らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

洗濯機

2014年07月31日 06時10分52秒 | 日記・エッセイ・コラム
東北地方も梅雨明して暑くなってきた。昨日は朝から庭の桜の木に「セミ」が止まって凄い鳴き声だった。セミってこんなにデカい声で鳴くんだっけ?まるで工作機械が鳴ってる様な頭に響く様な大きなギーンという鳴き声でしばらく鳴いていた。

「セミ」と言えば、子供の頃はこちらにはアブラゼミが主流だった。ところが、最近見ないねーと思っていたらなんと、東北ではアブラゼミが絶滅していたというのだ。どうりで見ないはず。もう東北にはアブラゼミがいないのだ。理由は判らないらしい。病気なのか環境の変化なのか判らないが、東北からアブラゼミは姿を消した。

昨日鳴いていたのも羽の白い、昔なら珍しい部類のセミだ。「ひぐらし」などは昔は珍しいセミだったのだが、今では聴こえるのはこういうセミの声だけになった。しかし、定番中の定番「アブラゼミ」がいなくなるとは。温暖化のせいですか?

ウチの洗濯機が壊れた。おふくろが愛用している二槽式の東芝の洗濯機。もうかれこれ15年にもなるのだな。最近調子が悪かったのだが、と言ってもモ洗濯槽や脱水槽ではなく排水レバーが壊れて水が溜まらなくなった。おそらく簡単な部品交換で済むと思うのだが、ってもう東芝は二槽式洗濯機を10年以上は作っていないのだな。驚いたよ。世の中はほぼ全自動洗濯機に支配されていたのだ。

ウチにも全自動の洗濯機はあるが、おふくろは使いたがらない。何故かというと、汚れがあまり落ちないからだと言う。我が家のアホウどもの凄まじい抜け毛も全自動では全く落ちないのだと言う。オレは面倒くさがり屋だから全自動が楽で良いと思うんだが、おふくろは頑として二槽式を譲らない。仕方がない新しいのを買うか。近くのケーズデンキに行ったら何かあるだろうと思っていた。その前にネットで相場を調べておくか、と検索したらなんとアブラゼミよろしく二槽式洗濯機はほぼ絶滅していた。何故か。温暖化のせい?

冗談はさておいて、原因はこれまたオレが何度も行ってる悪しき「東京スタンダード」のせいだ。二槽式洗濯機は「うるさい」んだよ。騒音や振動が。それで静かな全自動に取って代わられたわけだな。東京という狭い人口過密地帯では二槽式洗濯機の騒音と振動は近所迷惑以外の何物でもない。実際に、ウチでも二槽式を使うと振動が凄いからね。洗面所の洗濯機からかなり離れたオレの部屋にまで振動が伝わって来る。

オレにしたら「洗濯機なんてこんなもんだろう」と思っていたが、それは田舎クオリティ。都会ではこれは致命傷だ。隣の部屋にまで伝わる振動では集合住宅では使えない。かくして気がつくと日本から二槽式洗濯機がほぼ絶滅しかかっていたわけだ。静かで節水の全自動が主流になるのはまあ必然か。しかし、ここに落とし穴がある。

実は全自動は二槽式に比べて話にならんぐらい性能が劣るのだ。性能とは洗濯物の汚れを落とす力。そして脱水能力。基本性能を大幅にセーブしての静寂性なワケだな。ほとんど絞れない脱水能力にしての静寂性なワケ。都会では洗濯機の洗浄能力を大幅に削減してまでも静寂性の方が大事だという話なわけだ。本末転倒もここまで来るともうお笑いだ。洗濯機の存在自体が否定されかねないのが東京スタンダードってワケだよ。

しかし、そんな「常識」が通用するのはもちろん大都会の集合住宅だけ。地方のウチみたいな一軒家には静寂性なんかカンケーネー。わざわざ高い金出して汚れの落ちない静かな洗濯機を買う意味が全く無い。まあ全自動は楽だけどね。放り込んでおいたら後は勝手にやってくれるから。全自動を否定する話ではない。しかし、都会のホコリの無い奇麗な生活ならいざ知らず、本格的な汚れ物が出る家庭では、子供のスポーツユニフォームとか、作業着とか、全自動のヤワな洗浄力では全くお話しにならんのだ。

