入厩馬 近況

ドナシュラーク・・・12日は栗東坂路で追い切り（53.7-39.2-25.9-13.4）

グロッタアズーラ・・・12日は美浦南Ｗコースで追い切り（82.4-65.9-51.9-38.7-14.4）。「今週の追い切りは長めから行って66秒くらいでしたが、最後の1ハロンで少し時計を要してした。動きは徐々に良くなっているが、欲を言えばもう少し乗り込みたい。場合によっては今週の競馬も考えていたが、1週延ばして、態勢が整うようならば来週の競馬を考える。負担のかかりやすい背腰の状態もまずまずだし、復帰戦からいい走りができるような状態にしたいと思う」（二ノ宮師）
レースの詳細は未定も、早ければ来週の新潟競馬に出走を予定。

スーブルソー・・・12日は美浦南Ｗコースで追い切り（70.4-55.0-40.9-13.6）。「今朝は3頭の一番後ろを進み、直線で併せる形。前の馬が少しチグハグだったが、大きな影響を受けることなく走れたし、問題なく追い切りを終えている。じっくり時間をかけながら乗り込んでいることで状態はいい。走りもしっかりしていて、いい雰囲気の中で調教を進めることができている。この調子で行けばあと2～3週ほどで競馬に向かうことができそう。今のところ東京の3週目を目標にしているが、今後の状態をよく見ながら最終的にレースを決めるつもり」（萩原師）
状態次第で前後する可能性はあるが、6月6日の東京競馬（3歳500万下・ダ1600ｍ）を目標に調整している。

マージービート・・・12日は軽めの調整。「今週の競馬を使うつもりだったが、今朝馬房から出してみるとじんましんが出ていたので回避することにした。すでに治療をしているし、引いてしまえばすぐに乗り出せるから、このまま治るようなら来週の新潟競馬に向う。無理をすれば使えないことはないという程度の症状だが、2、3日様子を見て乗り出す予定」（西園師）
22日の新潟競馬（3歳未勝利・ダ1800ｍ）もしくは23日の新潟競馬（3歳未勝利・若手騎手限定・ダ1800ｍ）に出走を予定。


ドナシュラークは順調に乗り込みをこなしているようです。入厩以来ほぼ週4で坂路にいれているので体調、脚元ともにいいのでしょう。今回の追い切りも初めは14秒台中盤ではいって13.3-12.5-13.4で登板してきているから調教内容としては理想的後はゲート試験もあるし、オーバーワークにならないように調整して欲しいです。

グロッタアズーラは来週にも出走予定今までの経緯とコメントからしてこれは想定外。師の言うとおりもう少し乗りこみをしてから出走してはとは思いますが、時期的にはこうなってしまうのでしょうか。コメントからして初戦からというよりは、叩いてとの思想が強そうですし、まだまだ幼くてレースを経験しながら競馬を覚えなければならない状態ですから、何とか体調は少なくても平行線のまま推移して欲しいですね。

一方のスーブルソーは大事に大事に育てられています。この馬も幼いというよりはどちらかというと我が強いタイプでそこを矯正しながら、レースで教えていくことが課題の馬ですが、師の言動から期待馬なことがひしひしと伝わってきます。予定している6月6日は願ってもない舞台ですね。同日に3歳世代での上位のダート馬が出走してくるユニコーンSがありますから、走破時計でこの馬の現在の位置がわかりますし。調子がいいだけに是非このまま順調に調教を積んで欲しいですね

マージービートは無理させないでください体調が整っていないなら一度リセットしても構いません。未勝利で終わる馬ではないと思われるだけにベストの状態でもっていってくれれば自ずと結果はついてくる筈