1日に3回雪かきですよ。朝、夕方、夜中の3回。2回は除雪車が削り取って行った市道の残雪後始末。車が踏み固めた道路の雪を削って行った残雪はもう雪とかそういうモンじゃない。土砂そのもの。スノーダンプが壊れそうだ。剣先スコップの歯が立たない固さだ。こういうのをワンシーズンに何度も除雪と称して家の玄関前に置いて行く。それを各家々が片付ける。
よく皆さん不満も言わずに黙々とやるよなあ。オレはもうハラ立ってしょうがないが、ハラ立ててるのオレだけみたいで市役所に怒鳴り込むワケにもいかん。こんなのは除雪でも何でもない。住宅地の市道がこの有様だからメインストリートも状況は変わらない。もう歩道は雪で歩けなくなってる。交差点には残雪が山となって歩行者が歩けない状況。車道を渡るしかない。これは吹雪の時などは本当に危険だ。まあスピードを落としてるので大ケガには、、、なるんだよ。高齢者が多いから。倒されても致命傷になる。タムタムの散歩も非常に困る。歩く所がない。ほとんど車道を歩くことになるからとても危険だ。
商店街ぐらい本当の除雪をしてもらいたいもんだが、ここでも店先の除雪は各商店にまかせっきり。だからまったく通れない所も出て来る。おばあちゃんが車を押しながら車道に出て来る。危なくてしょうがない。高齢者が多くなってるというのにこういうインフラはまったく整備されない。金が無いと言うんだろう。しかしこれでは地方に帰る人もいなくなるのではないか。政府の言いなりマスゴミは温暖化を連呼するが、温暖化だから大雪になるなんて事を言われてハイそうですかとはいかない。
この程度の雪で大騒ぎするな、と言われそうだけどね。ただ、ここは豪雪地帯じゃないんですよ。だから冬の雪に対する対策がほとんど何も行なわれていない。除雪車を出して道路の雪を脇にどかすだけ。それで済まないぐらいの量になって来てるのが問題。豪雪地帯ならそれなりのインフラが整備されてるがそういうモノが一切ない。ない所にこの雪だから困るわけですよ。皆さん各家庭で何とかして下さいというスタンスじゃ済まない状況になって来てることが問題。そして大きな問題は高齢化が進んで来てる事。
とにかく、温暖化が進めば進むほど大雪の可能性が高くなるという理屈が正しいとしよう。だったらその対策を打たなくちゃイカンでしょうが。温暖化だから暖冬になって冬の準備をしなくても良い、みたいな間違った情報を発信されては困る。今冬は早くに除雪機が売り切れてしまったみたいだ。この除雪機も、まあ色々言いたい事はあるけど、今までさんざん書いたから割愛するけど、東北にはこれからは需要が増えるんじゃないですかね。お隣さんも今年HONDAの除雪機を買った。ハイブリットのヤツだから50万ぐらいするんじゃないか。最廉価版のうちのYAMAHAのですら30万以上するからね。とにかく高価だ。
皆さん高齢化が進んで、ところが一向に温暖化とやらで暖冬にはならん。ならんどころか最近は冬が早くなって来た。春も遅くなって来てる。春が来ても寒くて農作物が被害を受けることが多くなってる。そして6月ぐらいに急に夏になる。まあ異常気象という事なんだろう。温暖化によって冬の寒さも厳しくなるのか?まあ能無しロクデナシどもの当たらない天気予報は放っといて、短期は当たるが長期がまるで外れっ放し、冬は確実に寒いし雪が降る。今冬は降りはじめからまだ2週間しか経っていないがずーっと降りっ放し。気温もずーっと低温注意報。ほとんど連日真冬日なので降った雪がまったく溶けずに積み重なる。
もう去年のピーク時と同じぐらいの積雪量になったんじゃないかな。このペースは6年ぐらい前の記録的大雪の時と同じだ。もうウチの敷地には残雪を置く場所がほとんど無い。おそらく来年の春まで、早くても3月上旬まではこの状態が続くことになる。正月は晴れ間が出るとか言ってるみたいだが、これじゃあ帰省した家族に雪かきをしてもらわないといけないだろう。実際、オレが冬に東京から帰省したときは何度も雪かきをしていた。おふくろが一人暮らしだったからね。仕方なく屋根に上がった時もあったらしいが、毎年雪下ろしで必ず死者が出る。交通事故よりも多い死者が出る。みんな高齢者だ。しかし、若い連中雪かきしてんのか?