昨今は省エネ仕様が当たり前になってるが、LED電球は消費電力は確かに低いが明るさもハンパ無く低い。暗くて話にならん。二個買って来て付けてみてやめた。これなら電気消してるのと変わらん。要するに暗くなったら早く寝ろという事だな。まさか21世紀がこんな生活になるとはなあ。SF映画じゃあるまいに。やがて電気を使えない生活が当たり前になるのか?江戸時代みたいに。

昨今の液晶テレビも実は省エネと言いながら単に画面が暗くなってるだけの話。明るさを変えないで電力使用量を下げる技術は存在しない。要は昔よりも暗いTV画面になってるだけの話だ。それで画質的には圧倒的に勝るプラズマが駆逐されてしまった。高画質をウリにしながら実は本来の性能を犠牲にして消費電力の方を優先しているのが今の家電だ。エアコンもそう。冷蔵庫もまあ似たもんだろ。掃除機もそう。車もそうか。

とにかく、気がつくと日本は東京という異常な都市の環境を基準にして価値判断が決まる国になってしまった。その東京スタンダードは当たり前だが東京以外ではナンセンス。バカバカしい非常識な基準だ。そのナンセンスな基準で作られる製品にアイディアにサービスに政策。日本製品が海外で売れなくなってるのは自明の理だ。それに気付いているのか気付いていないのか。グローバル化などと東京中心至上主義の連中がテレビの向こうで言ってる姿を見るにつけ、日本の将来に大きな失望を感じ得ないのはオレだけなんだろうか。









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東京だけに通用する話

2014年07月24日 07時58分35秒 | 日記・エッセイ・コラム
東北も今週には梅雨明けするかなと思ったらとんでもない。これから梅雨本番の様な天気模様が続くらしい。どうにも東北はいつもなんでも遅れっ放しだな。

しかし、かといって中心地の東京はどうかというと、東京だけのローカルルールに縛られて完全にグローバル化からとり残されてる始末。東京ルールとグローバル基準とは相当にかけ離れているからね。日本はグローバル化も出来ず、奇異に肥大した東京スタンダードに振り回されて沈没するというのがオレの自論だ。

オレごときの自論だからそんなモノは妄想でしかないわけだが、その妄想が外れなかったりする事があるから笑えない。オレの自論は当たり前だがオレの興味のあるコトを念頭に置いている。音楽とか。音楽の中心が東京である事に異議を唱えるつもりは無い。それは事実だ。しかし、その事実が実に困った事態を生み出す事になる。ハード(音楽機材)の問題だ。

今では残念ながら国産の音楽機材はもうほとんど絶滅してしまった。10年ぐらい前まではかろうじて作っていた楽器メーカーは、YAMAHAやRolandといった日本を代表する楽器メーカーはもう音楽機材を作るのを放棄してしまった。海外メーカーの日本代理店の立場だ。それを言ったら楽器屋の店員が、その方がコストがかからなくて、ってオマエはテレビのアナリストかよ、まったく。それ言ったらあらゆるモノを作らないで輸入だけしてたらコストがから無くて良いという理屈だろうが。仮にも楽器屋の店員が言っていいセリフじゃねえだろうが。オマエんとこは海外メーカーのアンプを取り扱ってるのかよ。

いかん。つい感情的になってしまった。あんまり情けネエ商売しやがるからね。それに今どきの機材は壊れたら直せねえし。みんな関東の修理センターへ持って行く事になる。Rolandのクズベースアンプはツマミを1つ交換するのに1万以上取られたよ。ツマミが500円で技術料が1万円以上。修理工場のリペアマンは外国人労働者にした方が良いな。修理代高過ぎだこのヤロウ。直すよりも新品を買った方が良いってどういうことだよおまけに直らねえし。一度直らないともうダメだね、いまどきのデジタル機械ものは。複雑過ぎて修理しても元に戻らない。一部を交換しても必ずまた不具合が出る。買い替えた方が早い。

と言ってもRolandのクズベースアンプは10万以上したからね。メードインジャパンなんてもう迷信だよ。だいたい日本で作ってねえし。かつての高品質はもう無いね。滅多にハズレなんかなかったんだが、いまは結構な確率でハズレに当たる。というか、当たりに当たる事が珍しいと言うべきか。

