湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ベルク:ルル組曲

2005年06月15日 | ドイツ・オーストリア
○カテリーン・ガイヤー(SP)マデルナ指揮トリノ放送管弦楽団(stradivarius)1961/10/20live・CD

マーラー的な演奏と言ったらいいのか、とにかく音程や音価その他表記上の記号的意味に神経質に拘りピアノソロや電子楽器を目しているかのような正確さを要求する現代指揮者も多い中(そういう演奏を要求するのがまたゲンダイオンガクなのだが)、この熱い現代音楽家はある意味純音「楽」的にやっていてロマン派的。面白いし聞きやすい。内容的にそうそういつでも聞きたいものではないが、マーラーの末裔がどうなっていったのかを示すものとしてこの演奏を聞いてみるのも一興。マデルナのライヴの標準からすればとてもマトモに仕上げている。聞きやすさで○。マデルナのライヴの標準からすれば録音もいい。
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