ギャロップ3ハロン

一口馬主【キャロットクラブ】、馬券予想などをつづっていきたいと思います!

2回 函館 6日 5R 2歳メイクデビュー 結果

2011年07月31日 | アーデント
アーデントのメイクデビューは2着に終わりました。
戦前、盛り上がり各紙面をにぎわせた結果としては残念の部類にはなりますが、この馬の血統背景と
馬体、今後の成長度を考えると悲観する結果でも内容でもありませんでした

さて、レース回顧ですが馬体重は460キロ。
これは意外でもう少し大きいかと思っていました。

レースはスタートは普通で中団につけます。
道中スローで流れたためか、一時掛り気味なった時もありましたが、上手く折り合いをつけていたのではないでしょうか
ただ、終始外から勝ち馬である⑨ヒーラにプレッシャーをかけられていました。
勝負所では内に包まれてしまい、またスローのため前の馬もまだ脚を残しているので上手く捌ききれず外にもちだします。
そこから、伸びますが案外その伸びも欠き2着まで。

ラップタイムは【12.5-11.4-13.2-13.3-12.3-12.4-12.5-12.1】で前半の3ハロンが37.1、後半が37.0秒だから前半の方が速く前の馬が有利な展開。
1000mのタイムも1.02.7秒だからスローペースでしょう。これをアーデント自身は上がり36.8秒の1.52.3秒でまとめています。
時計的には水準レベルかな。

以下レース後のコメント
31日の函館競馬は中団でじっくりと脚を溜める。直線では先に抜け出した馬を懸命に追うも交しきれず2着。
「これだけ期待が高くて、さらに能力の高い馬を勝たせられずに申し訳ない。調教に跨った感じだともう少し行きたがったりして若さを見せるかと思っていたけど、向こう正面からはとてもリズムよく走れていたからね。このお母さんの産駒には何頭か乗っているけど、一歩間違えると気性面で取り返しのつかないことになるタイプがいるからね。今日も馬場入りをゴネたり難しい面を見せることはあるから、今の時期に無理はさせない方がいいと思う。大事にしていけば必ず走ってくる馬だから、次に期待してください」(横山典騎手)
「パドックを見ていると、”幼稚園児の中に1頭だけ大人が周回している”そう表現したくなるくらい、雰囲気は抜けていたと思う。レースですから何が起こるかはわからないが、負けるならこのパターンしかないという流れに嵌ってしまった。パトロールを見ると、勝負どころで前へ出られるタイミングが一瞬だけあってジョッキーも行こうとしたけど、その瞬間に外からカットされて若干引っ張るシーンがあった。勝って2歳ステークスなどを考えたかったけど、それも叶いませんね。今の時期に無理をさせる血統ではないし、いったん放牧に出そうと思う。勝たせられずに悔しいし、会員のみなさまにも申し訳なく思う」(加藤征師)
圧倒的1番人気に支持されたとおり、仕上がりも良好でレースへ臨むことができたが、残念ながら新馬勝ちとは行きませんでした。悔しい結果ではあるが、まだ、焦る時期ではないしいったんNF空港へ放牧に出る予定。放牧先の状態を見ながら次のレースを考えて行きたいと思う。

ついでにJRA-VANの横山騎手のコメント 
「気性がうるさくなる血筋なので、そのあたりがクリアできれば走ってくると思います。走りますよ」

ジョッキーて素晴らしいですね横山騎手が乗ったことある兄弟はヒカルプリンスとテイクバイストーム。
うち、テイクの方は一回のみの騎乗だが、ヒカルプリンスはデビュー後15戦くらい乗っていた。
この馬はデビュー後8戦目でようやく勝ち上がっているのだが、その間ずっと横山騎手。
結局1000万下の馬なのだが、そんな馬でもしっかりと記憶に残っていて、それを参考にして糧にしていかそうとするのですから。
色々今回の騎乗に賛否両論あるみたいですが、悪い騎乗ではないと思うし、ここで変なくせをつけると後々が大変だからむしろ良かったと思います。
ノリが乗ってくれてよかった

気性的な問題もあるし、何よりまだまだ馬体も幼く成長途上だと思います。でも、素質はあることが今回のレースで判りました
また、トビが大きく、中・長距離が向いていそうな走りをします。小回りよりは府中などの舞台の方が合うでしょう。

キャロットクラブに出資した理由として愛馬のクラシック出走の夢をみたからです。
社台、サンデーへ別格なのでそれを抜かしたら一番このクラブがその可能性が高かったからです。
過去その夢を目指して出資をしてきましたが、かないませんでした。