その点海外メーカーの機材は激安だ。ブラジルの鶏肉みたいなもんだな。この性能でこの値段かよ、ともう驚愕だ。だいたい3分の一以下で買えるからね。国産メーカーの同クラスの機材に比べて。ってもう比べられる様な機材を作ってないけど。国産メーカーは。だから壊れても腹が立つ程度も少なくて済む。3分の一程度かな。

その作らなくなった理由が東京の特殊な環境のせいだとオレは思ってる。何故か。東京で暮らす人が東京で暮らす人向けに作ってるからだ。

例えばRolandもYAMAHAも大きなアンプを作らなくなった。大きなと言ってもマーシャルの三段積みみたいなヤツじゃなくてフツウにライブハウスやスタジオで使う100Wクラスのアンプ。あるのはみんな30Wぐらいの小型アンプ。これは自宅で使う分にはいいかもしれないが、野外とかでは全く使いものにならない。新しく出て来る小型アンプのウリは、軽くて持ち運びが便利。それって電車やバスで移動する東京の発想なんだよ。

車で機材を運ぶのがフツウのこの田舎では30Wのアンプの存在理由が無い。イベントで使うにも最低50W以上は必要だし、できれば300Wぐらいの音量が欲しい。そのぐらいじゃないとこのド田舎では役に立たんわけだ。オレの音楽仲間はみんなそのクラスの機材を持ってるからね。それも全部海外製の。そして車に積んで運んでる。

軽くて持ち運びが楽な小型アンプを有り難がるのは車を持ってない連中の話。まあ若者の車離れらしいから車を使わないと運べないものは東京では売れんのかもしれんが、そんなのは東京だけの話だからね。

オレが今考えてる屋外ライブ用のパワーアンプスピーカーが300Wの出力だ。それが3万円台で買えるのだから恐ろしい。もちろん海外製。国産で3万ッて言ったらそれこそ小型アンプしか買えない。一体楽器メーカーはどこのだれを相手にしてアンプを作っているんだかねえ。いや、東京の車を持っていない徒歩か公共交通しか使えない若者をターゲットにしているんだろうが。それでいいんか?ほんとうにそれで東京はいいのか?日本は大丈夫なのか?

二言めには地方は「東京みたいに交通機関が発達していない」とかぬかしやがる。それが車離れを助長してる様な面があるだろうが、それは裏を返すと「手で持って運べる程度の物しか持ち運びが出来ない」という非常に不便な生活圏だという話なんだよ。ストリートライブに徒歩で出かけるんだろうからね。車なんか持ってないだろうし。この田舎では考えられない話だが。

田舎では車が無いと生活に事欠く有様だ。それがさも不便な事の様にテレビでは繰り返し伝えられる。本当にそうか?車が無い生活が本当に便利で快適か?そりゃまあ確かに持ってるだけで懲罰的な税金がかかる車の維持費になまされなくても済むのは快適かもしれんが。

実は車が使えない事で行動範囲も活動範囲も大きく制限されてる事に東京の連中は気がついてい無いんじゃないか?だから小型の持ち運び可能なアンプを売り出して便利だと宣伝する。そんなモノ何の役に立つんだよ。完全に間違えてるぞ。製品開発の方向性が。

家電もそう。静かな洗濯機ってそんなものは都会の集合住宅でしかニーズが無いだろうに。この田舎でそんなモノを20万で店頭に並べられてだれが買うんだ?どうも東京以外では売れなくてもいいと思ってる様だが。国産メーカーは。しかし、そんなモノは東京以外どこでも売れない。当然海外でも売れない。当たり前だ。東京の様な都市は他には無いのだから。

4WDにこだわるスバルがアメリカで好調らしい。車の基本性能や安全のさることながら、4WDがアメリカの北部の寒い地方で支持されているせいだ。雪が降るんだよ。アメリカでも。北部は。ニューヨークも。東京と違って。ところが他のメーカーは東京に雪が降らないからか4WD仕様の車がほとんど無い。MAZDAが北日本で売れないのは4WDがないからだ。

まあ実際は駆動の違いはあまり感じられないかもしれない。4WDだからどんな雪道やアイスバーンでもOKと言うわけではないけどね。しかし、日本のメーカーは完全に東京市場しか念頭に置いてい無い。東京で4WDなど必要無いという判断で作っていないだけだ。しかし東京以外では話が違う。北日本では走る車は軽でさえも4WDが主流だから。冬の雪道が大きなウエイトを占めるわけだ。

