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湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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マーラー:交響曲第1番「巨人」

2008年08月07日 | マーラー
○ラインスドルフ指揮クリーヴランド管弦楽団(LuckyBall:CD-R)1983/11/19live

録音は最高レベルのステレオ。演奏は分厚い響きでヨーロッパの楽団のように重みある表現をなしており、異様な精度の高さとあわせてこのオケの懐深さを感じさせる。厳しい統制や組み立ての明確さはセルを思わせるところもある(しかしセルとは違い音楽的だ)。若々しい曲なのに何か老人の回顧する若き日の幻想のような、滋味が染み出してくるところがいい。冷静に言えば情緒的な場面が少ないラインスドルフの無難な解釈によるものであるが、3楽章、4楽章の緩徐部のしっとりした、それでいて緊張感を失わないカンタービレはとりわけ深い情趣をかもし、晩年の9番あたりの雰囲気を漂わせている。そこだけが聴き所と言ってもいい・・・すれっからしには。たとえば最後などあっさりしすぎており、即物的な軽さがあり、まとめて全般普通と聴こえるのだが、普通の人には、とりわけ初心者には過度なデフォルメがないゆえ、向いているのかもしれない。ライヴでこの精度であればブラヴォが出るのは当然か。○。

(参考)1,3番のボストン・RCA録音廉価盤。あるていどマーラーを知っている人なら6番のほうが入りやすいかな。
Mahler: Symphony 3 & 1

RCA

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