○ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(DA:CD-R)1953/7/26live
壊滅的な録音状態で酷いノイズが支配的だが、けたたましくも迫力のオケの表情がしっかり聞き取れそれなりに魅力がある。ミヨーが借りてきたようにジャズ表現を取り入れて、ガーシュインのシンフォニックジャズと共時的に制作したバレエ音楽だが、ここでは舞踏要素よりも、純粋に音楽的な魅力を刳り出し比較的透明度を保っているさまが新鮮だ。ミュンシュにはスタジオ録音もあったと思うのでこれを取り立てて聴く必要はないが、ライヴならではのひときわの集中力を味わうことはできる。○。
壊滅的な録音状態で酷いノイズが支配的だが、けたたましくも迫力のオケの表情がしっかり聞き取れそれなりに魅力がある。ミヨーが借りてきたようにジャズ表現を取り入れて、ガーシュインのシンフォニックジャズと共時的に制作したバレエ音楽だが、ここでは舞踏要素よりも、純粋に音楽的な魅力を刳り出し比較的透明度を保っているさまが新鮮だ。ミュンシュにはスタジオ録音もあったと思うのでこれを取り立てて聴く必要はないが、ライヴならではのひときわの集中力を味わうことはできる。○。