湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ドビュッシー:弦楽四重奏曲

2005年06月15日 | ドビュッシー
ハンガリー弦楽四重奏団(M&A)1951/8/1南カリフォルニア大学・CD

悪くはないのだがいささか性急であっさりしすぎている。現代の演奏のようにハーモニー重視で透明感ばかり目立つ類のものとは全く違う、各音符を須らくしっかり発音させ律動で聞かせるスタイルであるが、豊かな表現力の反面解釈に面白みが少なく(無いわけではないが)右から左へ抜けてしまう。技巧が安定して聞きやすいがライブなのかアタックの付け方がややアバウトでテンポが流れやすいようにも感じた。逆に肩の力が抜けた楽に聞ける演奏とも言えそうだが。嫌いじゃないが期待程ではなかった。
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