のまなざし。それでも世の中はまだ温暖化。こんなのは滅多にあるもんじゃない、と変わらず除雪機は珍しい特殊な道具だった。もっともこの年の豪雪では最廉価版のウチの除雪機では一杯一杯。こうなるともう業務用の100万クラスじゃないと太刀打ち出来ない。30万クラスでは庭の通路や車の駐車場所の確保ぐらいがせいぜいだ。

その豪雪のあと、雪がほとんど降らない冬は一度しかなかった。そしてこの数年は特に雪が多い。今冬も凄まじい降雪量だった。この地域ではね。豪雪地帯ではないのでインフラの整備がゼロなのだ。東京に30センチの雪が降ったらどうなるか。我が町ではせいぜい50センチぐらいまでが想定じゃないかな。一度に降る降雪量で対応出来るのは。もし一日で100センチぐらい降ったら完全にアウトだ。近年はそれに近い降り方をする様になって来てる。

だから7年前はまったく見かけなかった除雪機がホームセンターの様なフツウの所でフツウに売られる様になったのだ。昨年はついに隣のオヤジさんがハイブリット除雪機を購入。それまではせっせとスノーダンプを使っていたがさすがに人力では対応し切れなくなったのだな。田舎だからね。雪かきする面積が結構広いわけ。ウチも家の前だけなんだが、それでも一晩で50センチも降られるともうスノーダンプでは無理。除雪機を買うまでは人力でやっていたがおふくろが高齢になって作業出来なくなった。非力なオレ1人でやるには負担が大き過ぎる。

ちなみにGoogleマップで計ったら庭の一番奥の桜の木まで25メートル。しかし、Googleでというかネットでこういう事も出来るんだね。IT分野の技術革新は凄まじい。今回初めて付けたカーナビも色々な意味で驚くばかり。やがてあらゆる情報がリアルタイムで更新されて行く様になるんだろう。

ともかく冬になると一面数十センチの雪が降る。その25メートルの通路を確保するのは人力では無理だ。ずっと冬の間は庭の奥は通行止めになっていた。しかし、除雪機を使ったらそんな事は朝飯前。あっという間にガンガン除雪して行く。すぐにアホウどもの遊び場が出来上がるわけだ。

まあ庭はいい。除雪すれば良いんだから。ところが玄関前はそれだけでは済まない。雪はどけるだけで消えるワケじゃない。春までそこに残るからね。これが厄介なんだよ。除雪した雪の始末に困る事になる。近年はやたらに降雪量が増えて来た。温暖化の連中に言わせると日本海の水温が上がってるせいなんだとか。バカ野郎が。だったら何でロシアの寒気が温暖化しネエんだよ。オメエらの話だと日本の近海ばっかり水温が上がって気流が変わって温暖化って言ってるじゃないか。そんなに都合良く日本だけが温暖化するか。

とにかく、冬の寒さがハンパ無い。今冬も春が近いというのに猛烈な寒波で北海道では死者が出た。軽トラなんかではもはや危険だと言う事だよ。春だというのに、の春も暦の上では春か知らんが実際には真冬と何ら変わらない猛烈な寒さだ。オレも町でもこの数年の寒さは異常としか言い様がない。氷点下10℃以下まで下がる事は都落ちした10年前頃には珍しかったのだ。

ところが近年はそれが当たり前の様に毎日起きる。今冬は真冬日が一体何日続いたのだろう。記録的だった事は間違いが無い。温暖化を進めたい気象庁には都合の悪い記録なんだろうけどね。とにかく寒かった。あまりの寒さでブレーキが凍りついて信号機で停まれなかった。それが3度ぐらいあった。そんな寒さになる地域ではないはずだったのだが。そして猛烈な寒さは降った雪を全部そのままの状態にしてくれる。全く気温が上がらないので全く解けないのだ。

高齢者が増えていると言いながら行政の除雪は相変わらず。何十年もまえからのブルで道路の雪を脇にどかすだけの除雪。どかされた土砂の様な思いガチガチの残雪を一体どうしろというのだ?片付けてください、だと。どうやって?どこに?

