○ピアティゴルスキー(Vc)フォス(P)(RCA)
小品だが、小品だからこそピアティゴルスキーの確かな表現が新古典主義音楽に反映され、黒艶光る渋い感傷をあたえるものとなっている。濁りの無い深い音色が邪魔しないルーカス・フォスの伴奏の上で思索的に響く姿は、この人ならブラームスでも透明に弾きこなすことができただろうと思わせる。なかなかの演奏。曲は音選びの新しい古典音楽といったふう。○。
小品だが、小品だからこそピアティゴルスキーの確かな表現が新古典主義音楽に反映され、黒艶光る渋い感傷をあたえるものとなっている。濁りの無い深い音色が邪魔しないルーカス・フォスの伴奏の上で思索的に響く姿は、この人ならブラームスでも透明に弾きこなすことができただろうと思わせる。なかなかの演奏。曲は音選びの新しい古典音楽といったふう。○。