まだまだ、気性面も馬体面も成長しないといけません。しかもまだ未勝利の身です。
でも、アーデントはひょっとするとこの夢の舞台を目指せる可能性があると思っています。
放牧でしっかりと成長してくれることを期待しています


4回 小倉 2日 3R 3歳未勝利戦結果

2011年07月31日 | 引退馬
クーリドフレイズの3戦目は、シンガリ負け
しかも勝ち馬とのタイム差が3.1秒差でした
う~ん、時間もないしこれは厳しいぞ

さて、レース回顧ですが馬体重は前走からマイナス10キロの426キロ。
前走の地方交流戦位が丁度いいかと思っていましたが、これは細すぎるのでは
前日、3連複の軸にすると言っていましたが、この体重をみてやめてしまいました
応援馬券だけ買って、軸は勝ち馬であった⑤マイティースコールがこのメンバーでは上だと思っていたので
この馬の1着固定で3連単。でも点数が多かったため配当は微妙。
単勝で勝負すればよかった

クーリドフレイズですが、スタートはいまいちで道中流れに乗れず後方から競馬。
前走短いところを使ったので、もう少し流れにのれると思っていたのですが・・・
勝負所で手応えが怪しくなり、画面から消えていました・・・
ゴールはブービー馬から7馬身も離されてゴール
厳しいぞ、厳しすぎます。
去年もこの時期未勝利が4頭もおりましたが、その馬は全て未勝利で2着にはきてくれていて次走に向けて希望は持てていました
初年度に出資をした3頭中2頭は勝ち上がってくれ、レース中に故障して引退してしまったライドザウインドも2着があり希望がもてていました。
幸い、出資した馬は運がいいことに皆そこそこ走ってくれたのですが、この馬は・・・

以下レース後のコメント
31日の小倉競馬では五分のスタートも行き脚がつかず後方から。3コーナー手前で置かれはじめ、直線も伸びを欠いて15着。
「調教で跨がった雰囲気がとても良かったので期待していたが、レースでは向こう正面からまったくハミを取らず、前に進んでくれませんでした。距離は問題なさそうだし、今日は気持ちの面で前向きさがなかったことが敗因。能力は高いのに、力を引き出せず申し訳ない」(赤木騎手)
「マイナス体重ではあったが、それほど体が寂しく映ったわけではないし、状態に関しては問題がなかったと思う。それなのに、レースでは進んで行く気持が見られません。勝負どころで馬群から離されると、もう諦めてしまっている印象。ジョッキーも言っているとおり、調教の走りをレースでも見せてくれさえすれば、こんなに負けるはずはない馬だと思う。前回はいくらか急仕上げな部分があったので仕方がなかったが、今回は状態が上向いていただけに残念。レースを選べる立場ではないが、どんな条件であっても気持の面がレース中に切れなければもう少し前進は可能だと思う」(矢作師)
今日は見どころなく敗れたが、ハミを取らなかったというはっきりした敗因がある。キャリアが浅いだけに経験を糧にしての良化に期待したい。優先出走権がなく、レース間隔が必要なことから、このあとはトレセンに戻って馬体を確認したのち、NFしがらきへ放牧に出る予定。


追い切りで馬なりで坂路を登っていき、馬に走る気があると思っていたのですが・・・
それがあって、今回は勝負になるのではと思っていたのですが難しいですね。
どうやら放牧後、まだ続戦のようです。矢作先生が仰るように走る気さえなればここまで惨敗はしないと思うのですが、この着順。
少しの前進では足りません時間もないし、馬に走る気がないという非常に厳しい状態ですが、
関係者が諦めない限り、当然この馬を応援していきます

2回 函館 6日 5R メイクデビュー

2011年07月30日 | アーデント
今年の2歳世代のエースとして期待をしているアーデント
ただ、血統的には晩成傾向が強いので秋~冬にデビューできれば早く、通常ならば3歳に入ってかも
と考えていましたが、この馬が2歳馬の先陣をきることになりました

調教師である加藤先生が素質を高く評価してくれて、ラッパを吹きまくってくれているお陰で
各新聞紙上で高評価を頂いています新馬戦は特に走ってみないとわからない部分が大きいけどこれは素直に嬉しいです。
また、速い時計はだしていないけど、調教の内容などを見てもトビが大きく、手先が軽くバネがありそうな印象は受けます。
瞬発力はかなりありそうなイメージ
クラブから送られてきたデビュー前の写真ではまだキ甲が抜けていなくて、トモも頼りなく成長段階だなというのは分かりますが、
素質は高そうなためやはり初戦から期待をしてしまいます

