パシフィフィック・リム2
半島有事 一回の転びが致命傷の社会雪の予報が出ていたが、朝外を見ると本当に雪が積もっていた。昨年、今年と春が(雪が溶けるのが)早かったが、雪が解けたから春になった......
映画を観てきた。「シャザム」、正直に言うと僕には合わなかった。ギャグ?コメディ?が笑えなくてイライラさせられた。
後で映画comを見たら「アクションコメディ」というジャンルなのだね。アクションヒーロー物と思っていたから楽しめなかったのかな?
どうにも子どもが大手を振って生意気な口をきくのは面白いと思えない。というか、子どもを出す事がそもそもイライラする。
子どもが嫌いというわけではないけれど、どうして子どもに生意気な口をきかせて楽しいのかさっぱりわからん。
子どもは子どもだけで物語を作れば良い。大人のシーンにしゃしゃり出て生意気なセリフを吐かせる必要などあるまい。
そういうギャグ?コメディ?の面白さが分からないなら観なければ良いだけの話だが、映画の予告を見てそれが分かるはずもない。
生意気が子どもがそのままスーパーパワーを身につけて無邪気に?振る舞うのが面白いと思える人には推奨の映画だろう。
そして来週はいよいよアベンジャーズ完結編だ。これには子どもが出ないから安心して見られる。多分。
子どもがしゃしゃり出て、世界を救ってくれなきゃやだー 、みたいなシーンはアニメだけにしてもらいたい。
今年はアベンジャーズの完結、そしてスターウォーズの完結、と長く続いたシリーズ物語が終りを告げる。
スターウォーズは僕が学生の頃に地元の映画館で観たが、あの最初のシーン戦艦スターデストロイヤーが出てくる時の衝撃は今でも忘れられない。
結局スターウォーズはその最初の設定を超える事が出来なかった。巨大な戦艦のデザインも、戦闘機も、兵士の姿も、変える事が出来なかった。
そして何よりルークとダースベイダーのいない世界観はスターウォーズには成り得ない事を思い知らされた。
前作はひどい内容だった。アベンジャーズの計算された絶望的な状況とは全く違って、ストーリーがもう救いがないほど酷かった。
そこにはルークをはじめとするオリジナルキャラに対するリスペクトは微塵もなく、ただ自己満足の今までのスターウォーズの価値の否定しかなかった。
今年末の最終話でスターウォーズは一旦全ての制作を終了するらしい。これ以上は、つまりはルークやソロやダースベイダーがいない物語は、もうスターウォーズではないという判断だろう。
実はハリウッド映画は近年はほとんどリメイクばかりの大作だった。
スーパーマン、スパイダーマン、アイアンマン、バットマン、etc。スターウォーズしかり、昨日観てきた「シャザム」然り。来月のゴジラもそうか。
そろそろ新しい世界観の物語を作り出さないと、いつまでもスーパーマンにスパイダーマンではなあ。
もっとも日本の仮面ライダーのように、名前は変わらずとも中身はどんどん変わっていくものもある。
まるで、名前は変わっていないがメンバーはもうオリジナルメンバーがいないビッグネームのバンドみたいな感じだが。ベンチャーズもそうかな。
ロックでは新しいリフ、伴奏に使われるフレーズはもう出尽くしたと言われる。誰も聴いた事の無い、そしてかっこいいリフはもう無いのだな。
リフに限らずメロディもそうだろうし、歌詞もそうだろう。人を感動させる新しい今まで聞いた事の無いフレーズなどもう無いのだ。
そしてそれは物語にも言えるわけだな。新しいヒーローはもう生まれないのだ。ヒーローは出尽くしてしまった。
スターウォーズには何も期待していないが、初めて見たときの感動から40年、何と40年も経ったのだなあ。
どういう形であれ、最後の結末を見届ける事が出来るのは感慨深いものがある。納得するとかしないとか関係なく、最後になるスターウォーズは観に行かねばなるまいなあ。