県都では二年連続して同じ様な大雪に見舞われてようやく抜本的な除雪対策に乗り出す事を決めたと言うが、捨てるだけの何の役にも立たない雪の処理に莫大な金をつぎ込む余裕などどこにある。青森では過疎地域の除雪を止めて都市部だけにしようかという話すら出て来てる。道路の除雪が追いつかないのだ。だから過疎地隊の人はもっと都市部に移り住んでくれという話だ。

さんざん無駄な道路ばっかり作りやがった挙げ句、除雪が出来ないから中心市街地に皆さん移り住んでくれだと。全く何を考えているんだか。行き当たりバッタリのバカ行政に乾杯だ。都市部に移り住んでも除雪は一緒だ。田舎の道路なら除雪でいいが市街地はそれを更に奇麗に片付けないといけない。除雪に困ってるのは市街地じゃないのか?何で過疎地が問題になるんだ。

そのホームセンターに製造中止になったはずの融雪機が展示されていた。スノーダンプ一杯分の雪を1分で溶かすという、つまりは小型の移動式風呂がまだな。温暖化の大合唱の前に消えてしまった装置なのだが再製造したという事か。除雪機とこれがあればまあ鬼に金棒という所だが、これがまた高価なんだよねえ。30万。年に何度も使うものではないと思うしねえ。ご近所でお金出して1台買えば良いんだろうが。除雪機もそう。個人ではなく町内で買えば良いんだが、何せこの田舎町でももうコミュニティなんぞは有って無いが如し。誰が維持管理するんだとかでおそらく話にならんだろう。高齢化がね。皆さん結構な歳になってしまってそういう事がボランティアで出来なくなってしまった。年金暮らしだから余裕も無いし。若僧は帰って来ようにも仕事が無い。

むう、書き綴るほどに虚しい気分になって来るじゃないか。TVを見ると景気が良いらしいんだが。オレの毎日の生活からはそういう事は全く実感出来ん。冬を前にガソリンも灯油も高止まりのままだ。電気代も上がった。ただが除雪だけになんというハンディ。温暖化になって欲しいよ。本当に心から願うばかりだ。夏場だけの温暖化なんてあるか。バカバカしい。

あと一ヶ月もしたら雪が降り始めるのだろうなあ。10年前は正月にも雪が無かったんだが、この数年は12月上旬にもう除雪機が大活躍だからね。大雪で喜ぶのはウチのアホウどもばかり。まあ駆け回る姿を見るのが唯一の気休めかな。




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消費増税決定

2013年10月02日 00時01分34秒 | 日記・エッセイ・コラム

ウニではありません。一応念のため。

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台風の影響か10月に入ったというのに夏日だった。気持ちの良い秋晴れで夕焼けが奇麗だった。こんな天気がこれからもずっと続いてくれたら良いんだが。温暖化なのにね。どうして冬は長くなるわけ?温暖化のせい?バカ野郎が。そんなわけあるかッ!!

さて、アベちゃんが消費増税を決定。コイツも大バカヤロウだな。判ってたけどね。民主党は初めてで判っていなかったんだろうが、自民党ももう前回の消費増税の時の事を忘れてしまったんだな。今よりも景気がマシな状態ですら、3%じゃなく2%でも景気は悪化して自民は選挙でボロ負けした事をすっかり忘れてしまったのだ。もう17年前のことだからなあ。政治家も官僚も世代交代してあの時の痛みを忘れてしまったんだろう。

それより先、初めて消費税を導入した時、平成元年なんだね。もう25年前か。早いもんだねえ。当時はコンビニにいたからレジの設定がエラい大変だった事を覚えている。ようやくPOSレジが導入され始めた頃だった。売る側だったし、まだヒラ社員だったから数字の動きは正直判らなかった。売上げはそんなに変わらなかった感じがするが、当時のコンビニは急成長していた時代だからそのぐらいの逆風はモノともしなかったのかも知れない。バブルだったしね。

しかし、二度目の時はかなり状況が違っていた。コンビニですら前年比で100%を維持するのが困難な時代になっていたから消費増税は景気を直撃した。ライバルチェーン(セブンイレブン)は前年比をクリアしてるのにどうして前年割れなんだ!と随分怒鳴られたね。NHKドラマの「七つの会議」みたいに。営業会議で怒鳴られる所はリアルだったよ。ただそれもじきに無くなった。いくらケツを叩いても売り上げが伸びない時代になった事を認めざるを得なくなったのだ。そしてコンビニの急成長時代も終わりを告げる。