さて、ライバル馬となりそうな存在は調教VTRからみて
中尾先生の評価が高い⑦アドマイヤシャドー
同じく服部先生の評価が高く5月から入厩をしていた⑩ユウキソルジャー
アーデントと直線の追い切りを併せた⑫マスターズキング
調教の動きは良かった⑬アズマスターフィー
同じディープ産駒の⑨ヒーラ、そしてちょっと不気味な⑭トミケンユークアイでしょうか

メイクデビューは全くどの馬が走るかわかりませんし、この時期は素質よりも完成度の方が大事なのでそういう意味ではアーデントは不利とは言えます。
ただ、調教もある程度本数はこなしてきたし、その走りからある程度はやってくれるとは期待をしています
一生に一度のメイクデビューまずは無事に廻ってきて欲しいですし、そこでなお見どころがあれば最高ですね

4回 小倉 2日 3R 3歳未勝利戦

2011年07月30日 | 引退馬
クーリドフレイズの生き残りをかけた戦い3戦目。
前回地方交流戦に出走し、メンバー的にも非常に恵まれた相手であったのにも関わらず勝ち馬と2.4秒差の6着。
その後その勝ち馬が中央の500万下で14着と惨敗しているので非常に厳しい戦いになってくると思います。
また、今回のメンバーは前走掲示板を確保した馬が5頭、前々走も入れると15頭中8頭が確保しているので非常に厳しいです
ただ、ノーチャンスだとは思っていません。
まず、前走より上積みが大きく見込めることそして、速い流れを経験したことにより1800mと多少ペース的に緩むと思われるので追走は楽になること。
そして、追い切り内容が一番のポイントです。今回は馬なりでほぼ同じ時計がでているので馬に走る気がでてきていること
これにつきます。といいますか、信じたいですね

さて、ライバル馬となりそうな存在は
戦績は素晴らしいけど4月から使われ続けてきて少し疲労が心配な③ゴットラウディー
前走は度外視してもいい④メイショウシレトコ
4戦中2着が3回といまいち勝ちきれない⑥サクラアルディート
共に実力がある⑫プレミアムカード⑬ラポール。
そして、今回のメンバー中一番強いと思われる⑤マイティースコールではないでしょうか

今回クーリドフレイズはここである程度の結果を残さないとひょっとすると引退かもと思われる戦いであります。
しかし、過去のレースの中では一番勝負になる可能性のあるレースだと思いますし、
ここは応援馬券以外にガツンと3連複の軸馬として勝負するつもりです
それだけの期待をしています。

2歳馬 近況

2011年07月29日 | キャロットクラブ
ピグマリオン・・・この中間疲れを感じさせたため、数日調教ペースを落として様子を見ていたが、皮膚病の症状が出てきていることから、現在はトレッドミルのみで調整。順調に乗り込むことができ、移動を視野に入れた話も考えていただけに残念ではあるが、まずはしっかりと疲れを取ることに主眼をおいて進めていく。

フィックルスター・・・現在は1000m周回ダートコースをスローキャンターで3周半のメニューを基本に、週1日は900m屋内坂路コースをハロン17秒で2本元気に駆け上がっている。普段からの仕種でも大人びてきていることが感じられ、精神面での成長も顕著。今後は少しずつ、調教の負荷を強めていく予定。

プラチナスレッド・・・右飛節は痛みがなくなり、歩様にも問題はないので、この中間から騎乗運動を開始。現在は1000m周回ダートコースをスローキャンターで1周半。腹回りに余裕がある体型だが、乗り込んでいけばスッキリしてくるはずで、心配はない。今後も順調にペースを上げていけそう。


健康優良児であったピグマリオンですが、疲れと皮膚病の症状がでてしまったため、ペースが落ちました今週出走するアーデントと入れ替わり来週にも入厩するのではとの情報もあったため残念ではありますが、意外にも早熟タイプというわけでもなさそうなので将来的に考えるとこのペースダウンは馬体の成長を促す意味でもそう悪いことではないと思います。まずは、じっくりと疲れを癒しまた次のステップにいければ問題ないです

フィックルスターは良化をしていますね。ペース自体は前回の更新と変わりありませんが、馬体面でしっかりと成長してきていると感じます。前に牧場見学をしたときに、マイル~2000mまで持つかと言われその適正距離にもうちょっとあるのではと思いましたが、なるほど首が太く短く短距離馬のそれになってきました。馬体はキャロットの4歳世代で抽選で外れてしまった同じタキオン産駒のカドデュソレイユに似ていますね。いかにもパワーがありそうな感じを受けます。
しっかりと成長してきているので楽しみな馬です