除雪機を購入してからはずいぶんと作業的にはラクになったがそれでも万能ではない。湿った雪はほとんど飛ばせないから使えない。ある程度の量にならないと使えない。雪が多過ぎても飛ばせない。家庭用の廉価版だからね。除雪車が置いて行った土砂みたいな重い残雪も除雪機で片付けることは出来たが、去年あたりからそのせいで痛みが激しくなった。シューターについていた板がボロボロになってしまった。ガンガン氷の塊が当たるからだ。もし壊れて買い替えなんて事になったらまた30万だ。今冬は厳しいけれど除雪車の残雪は人力で片付けることにした。それでまた余計に疲れるしムカつくわけ。
これだけ雪が降ると判ってるならナントカ手を打つことをどうして考えないんだろうね。一人暮らしの高齢者が増えて屋根の雪下ろしはもちろん玄関先の重い残雪もどかせないという声が聞こえていないのだろうか。平均年収600万ももらって何やってんだかボンクラども。除雪車を動かすことだけが仕事だと思ってる。雪は消えて無くならない。進む高齢化に冬の除雪をどう考えるか。もう少し知恵を使っても良いんじゃないか。田舎に来て早12年。何にも変わらん。毎年同じことの繰り返しだ。除雪費用がかかったかからなかったとそういう話ばかり。下水道もいいけどね。排雪も考えてもらいたい。オレもこのままではさすがにずっと田舎に暮らすことに躊躇して来た。何しろ冬は全然温暖化していない。逆に隔年ごとにドカ雪に悩まされる有様だ。
今冬も始まったばかりでもう去年のピークと同じ降雪量。晴れ間を見つけて屋根の雪下ろしをしないといけないが、その屋根の雪を降ろす場所がない。この降ろした雪がまた異常に重い。スコップの歯が立たないからね。これじゃあ屋根から落ちて来た雪で埋まった人を助け出すのは至難だ。オレも気をつけないと。死と隣り合わせの作業だからね。冗談抜きで。だから死者が毎年出る。屋根の雪下ろしを甘く考えてる人が大杉。除雪を甘く見過ぎだ。こんな調子で10年後とかどうするつもりなんだろう。1人で片付けられない高齢者ばかりになって行政はどういう対応をするつもりなんだろう。
民間の業者に頼めば一回数万の手数料がかかる。年金暮らしがほとんどになったご近所の皆さんにそんな高額な出費は出来ない。出来ないがかといって自力では雪下ろしも出来ない。イヤね、ホントにどうするんだろうと心配になる。お隣さんの二階の窓はもう雪で埋まってしまってる。ところが80代のおばあちゃんの一人暮らしだ。息子はたまに帰って来てるみたいだがまったく我関せず。見かねて隣のオヤジさんがボランティアで、という展開だ。その隣のオヤジさんももう結構な年になってしまったしね。
雪かきボランティアを募集してるみたいだが、誰がこの不景気に無償で休日に自分の家の雪かきを放っといて他人の家の屋根の雪下ろしなんかしますか。行政のバカどもは一体何を考えてるんだか。そこで雇用を作れば良いでしょうに。町内に一台づつ除雪機を置けば良いんですよ。空き地を市で借りてそこに捨てられる様にすれば良い。排雪溝を作ってそこに捨てられる様にすれば良い。融雪装置を付ける家に補助金を出せば良い。高齢者世帯で高齢者向けの改築には補助金出すくせにどうして雪対策には金を出さないのか。
オレは帰って来た頃、冬の雪対策で色々とやってみたけどダメだね。少しの雪だったら何とかなるけど除雪機を使わないといけない様な量の雪には小手先で何とかなる方法は無い。かといって本格的な融雪装置はエラい高額な工事費がかかる。雪の中を走り回るドアホウどもを見てると雪も良いもんだなと思うんだが、こんなに降られちゃねえ。もうお手上げですよ。ここは豪雪地帯じゃないから。それなのにこれだけの雪が降る。温暖化と言われるがそんなのはまやかしだ。気休めにもならんが、それを真に受けて対策を怠るバカ行政にはホントに困ったもんだ。インフラを完備して田舎暮らしをしたい人間を呼び込もうとかいう発想無いワケ?まったく田舎はこれだからなあ。まあだから田舎なんだが。