東京だけを考えたらスバルも4WDにこだわる必要は無いだろう。しかし、それだったらスバルはとっくに消え去っていたに違いない。楽器メーカーのアンプの様に。東京に需要は無くてもそれ以外ではあるという事がワカランのだな。そういう東京スタンダードが日本をダメにするというのがオレの自論だ。東京に人が集中するほど日本はその特異な価値観によって沈んで行く。特殊な町の特殊な環境でしか通用しない価値観が日本をダメにする

もう楽器(機材系)に関しては国産メーカーの存在意味は無いと言ってもいい。最近、海外メーカーの家電製品が売れる様になって来たらしいね。楽器のアンプに起こった事が家電にも起きてるという事なんだろう。何故海外製品が売れるのかワカランよねえ、東京に住んでたら。東京ではそういうモノは必要ないから。だから何度も言うけども、東京が日本をダメにする。間違いない。




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外国人労働者

2014年07月22日 05時54分52秒 | 日記・エッセイ・コラム
ビールの売上げが9年連続過去最低を記録したとかNHKのニュースでやっていた。今どきの若者はビール離れが進んで、っておいおいまたそれかよ。

今どきの若僧どもは、ビール離れで車離れでテレビ離れ、新聞離れ、政治離れ、選挙ば離れ、結婚、旅行、映画、旅行、パチンコ、CD、バイク、タバコ、外食、コメ、魚、スキー、野球、スポーツ、就職、結婚、、、、

要するにほとんどすべてのジャンルが当てはまるのだが、これを言い出したマスゴミどもはどうやら危機感を煽ることで該当品目の消費が上向くのではないかと思ってさかんに言ってる様だ。まあいくら煽っても消費が伸びた話は聞かないから肝心の若い世代には全く届いていなのだろう。この若者の離れは根本的な原因がひとつある。マスゴミの連中は絶対にそれを原因の中心と伝えようとしないが、実際にはほとんどの国民がそれを痛いほど良く判っている。判っていてあえてそれに触れな様に話をすり替えようとしてるワケだな。

原因はハッキリしている。なんてエラそうに言うのも気恥ずかしいが、要するに「金が無い」。それだけだ。金があるのに興味のあるものが無いというのは老人の話。若い連中は欲しいものがあっても買えないのだ。それ以外に理由は無い。あとこの17年間のデフレ状況下で全く給料が上がらない生活を続けて来て、欲しいものを我慢する、諦める事が習慣として身に付いてしまったのかも知れない。金を持ってないヤツに欲しがらせる様な事をするのは止めた方が良い。ロクな事にならない。

しかし、そう書いてしまうとミもフタも無いけどね。頑張っても収入は増えないのだ。今どきは食えるだけで充分と満足しないといけない。多くの人はもう欲しいものがラクに買える様な収入のある仕事には就けないのだな。仕事を選ばなければ仕事はある。ただし、食えるかどうかは別だ。食えない仕事があまりに多くなった。人出不足を騒ぐバカヤロウどもはその現実を絶対に認めない。安くて会社の都合の良い時だけ働く労働力が欲しいのだ。そんな勝手な話があるか。己の不誠実さを棚に上げてテレビの向こうでは噴飯もののクズコメンテーターどもが勝手な事をしゃべってる。それはオマエらにとって非常に都合の良い話だろうが、あまりに身勝手で聞いていて不愉快極まりない。人を一体何だと思ってるんだか。

最近よく聞く「外国人労働者」の話。テレビではよく取り上げているがオレに言わせたら、ってオレが言わなくてもみんな気がついてると思うけど、これは心配するに値しない。なぜなら、そんな都合のいい外国人がいるワケが無い。外道企業の経営者どもは安い都合の良い労働力が手に入ると思ってるのだろうな。欲に目が眩むともうまともな思考を失う。外国人が、って実際にはほとんどが中国人らしいが、日本に来るのは高い賃金が目当てだ。