さて、毎回問題のプラチナスレッドです。何とか次のステップに進むことができましたが、ここからです。この馬はまだここから次の段階に進めていないので坂路入りが当面の目標ではないでしょうかもう2ヶ月もすると一歳馬が育成牧場に移動していき、あまりに遅いとそれに抜かれてしまうので何とか頑張って欲しいですね。

入厩馬 近況

2011年07月28日 | キャロットクラブ
スーブルソー・・・27日は函館ダートコースで追い切り(74.5-57.8-42.4-14.1)。28日は軽めの調整。
「中身はある程度できているし中2週の間隔だから今週は15-15程度でサラッと動かす内容。馬体重はそれほど変わらず514キロ。自分の見た感覚ではもっとムチムチっとした体の張りがあってもいいような気はするが、新馬の頃からこの馬のことを知らないので、どの状態がこの馬のベストの体と言えるのか判別しにくいが正直なところ。ただ、現状でもまずまずの走りをすることができているので、少なからずとも今の状態をキープしてあげれば問題ないはず。都合がつくようならば来週の最終追い切りはジョッキーを乗せて行うことも考えようと思っている」(牧師)
8月6日の函館競馬(3歳上500万下・ダ1700m)に丸山騎手で出走を予定。

マージービート・・・28日は軽めの調整。
「水曜日の笠松競馬は、直線までは勝ちパターンと思って見ていたが、最後に惜しくも差されてしまった。敗れたとはいえ、前走の不可解な敗戦が本来の力ではないということははっきりしたし、好調をキープできればまたいい競馬ができるはず。レースが終わって間もないのでなんとも言えないが、このまま疲れが出ないようなら在厩で調整して条件を変えることも検討したい」(西園師)

クーリドフレイズ・・・27日は栗東坂路で追い切り(53.9-39.2-26.1-13.4)。28日は軽めの調整。
「水曜日は赤木騎手に跨がってもらって追い切り。全体の時計は上々だし、使ったあとも疲れが出ることはなく順調。今週のダート戦に使うつもりだったが、出走間隔が足りません。さらに出走を延ばすことも考えたが、もう一度芝を試したいと思っていた馬だし、多少距離が長くても開幕週の小回りなら、前々で有利に競馬が進められるのではないかということになり、日曜日の芝1800メートル戦に向かうことにした」(安藤助手)
31日の小倉競馬(3歳未勝利・芝1800m)に赤木騎手で出走。

アーデント・・・27日は函館芝コースで追い切り(69.9-54.2-39.0-12.0)。
「先週の追い切りに続きジョッキーを背にして行った。先週はちょっと時計が遅かったが、今朝も無理してビッシリやることはないので、本番を意識して本馬場へ入れて70-40程度のところで適度な負荷をかける内容。ある新聞ではかなり大きな取り上げられ方をしているが、本音としては“可もなく不可もなく”といった感じ。素質は確かに感じているが、まだまだこれからの馬。美浦にいるときからじっくり乗り込んでここまで来て競馬へ送り出すわけだから、数本の調教だけで出てくる馬たちには少なくとも負けたくないとは思っている。それに、美浦で追い切っていた頃よりだいぶ上へ飛ぶような走りではなく前へ出るような格好にもなってきだ。ただ、少し大トビな走り。もちろん悪い話ではないが、小回りコースの新馬戦をいかにスムーズに走れるかもポイント。先週の金曜日にゲートを確認した際は普通に出ていたので、本番も普通に回ってきてくれればと思っている」(加藤征師)
31日の函館競馬(2歳新馬・芝1800m)に横山典騎手で出走


スーブルソーは来週競馬予定です牧先生、体の張りを感じないのは夏バテをしているからかも・・・
この馬は2歳時早期デビューを目指して、夏に美浦に入厩しましたが夏バテをしたのかげっそりしていて放牧にだし立て直したことを思い出します。
来週の追い切りに注目ですね。ここである程度の時計で走れないのならば・・・

マージービートはどうしちゃったのという心境です(笑)西園先生、在厩で条件を変えるって
続戦ならば地方交流戦を使ったことも納得できるし、小回りの1400mを使ったのもある程度早い流れを経験できたのですから、距離を伸ばしたときにこの馬にとっては
プラスとなってくれると思います。どういう条件を考えているのかはわかりませんが、楽しみであります。

