○モントゥ指揮ボストン交響楽団(WHRA)1957/4/12live・CD
これがなかなかミュンシュ張りの求心力の強い演奏で一気呵成に聴かせる。ヨーロッパ風の音、という世評に納得の弦楽器のひびき、弾き方にちょっと感動すらおぼえる(ドイツ的だ)。終楽章マエストーソでポルタメントばりばりで高らかに歌い上げるヴァイオリンに、モントゥの「心理的ドライヴ」の巧さを改めてかんじる。このひとのチャイコは余り好きではないのだが、ライヴとスタジオの違いをしっかり認識させる好演。
これがなかなかミュンシュ張りの求心力の強い演奏で一気呵成に聴かせる。ヨーロッパ風の音、という世評に納得の弦楽器のひびき、弾き方にちょっと感動すらおぼえる(ドイツ的だ)。終楽章マエストーソでポルタメントばりばりで高らかに歌い上げるヴァイオリンに、モントゥの「心理的ドライヴ」の巧さを改めてかんじる。このひとのチャイコは余り好きではないのだが、ライヴとスタジオの違いをしっかり認識させる好演。