昔は、といってもつい15年ぐらいまでは賃金に30倍の差があった。だから中国人が日本で働きたがっていた。数年我慢して100万か200万貯められたら本国に帰って金持ちになれる。それが30倍になるのだからね。だから彼らは法を犯しても日本に働きに来たがった。親戚一同に借金をして日本に出稼ぎに来るのだ。オレも何人がそういう人をバイトで見た事がある。本当にパンの耳を食べて暮らしていた。無駄なお金は一銭でも削ってとにかく出来るだけ金を貯めて本国へ帰る。必死だ。そしてその為には従順に何でも言う通りに働く。日本にいる間は。それを、外国人労働者(中国人)は勤勉だ、とか言うのは大きく本質を見誤っている。彼らが日本人よりも前向きで従順で勤勉に見えたのはその30倍の賃金差のおかげだ。

ところが中国も経済発展が進み、今では都市部で3倍ぐらいの差しか無くなったらしい。という事はかつての10分の一。日本に来るうま味が無くなってしまったのだな。それでもまだ地方の農村部辺りでは10倍ぐらいの差はある様なので中国人留学生という名の出稼ぎ労働者は日本にやって来る。しかし、このデフレ状況。賃金は下がる一方。間違っても日本人よりも高い給料を支払うつもりは毛頭もない。企業は日本人よりも安く使えるから外国人労働者を有り難がるわけだ。これが同じ給料を支払えとなったらわざわざ外国人(中国人)を雇うオメデタイ会社など絶対に無い。

農業や漁業の現場もそう。要するに賃金が安過ぎて人が集まらないのだ。それを安く使える中国人にやってもらおうというのが最近急に言い始めた外国人労働者の受け入れの話だ。これは今までにも何度も話題に上がっては消えて行った。景気が悪くなると立ち消えて景気が良くなると蒸し返される都合の良い話だ。

今の日本では、もう彼らが働いて受け取る給料は本国に帰ってもメリットが無いぐらいの低賃金になってしまった。日本人よりも安く使いたいのだから、払われる賃金がいかほどか想像がつく。そんな低賃金でも昔は有り難がったが、もはや過去の話。より給料の良い所に流れるのはどこでも同じ。今は東南アジアの方へ中国人が流れてるとNHKが言っていた。向こうの方が給料が高いのだ。

日本では暮らすだけでもらった給料が全部消えてしまう。そんな低賃金、高物価の日本にどんなオメデタイ中国人がやって来るのだ?フツウに考えたら判りそうなもんだが、欲に目が眩むと何も見えなくなるのだな。フィリピンからお手伝いさんを連れて来て、手の空いた家庭の主婦を働かせようと言い出アベちゃんにはもう失笑するしかない。わざわざお手伝いさんを雇ってお母さんがスーパーのパートに出るのか?どこからそういうとんでもない発想が出て来るんだろうなあ。

ともかく心配する様な事態にはならないだろう。心配する事態とは、外国人労働者がドーッと入って来て日本人が仕事を失うという事。あんな安い給料でどうやって都会で暮らして行けるのだ?暮らす為だけに彼らは日本に来ない。お金を貯めるのが目的だから、その目的が叶わないのなら絶対に日本に来ない。メリットな何も無い事をする人間がどこにいるのだ。ところが、そういうオメデタイ労働者が海外にはウヨウヨいると思ってるのだから救いが無い。

人出が集まらない業種の原因は低賃金だ。それ以外に何の理由があるのだ?それ以外にありもしない理由をいくら並べ立てても何も解決しない。解決策は1つしかない。外国人を連れて来ようと思っても無駄。そんな都合の良い労働者はどこにもいない。どうしてそれが判らんのかねえ。欲に目が眩んでるからかなんだろうなあ。

人出不足で閉店した外食チェーンがあるが、これも低賃金が原因。仕事は選ばなければあるというのは詭弁。人はどんな仕事でも出来ると言う有り得ない前提条件の元で成り立つ話だから。そんな人はいない。人はできない仕事の方が多い。外食で働ける人っていうのがいるワケだよ。そういうのに適性がある人じゃないとラーメン屋とかでは働けないわけ。それがワカランと、何故人が集まらない?という話になる。思うんだが、経営者どもは

好きで安い時給でコキ使われる人がいる、と思ってんじゃないか?