クーリドフレイズは今週出走当初はダートの短いところを使うつもりだったので、この芝路線の変更はどういう意図かと思っていたけどそういうことか
入れる可能性がなかったということですね。矢作厩舎は後述に記載する加藤先生のところとは異なり3歳馬の未勝利馬が何と18頭もいて、そういうこともあってこの馬にとってはこのレースが試金石となってくると思っています。つまり、ここである程度の見込みがなければ早期に見切りということも・・・
ただ、今回は追い切りの時計こそかわりませんが、今までと違って馬なりで追ってきて出しているので、馬に走る気がでてきたということで一変もあるかもと期待をしています。

アーデントはついにメイクデビューこの馬が2歳馬の先陣をきるとは思わなかった加藤先生はラッパ吹きだと言われていて結構強気なコメントが多く、この馬の場合も各誌上で「現時点ではモノが違う」など出資者としては嬉しいコメントが踊っていましたが、それがちょっとトーンダウン。
ただ、ひょっとすると加藤先生はノリがいいというか受け答えが軽いと言うか本人は本当は言っていないのかもしれませんね。どういうことかと言うと、例えば話しの流れの中で記者が「いまの時点では少し他の馬とモノが違いますかね?」とかの質問に対して、そうなどと答えたなど。特に競馬記者の場合は調教師が中々話しをしてくれないので、こうやってある程度引き出して記事を書くケースがあると聞きますからね。
兎も角、調教でもある程度走っている馬なので楽しみですね

外厩・休養馬 近況

2011年07月27日 | キャロットクラブ
ゴルトブリッツ・・・ウォーキングマシン調整。
「先週、函館競馬場を経由してこちらへ移動してきた。歩様に違和感があったとのことでしたが、こちらに到着してからも少し気になった。未勝利のころにも脚元が少しモヤッとすることがあったので、しっかりと中身から確認を行うためにこの中間エコー検査を行った。その結果、腱などに異常がないことを確認でき。月曜日に来場した調教師にもチェックしてもらっている。歩様の硬さは依然として残るので、乗り出しはもう少し様子を見ながら考えていくことになるのではないでしょうか。馬体重は520キロ」(早来担当者)

ファステストスター・・・周回ダートコースでダクを500mとハロン25秒のキャンター3200mを行っている。また、週3回は屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター。
「先週に引き続き坂路での調教を織り交ぜながら順調に進めることができていると思う。ここまでの流れ自体は悪くないから、この調子で速めの開始につなげていきたい。馬体重は492キロ」(空港担当者)

ペルレンケッテ・・・周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整。
「引き続き周回コースと坂路で軽めのキャンターを行っている。思ったよりも疲れはなく順調だが、もう少し馬体はふっくらさせてあげたい。それ以外は特に問題ないし、心身ともにリフレッシュできるように心がけていきたいと思う」(NFしがらき担当者)

スカラブレイ・・・27日は軽めの調整。
「先週の競馬は、道中の手ごたえからすると直線の伸びがなく、残念な結果になってしまった。久々のせいもあったと思うが、帰厩時から仕上がり気味の馬体をしていたこともあるし、ここは一度放牧に出して体をふっくらさせたほうがいいと思う。今のところ、今週末にNFしがらきへ移動する予定」(松永幹師)
30日にNFしがらきへ放牧に出る予定。


ゴルトブリッツはまだ、歩様に硬さが残っているようです。念の為、エコー検査を行ったようですが、特に異常がないとのことでそこは一安心
もう一線級と戦っていく馬なので、じっくりいっていいと思います。しばらく休んで英気を養って欲しいですね

ファステストスターは復帰に向けて急ピッチで、進んでいます。先週と内容は変わらないですが、この馬にとってはそれが望ましいです。思っていたよりペースが早くて、多分来週の更新で順調にいけば15-15に突入するのではないでしょうかで、盆明けを目処に札幌に入厩させてくると思います。
確かに厳しいですが、この時期未勝利を走っている馬は皆順調な馬などいないので、この馬にも十分チャンスはあると思っています。

ペルレンケッテは問題ないですねこの放牧でコメントにあるようにふっくらしてくれるとなおいいです。

スカラブレイはどうやら放牧に出す模様。それでいいと思います。前走の敗戦、道中伸びなかったのは、馬体重のマイナスと直前の追い切りのタイムが悪かったことにあると思っています。まずは、しっかりと立て直して欲しいです。多分夏バテだと思うので・・・そうなると1~2ヶ月はかかりますけどね