ノビていたコンビニ業界ですら90年代後半は売り上げが全く伸びずに苦戦していた。社内では半沢よろしく責任を取らされた幹部職が配送センターへ出向される始末。ついにウチの会社もこういう事をする様になったかと思ったものだ。TVや新聞はリストラの話ばっかりだったねえ。まだネットなんてあってなかった時代。新聞やTVが正しいと思っていた時代だ。リストラはやがてオレの会社にも吹き荒れる事になる。まあ何をやっても業績は回復しなかったわけだが、それまでが特別だったという事が経営陣には判らない、というか判りたくなかったのだろう。

じきに自分もリストラの対象になる。ハンパに昇進試験なんか受かっていたのが裏目に出た。結局今となっては去るも残るも結果はさほど変わらなかった。会社の規模はほとんど変化無し。大きく伸びたのはセブンだけ。あとはスクラップ&ビルドの繰り返しで規模を大きく出来なかった。当時ヒラだった同僚は今でもヒラだ。これにも驚くけどね。出世頭のはずの竹ちゃんは些細な事で降格させられてそのまま埋もれてしまった。これまた驚き。たった一度の失敗で敗者復活は無かったのだから。これだもの人材が育つわけも無い。彼もまた出来る社員で生意気だったんだよなあ。

そして今年の春、かつての上司で切れ者といわれ40代の若さで社長にまで昇りつめた阿部さんが、業績不振の責任を取らされて閑職にトバされる始末。驚いた。社長って横綱みたいなもので降格は無くて引退するものだと思っていたが。社長も降格されるんだね。まあグループの子会社の社長なんて親会社にしたら支店長ぐらいの感覚なのかな。

3%ぐらいで騒ぎ過ぎだろ、という能天気な投稿を目にするとムカムカする。前年比で103%の売上げ増がどれだけ至難な事か判ってるのか、と。3%という数字は決して小さい数字じゃないんだよ。売上げにしても経費にしても営業利益にしても成長率にしても3%増なんてとんでもなく大変なエラい数字なんだよ。前年比100%維持が困難な時代に3%の負担がどういうことなのか。まあワカランヤツにいくら言っても判らんだろうけどね。

そういうわけで、3%という数字がどれだけ大変か知ってる人なら、こんなご時世に3%も消費税を上げる事がどんなに絶望的な事かよく判るだろう。それが政治家も官僚もまったく判らないんだから救い難い話だ。バブルの頃でさえ消費税導入で景気が冷え込んでいる。二度目の増税以降消費税収入が増えていない。それを15年に渡る長期デフレにあえぐ日本で一気に3%の増税をするというのだから正気の沙汰じゃないね。ノンキに賛成してる皆さんは前回の増税の時に何をしていた人達なんだろうね。

つまりは自由に使える金が欲しかったという事でしょ。財政再建するつもりなら金使わないはずだが、増税が決まる前から予算のぶんどり合戦をやっていた。救いが無いよねえ。また無駄な公共事業のオンパレードだ。我が町でも今年度完成予定の高速道路の建設が急ピッチで行なわれている。一向に景気が良くなってる話は聞かんけどね。大型公共事業なんだけどね。地元にはお金は落ちないのか。

そんな高速道路が出来てもこの町が活性化するわけも無し。日中でもフツウに80㎞でトバせる国道からわざわざ高速道路に入る必要がどこにあるのか。そう言えば青森で面白いことを言っていたね。冬の除雪費があまりに負担になってきて、除雪範囲を狭くする事を考えてるらしい。つまり郊外の人の少ない地域はもう除雪をしないという話。過疎地からもっと中心部に移って来いというのだ。そんな事言ったら青森県自体からみんな都会へ移り住めって言えばいい。雪の降らない地域へ皆さん移住すればいいじゃないか。