そうとしか思えない論調バッカリだよ、テレビの向こうから聞こえて来るのは。そこには労働者の視点が完全に欠如している。働く人間を物としか見ていない傲慢な態度。だったら働かねえよ、と労働者のストライキが始まってる様な気がする。




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今年は蚊が多い

2014年07月21日 03時23分50秒 | 日記・エッセイ・コラム
適度な雨と温暖化のおかげで庭の雑草はもうエラい事になって来た。最近やたら蚊が多いなと思っていたが、庭に出ると必ずすぐに刺されるし、この間はラムが足を刺される所だった、このうっそうとした状態ではむべなるかな。「あるがままに」状態は好ましいものでは無いと痛感する今日この頃。庭の草むしりを1時間ほどやったら疲れた。足と腕が筋肉痛。

今どきの雑草は簡単に抜けないぐらい根が深く張っている。まあ、毎年の事なんだが農薬を使わないガーディニングは雑草と害虫との闘いだ。農薬を使えば簡単だが庭を歩き回るアホウどもに影響があるかと思って極力避けて来た。しかし、そのせいで蚊が増えて刺される様になって来ると問題だ。彼らにとって蚊が一番タチが悪い。「フェラリア」を伝染させるからだ。

もっとも、この寄生虫の予防は簡単だ。予防薬を蚊がいなくなるまで一ヶ月置きに一錠飲ませるだけで完全に防げる。たとえ庭に蚊がいなくなってもこの薬だけは投薬が絶対に必要。蚊がいない所など存在しない。たとえ都会のど真ん中だろうと蚊はたくさんいる。この病気にかかる可能性はかなり高い。

最近ではネット通販で近所の獣医サンの所よりも安く買える様になった。建前では毎年血液検査をしてもらえと言ってるが、ウチが行ってる所ではそんな事をした事は無い。いや、一度ぐらいはあったかな?何年かに一度とか。この病気にかかってる事が判った時にはもうかなり進行してしまってる事が多い。数年かけて寄生虫が心臓とかに寄生する様になる。昔飼っていた犬はだいたいこれで死んだ。知らなかったのだ。そんな病気がある事が。今でも予防薬を飲ませないと危険性はかなり高い。

最近は見渡すと犬を飼ってる所がほとんど無くなった。フェラリアにかかってる犬の血液を蚊が媒介して他の犬の体に伝染する。近所に犬がいないという事は感染の危険性も少なくなってはいるかもしれないが、ラムは散歩で結構いろんな所を歩き回るからね。どこで蚊に刺されてるか判らない。

その「ラム」も早13歳。同期の桜はもうほとんど散っていったんじゃないかな。今までほとんど病気も大きなケガもなく過ごして来た。まったく無いわけではないが、まあこのぐらいなら仕方がない。まったく健康なまま最後を迎えるなど人間でも不可能。必ず老いるとどこかが悪くなる。生き物の宿命だ。

今でも散歩に行くのが大好きだ。ただ、年齢を考えて距離は短くして気温の高い日は避ける様にしている。だから最近はあんまり散歩に行けない。オレが早起きして涼しい時間に散歩に連れて行ってやれば済む話なんだが。ラムがいなくなったら寂しくなるなと考えて3年前にシッポの生えたコーギー「トイ君」を飼い始めたが、これがまた散歩が大嫌い。散歩が嫌いな牧羊犬(コーギー)がいるか?と思うんだがいるんだよねえ。

家の周りを一周するのに慣れさせるまで1年ぐらいかかった。そんなに嫌いなら行かんでもいいだろう、と最近は散歩は取り止めた。慣れさせる為に強引に連れ回したのが良くなかったみたいで首の周りの毛が抜けてみすぼらしい事になってしまった。毛が抜ける牧羊犬がいるか?と思うんだがいるんだよねえ。行きつけの獣医サンの所で診てもらったが原因が判らない。もっともこの獣医サンの所で治った事が無いんだが。今まで。田舎はそんなモンなんだろう。

先日、大きく伸びた桜の木が隣の家の方まで行ってしまい、隣のオヤジさんが自分の家の庭木を切る際にウチのこの桜の枝も切ってもいいかと言って来た。庭師を呼んでやってもらうから、と言っていたが庭師が去った後の木の有様はもう無惨なものだった。これが仮にも庭師という肩書きを持つ職人の仕事か?ヒドイもんだよ。無惨としか言い様がない。向かいの何でも切りたがるオヤジさんにやらせて良かったんじゃないか?これが田舎の庭師の仕事ぶりかと驚いた。