笠松競馬 9R 鈴蘭特別 結果

2011年07月27日 | マージービート
マージービートの地方交流戦結果は2着でしたう~ん、おしいし、歯がゆいですね。
レース回顧ですが、馬体重は前走と変わらず488キロ。
スタートは前走と同様にダッシュがつかずに最後方からレースを進めます。
勝負所で積極的に上がっていき、いわゆる4角マクリで早め先頭に立ちますが、
粘りきれずに2着まで。

以下レース後のコメント
27日の笠松競馬ではスタートで出遅れてしまう。道中は徐々にポジションを押し上げて、直線ではいったん先頭に立つも、最後は勝ち馬に交わされて2着。
「ゲートが閉まっている間はおとなしく問題なかったが、いざゲートが開いた後もそのまま動かず、スタートで後手を踏んでしまった。今日は勝ちにいかなければならなかったし、道中は上手く内を捌いて追走できていたので、少し早いかとも思ったが先頭に並びかけた。直線では何とか踏ん張り切れればと思ったが、道中で脚を使ったこともあり、さすがに最後は脚色が鈍ってしまった。前走のことがあったのでゲートは特に注意したが、今回もゲートがすべて。まともに出ていたらと思うと悔しいし、結果を残せず申し訳ない」(岡部誠騎手)
道中はロスなく追走し、直線では勝ち馬との競り合いに持ち込んだが、スタートで出遅れてしまった影響もあり、粘り切ることができなかった。歯がゆい競馬が続いているが、メンバーや展開ひとつではもっとやれていいはずだし、次走での巻き返しに期待したいと思う。今後は一度トレセンに戻してから、馬の状態を見極めて決めていく。


敗因をどうみるかですね。いや、敗因は分かっています。出遅れたことです。
そして、何故出遅れたかそう前走も出遅れたからです。
何故、最後の直線粘りきれなかったか道中脚を使ったこともあるし、追い切りの本数が足りていないからです。
私が西園師を評価しないというか、この馬の転厩を望むのはここのプロセスにあります。
今回、追い切りの本数は帰厩後3本でした。これは少なすぎます。
先週出走したスカラブレイは、故障明けということがあったにしろ7月上旬に帰厩し6本追い切りの本数をこなしています。
それでレースに望みました。だから、この馬の場合は直線伸びなかった時に息ができていなかった訳でもなく他の理由があると考えられるのです。
この6本は多いと思いますが、連闘を考えるなど特別な理由がなければ4本以上はだしてレースに臨みます。

未だ未勝利のクーリドフレイズは7月帰厩後直ぐに地方交流に臨みましたが、それは調教として使うというものでした。
但し、矢作先生はデビュー戦でこの馬のゲートの出が悪かったので、そのレース前にゲート練習を行っていました。

今回、西園師はマージーにゲート練習を科したとの記事は見ませんでした。前回はゲートの出が悪くレースにならなかったのに
ここなのです。転厩を希望しているのは
勝たせようと考えて色々試行錯誤を繰り返し、それでも駄目ならあきらめがつきます。

そういったことが残念ながら見えません。なんか流れ作業的にレースに使っているように感じてしまいます。
今回も何故、地方のダート1400mを使っているのかがわかりません。この馬の唯一の勝利は札幌のダート1700mなのに
この後、トレセンに戻り馬体を検査してからその後を決めるとのことですが、そうするんでしょう
普通なら2着になると次走に希望が持てるのに・・・

10年産 出資馬候補 ④

2011年07月26日 | 出資馬検討
⑮カツラドライバーの10 (父フジキセキ)
これは昨年募集されたエースドライバーの全妹でエフティマイアの全妹にもなりますね。
エースドライバーはもう既にデビューしていて早熟性もあるし、デビューレースを見る限りだと勝ち上がりも堅いし、
この組み合わせは間違いないですねやはり毎年1頭は関東馬に出資をしたいと考えていて多分鹿戸さんのところだろうし
その点でも評価は高いです。フジキセキは牝馬の方が走る傾向が強いし、価格も昨年の全兄が3,200万円だからそれを加味すると2,000万~2,400万円だろうし
優先枠では埋まるとも思えないし、要注目の1頭です。

⑯アウトオブタイムの10 (父フジキセキ)
これもフジキセキ牝馬のです。自身はフランスのG3勝ちがあるらしいのですが、近親をみていくとマイルのG1を勝ったメンデスがいるらしいですね。
血統構成をみていくとミスワキの3×4のクロスがあります。ミスワキはミスプロ系の中でもスタミナ色の強い血で母系に入ってサイレンススズカやガリレオ、シーザスターズ兄弟などがいます。いわゆるスタミナと成長力を補完する血と言われています。これは好きな血統構成の馬です。
価格も2,000万円前後になると思うし、様子見も出来る馬だと思うし注目をしています。