無駄な道路をさんざん造り続けた挙げ句、その道路の維持管理費に悲鳴を上げる始末。誰も走らないきれいな地方の高速道路。カーナビですらルート検索に迷うぐらい網の目の様に張り巡らされた道路網。それでも毎年5兆円の道路財源が消えて行く。税金などいくら上げても財政など改善しない。上がった分以上にすぐに使ってしまうだろう。欲しくも必要も無いオレの町に建設中の高速道路の為に毎年自動車関係で10万円の税金を取られるわけだよ。

さて、これで明日から本格的な駆け込み需要が始まるだろうねえ。だが半年後には取り返しのつかない不況が待ち構えている。電気代も上がった。今月から小麦の価格も上がって食品の値上げが相次ぐだろう。やがては先進国を抜き去るのは間違いないと言われていたインド、中国、ブラジルなどの新興国に急ブレーキがかかり始めた。はたしてグローバル時代などというものは到来するのかどうか。出て行く先の海外って一体どこにあるんだかねえ。周回遅れの「外資を呼び込む」経済政策が吉と出るのか凶と出るのか。W杯とオリンピックを控えながら国民の不満が爆発している今のブラジルの姿が7年後日本の姿でなければ良いんだが。









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あまちゃん

2013年10月01日 00時40分36秒 | 日記・エッセイ・コラム
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あまちゃん。面白かったね。
内容もさることながら音楽が素晴らしい。
夏の甲子園では応援であまちゃんのテーマ曲が結構演奏されていた。
分りやすいメロディだったからね。

最初はスカのリズムで軽快に始まって、次にマイナーセブンのメロディに変わる所が日本人好みの曲調かな。
秋の文化祭では間違いなく吹奏楽部が演奏する演目に入る事間違いなし。
まあ、今どきは文化祭を秋にやる所はほとんど無いみたいだけど。

あと秀逸は何と言っても「潮騒のメモリー」でしょ。
最初この曲を聴いた時には吹き出しそうになった。
歌詞がね。あまりに可笑しくて。

その冗談の様な歌詞にいかにも80年代風のメロディ。
パロディは真剣にやる所が面白い。
素晴らしい。
久々に良い曲を聴かせてもらった。
薬師丸ひろ子のしっとりした「潮騒のメモリー」がまた素晴らしく良かった。
今年の紅白は「あまちゃんコーナー」を一時間ぐらいとって、
ドラマで使われた挿入歌全曲フルコーラスでやれや、このヤロウ。
ツマラねえナントカ48とか出さんでいいから。

しかし、ギャグなのに感動させるクドカン。
素晴らしい。

あまちゃんのどこが面白いか判らない、という人は元ネタが判っていないんだよね。
パロディは元ネタが判らないと楽しめない。
80年代を知らない人には何が面白いかサッパリかも知れない。
「潮騒のメモリー」の面白さも若い世代にはワカランだろうね。
でもそれで良いんじゃないの。
すべての世代に受け入れられる物など無いのだから。

TV離れは深刻らしいが、そりゃツマラないからだよねえ。
作り手は面白いと思ってる様だが、信じ難い事に本気で今のTVの方が面白いと思ってる様だ、全く面白くないね。というか不愉快でさえある。
全く笑えないバラエティ。
全く中身の無い情報番組。
奇をてらって外しまくりのドラマ。

今では韓ドラの方が上でしょ?
ウチのおふくろは韓ドラしか観てないみたいだが。
国産ドラマは見ていて不愉快になるから観ない、と言っている。

TVを観てるのは圧倒的に高齢世代というデータがあるにも関わらず
どういうわけか若年層向けの番組ばかり。
一体何をリサーチしているんだか。
そうそう、CMだけは高齢者向けなんだよね。面白い事に。
健康食品のCMばっかりで。

番組の内容とCMの商品が全くリンクしない。
だからCMがトバされる。
どうしてそれが判らないんだろうねえ。

とにかく、あまちゃんは80年代を知っていないと楽しめない。
そして、本当に三陸海岸をこれ以上無く宣伝してくれたんじゃないですかね。
それにひきかえ大河ドラマの無惨な事と言ったら。

そういうわけで、次は「潮騒のメモリー」を練習してYou tube に投稿しようかな。
最近の曲はやたらムズカシイのに加えてとにかくメロディが入って来ない。
ぜんぜん覚えられんのよねえ。
まあオレが覚える気が無いからかも知れん。歳だしなあ。



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