市内にある桜は今年明らかに病気にかかってるのが見て取れた。シロウトが走ってる車の中から観ても判るぐらいの有様だが、何かしらの対策がとられた気配は全く無い。隣りの市では桜名所の管理はかなりしっかりやってる様だが、ウチの町ではシロウト庭師がただバサバサと枝を切ってるだけなんだろう。桜はむやみに切るとそこから雑菌が入り込んで病気になりやすい弱い木なのだが、そんな事すらもおかまいなしにただざん切りしただけで帰って行った。まあ、近所迷惑になってるわけだから注文を付けるワケにもいかん。こんな所で揉めても気が滅入るだけだし。

しかし、獣医といい庭師といい、言いたくはないがそれがプロの仕事なのかと情けない思いだ。抜け毛は原因が判らない。庭木の切り方も知らない。そんな「ド素人のプロ」ばっかりなのだろうなあ。なるべくそういう人のお世話にならない様に
気をつけて行くしか無い。なんとも心細い話だよなあ。



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これが想定内か

2014年07月11日 23時36分15秒 | 日記・エッセイ・コラム
バカバカしくも腹立たしい詐欺メールが終わったかと思ったら、今度はウイルス研究機関?からのバカバカしい詐欺メール。どこかでオレのメールアドレスが漏れたんだろうか。もうずいぶん長く使ってるからなあ。たまにはメールアドレスも変えた方が良いのかな?パスワードみたいに。

次々と「想定内の景気悪化を示すデータ」が出て来てるが、何を今更。一時的な落ち込みですぐに回復するなんてバカバカしい詐欺メールみたいな事をテレビの向こうでは毎日言ってたからね。まあ今でも言ってるか。一時的なものですぐに持ち直すと。持ち直す根拠がさっぱりワカラン。そもそも景気など良くなかったのだから。だから消費増税をすると聞いてみんな慌てて高額商品を買ったわけだからね。少しでも負担を軽減しようと。

ウチの近所でも見事に車が新しくなった。皆さん買い替えたわけだ。それも「軽」に。税金が安い軽に乗り換えたのは正解だったね。ガソリンが170円台に突入は時間の問題だ。そしてもう今まで高騰の時の様な反動は無い。高値のまま貼り付いてしまうだろうからね。160円以下になることはもう無いのだろうねえ。ドサクサに紛れて環境税とやらまで上乗せしやがった。一体何に使うんだ?地球環境の為に税金か?どこまでお花畑なんだかなあ。

高速割引も無くなった。半額でも高いと思っていたのに割引無しでオマケにガソリン170円じゃ心配しなくても無駄な車の運転などしません。必要最低限の運転しかしなくなったんじゃないか?もう高速をハイオク車で豪快に爆走するなんて猛者はいなくなったかも知れんなあ。まさかこういう形で暴走族が絶滅するとは想像出来なかった。何の事は無い。ガソリン価格上げてやれば済む話じゃないか。道路を改造したり取締りに血眼になったり一体どれだけ的外れの対策をして来たんだか。景気にかなうものなどいないのだ。黙らせるには不景気にすりゃ済む話だったな。

その買い替えた皆さんが車を買い替える頃にはこの町のディラーが何軒残ってる事やら。新聞を見ると閉まる話ばっかりだ。新しくオープンする話ってあんまり聞かなくなったね。というか全く聞かなくなったよ。閉まる話ばっかりだ。近くのホームセンターも閉まってた。120年の歴史のある温泉も来月閉まる。バブルに建てた温泉施設も閉まる。学校も統廃合で次々消える。そのうちすべての人の母校が一緒になるんじゃないか?