⑰ヴァレラの10 (父マンハッタンカフェ)
これは人気になる血統でしょう。優先枠でも抽選で上位5頭にひょっとすると入ってくる可能性もある馬です。父がアルカテナンゴに母系がドイツ血統。
マンハッタンカフェはこれ1頭しか募集されないし、注目のドイツの血統だしまず優先枠でないと出資不可能だと思っているのでいくのなら優先枠で。
価格は3,200万前後になってくると思います。

⑱マチカネエンジイロの10 (父ローエングリン)
個人的に大注目をしている血統です。母系が4代前に名牝セックスアピールがいて、そのセックスアピールにニジンスキー、その後にウッドマンとスタミナ、スピードと順につけていき繁殖能力を高めています。それにSSをつけて爆発といきたかったんでしょうが、そう上手くはいきませんでしたただ、繁殖としての能力は高い可能性もあると見ています。瞬発力を爆発させるヘイローの血を上手く使って欲しいと思っていたら今年の募集馬でローエングリーン
間違いないですねサドラーズウェル系とSSの組み合わせも逆にするとどうなるか非常に興味があったし物凄く気になる1頭です。
1次では埋まらないと思うし、価格もマデイラが1,800万円で募集をされたのでそれが基準になると思うし、大注目している一頭です。

⑲ルシルクの10 (父スマートストライク)
産駒が結果をだし、注目のスマートストライク産駒です。本馬の血統構成がルシルクの母がキューなので、いわゆるブレイクランアウトの3/4同じ血となります。
あの馬が特別だったのかもしれませんが、馬体が似ているならば注目の1頭になってくるでしょう。価格はそうなったことを基準にして3,600万くらいでしょうか。


ちょっとというか、かなり多いですけど今の所はこんなところです。

10年産 出資候補③

2011年07月25日 | 出資馬検討
今回は評価が2分しているディープインパクト産駒の候補です。この繁殖のラインアップでどうなのとの声がありますが、私は成功していると思いますし、
やはり走る仔をだす種牡馬だと思います。確かにSSと比較をするととなりますが、まだ1年目だし何より競争馬や種牡馬は時代、時代で取り巻く環境が異なってくるので縦軸ではなく、横軸の評価で出すべきです。父SSは『どんな3流馬の血統でも走る馬をだした』と巷で言われることがありますが、それはないです。
SSの余剰株は3,000万を超えていてこのレベルの種牡馬に悪い血統をつけることなどありえません。当然牧場の期待の牝馬につけてきていました。
そのSSをつけた馬の半数が牝馬として産まれ、これが牧場に繁殖として戻ってきます。つまり、この良血のSSの牝馬との戦いがあったわけです。
事実、今リーディングをトップで突き進んでいるキングカメハメハの賞金の約1/3が母父SSらしいです。クロフネも結構依存率が高いらしいです。
単純に産駒数が下がるので一概には言えないけど、全体の産駒で母父SSが占めるシェアを考えても影響は大きいです
シンボリクリスエスは違うみたいですけど・・・まだ、結論を出すのは早いけど今年の豪華母父SSのラインアップはちょっともったいないクリスエスの成功例はこれではないと思っています。

で、ディープですが、その中でG1を2勝したことは評価できると思っています。産駒の特徴ですが、まず体質面は強いと思います。馬体が小さめにでることが多いことと、非常に柔らかいので脚元の故障も少ないです。ディープ自身もマイルで十分勝負になると言われていましたが、なるほどスピード値が非常に高いです。ディープの武器であった瞬発力もきっちりと遺伝をしている印象です。スタミナも初期は早め始動を狙い早熟性の高いSP血統が多かったためで、その後しっかりと距離を伸ばして勝ち上がってきている競争馬もでてきているのである印象です。ただ、抜群にあるかと言われるとこれは少し?どちらかというと晩成傾向が強く成長力が抜群にあります。

ウィークポイントはズバリパワー不足です。よく種牡馬の特徴を出す時切れ:パワーの比率表現することがありますが、日本の馬場の場合理想は7:3だと言われています。SSやタキオンがこの比率だと言われていますが、ディープの場合極端な言い方をすれば9:1位で切れが圧倒的に勝っています。これを補う配合がベストだと思っています。重賞勝ちをしたダノンバラードは母がダートの重賞馬ですし、フレールジャックも兄弟はダート馬ですし。