4月以降スーパーの雰囲気が変わった。もちろん悪い方へ。都会は知らんが地方都市はもう死んでる。オレが予測した未来のこの町の姿はオレの予測よりも早く実現しそうな感じだ。のんびり暮らしたいだけで田舎に帰って来たワケだが、そういう暮らしが実は贅沢な事だったと痛感させられる。食う為だけに生きてる感じだ。パンのみに生きろと、と言われてる感じがする。オレがじゃなく若い連中。どうすんの、若い世代。仕事なんかホントに無いよ。選ばなくても。本当に無い。昔のオレには耐えられない様な退屈な仕事しか無い。

そういう仕事を絶望を感じないで続けるのは強い意志が必要だと思うね。話が逆だが。強い意志が無いと単純で未来の無い仕事なんて出来ないでしょ。これは一体どういうことなんだかなあ。強い意志を持って絶望的な単純作業に生きろとな?何という残酷な時代になっちまったんだか。若い頃のオレには絶対に耐えられない事だ。しかし、今の若い連中はそれに耐えて行かないといけないのだな。何という残酷な話だ。それが地方都市の現実だ。

こういう状況でどこに何に希望を持って生きれば良いのだろうね。技術革新は素晴らしい未来を提供してくれると思ったんだが実際はどうだ。更に技術革新が進んだら一体社会はどうなってしまうのだろうか?

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アドバンス債権回収株式会社

2014年07月04日 23時37分07秒 | 日記・エッセイ・コラム
一億8千万を受け取ってくれないと死んでしまうー、というバカバカしい詐欺メールが来なくなったかと思ったら今度は「アドバンス債権回収株式会社」というこれまた噴飯モノの詐欺メールが大量に送られてきやがった。こういうあからさまに詐欺の手口がどうして野放しなのだ?理解に苦しむ。警察は一体何をしているんだ?こういうのを取り締まらないで何を取り締まるのだ。

オレの町でもついに振り込め詐欺の被害が出た。3,000万。大きいよねえ。まあ詐欺グループはそれだから止められないんだろうが、それにしても警察の取締りのユルさばかりが目立つ。捕まえてんのか?詐欺グループを。ほとんどニュースで見かけないんだが。だからクズ野郎どもが調子に乗ってんだろうに。見せしめは警察の得意技じゃないのか?どうして見せしめに取っ捕まえて極刑に処さないんだ?まったく理解に苦しむ。一番タチが悪いのがこの振り込め詐欺のクズ野郎どもだろうに。

オレの町での振り込め詐欺はコテコテのヤツで、ロト6の当たり番号を教えるから金を振り込めというもの。フツウに考えたら有り得ないと判りそうなもんだが、金に目がくらむと引っ掛かってしまうのだな。教えられた当選番号が翌日の新聞に載っていたので信用した、ってあのなあ。

新聞には翌日に番号が載るんだよ。

フツウに考えたら判りそうなもんだが。木曜日だっけ?ロト6は。確かテレビ番組でやってたよね。LIVE中継で。詐欺に遭った人はロト6を買った事が無かったのかねえ。金曜日の新聞に載ってるからってダマされるかな。

いやまあ、これは対岸の火事じゃないけどね。誰でも引っ掛かるワナだからね。冷静に考えたら、当たり番号を人に教えるワケが絶対に無い。知っていたらそれで一億の賞金が手に入るからね。何でそれをわざわざ他人に教えるワケ?ボランティア?しかしそれでもダマされる。

今度の「アドバンス債権回収株式会社」ってヤツも昔からある古典的な手口だ。エロサイトとかにアクセスするとよく引っ掛かるヤツで、IPアドレスを押さえたので逃げても無駄ですよとか言って脅して来るヤツだ。本当に差し押さえするならメールでメールアドレス宛てに通告してくるワケが無い。差し押さえを代行する株式会社などあるわけも無い。人の無知につけ込んだ悪質な詐欺メールだ。

ちなみにIPアドレスでは何も判らない。IPアドレスはパソコンを再起動させたりしたら変わるからね。それで個人情報の何かが判る事は絶対に無い。プロバイダーがエロサイトからの要請で個人情報を流すなどあるわけも無い。判っていたら絶対に引っ掛からない稚拙なワナだが、知らない人はよく引っ掛かるワナだ。

許せんのはそのクズ野郎どもだが、野放しの警察にもハラが立つ。120%詐欺メールなのにどうして取り締まらないのだ?どうして野放しなのだ?まったく理解出来ん。振り込め詐欺に注意して下さいって言っておきながらこの明らかな詐欺メールを放置する警察の姿勢はどう理解したら良いのかサッパリだ。被害が出ないと取り締まれないとでも言うのだろうか?




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