前置きが長くなりましたが、以下が出資馬候補

⑩クラシックローズの10 (父ディープインパクト)
全兄にサトノペガサスがいるバラ一族です。この兄が未勝利勝ち後もたついているのでその点は躊躇をしますが、血統表を見るとリファールの4×4×4のクロスを持っています。リファールの代表産駒は言わずと知れたダンシングブレーブで素晴らしい瞬発力が武器でそれを強調する配合になると思います。リファールはモガミを通じて日本でも一時期流行したことがありました。ただ、気性が悪いです。ディープの産駒だと結構このクロスをもっているパターンが多く、あのラジオ日経でコーナーを直進したプリンスデトワールやドナウブルーなんかも持っています。
その気性面は心配ですが、募集厩舎が多分橋口先生になると思うのでその点がポイントですね。常にダービーを目指している師の姿勢を個人的には応援しています。
ファンが多い調教師なのでもし橋口厩舎で募集された場合優先枠で埋まってしまうと思いますが、募集価格は6,000万円だと思っています。

⑪オールザウェイベイビーの10 (父ディープインパクト)
凄い仔がきた第一弾です。半兄が朝日杯の覇者ゴスホークケン全兄がPOGでも人気です。ちなみにこの馬は私のPOG指名馬でもあります。ゴスホークケンが朝日杯の後ぱっとしなく、その成長力には微妙ですが、青鹿毛で見栄えもよくよほど馬体が変ではない限り人気すること間違いなしです。この繁殖には3連続でディープがつけられています。相馬の達人だと岡田さんになると思いますが、これが種牡馬の選別、それに繁殖牝馬をつけて出来た仔を想像することに関しては圧倒的に吉田勝己さんをトップをしたNFでしょう。それは質的には大差がなく、使っている種牡馬も一緒、施設もそう大差がない社台FとのG1数の差で明らかだと思います。NFの種付けは空いている種牡馬をつけるらしいのですが、ディープに関しては勝己社長が直々に決めているらしいから、そういう点からみても期待が持てるのではないでしょうか。
募集価格は4,000万~5,000万でしょう。

⑫ショアーの10 (父ディープインパクト)
凄い仔の第二弾です。この馬も下がディープなので3年連続です。ショアーの半弟がG14勝でBCターフも制し、ディープと凱旋門賞で戦ったことのあるシロッコ
血統構成は母父にアルカテナンゴが入るドイツ血統。他の兄弟もG1戦線で活躍をしているみたいですね。ショアー自身は4戦2勝で繁殖入り。ドイツで4頭既に産んでいるのでこれが7頭目の仔となります。社台系はディープをつけるために、マンデラといいこのドイツ系のファミリーラインでアルカテナンゴというかズルムーの入る血を積極的に導入していますね。このズルムーはダービー馬エイシンフラッシュの母ムーンレディやオークス2着のピュアプリーゼの父モンズンにも入っているので日本と相当相性が良さそうです。この仔の半兄ショウナンバーズも既に2勝をして、昨日の特別でも2着ときているので日本への馬場適正も高そうだし、繁殖能力も高そうです。この馬が今の所ドラフト1位候補の最有力です厩舎はできれば国枝さんが希望かな。
募集価格は5,000万、場合によっては6,000万という高額になってくると思います。けど間違いなく上位人気でしょうね。

⑬バランセラの10 (父ディープインパクト)
凄い仔がキター第三弾です。バランセラ自身もG1勝ちのある名牝で母父にアルカテナンゴが入る血統です。そして、リファールの4×5になります。繁殖としては日本ではあまり実績がないので上記2頭ほど人気にはならないのではと見ています。優先枠で消える馬だと思っていますが、出来と票によってはショアーからこの馬に優先枠を切り替えることも念頭においているのでハズレ1位候補です。

⑭フレンチバレリーナの10 (父ディープインパクト)
出資をしているスーブルソーの半妹となります。スーブルソー、アソルータともにダートを戦場としているのでディープに合うのではと思っています。また、スーブルソーは夏バテでデビューこそ遅れましたが、仕上がりは両馬とも早かったのでその点も心強いです。フレンチバレリーナはクズがでなく、近親に活躍馬も多いので一発がある繁殖牝馬だと思っています。丁度本馬は流産後の3頭目にあたるのでその一発の可能性が十分にあるのではないでしょうかこの馬は多分萩原先生の所になると思うので、1次で消えるけど優先枠では埋まらないと見ています。優先枠以外の指名候補です。
募集価格はアソルータが2,200万だったので、これがディープに変わりスーブルソーと同じ価格の3,200万円。場合によっては全妹がセレクトで4,000万で落札されているのでそこまでいくかもしれませんね