湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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オネゲル:ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ

2019年03月22日 | フランス
アンドレ・オネゲル(P)作曲家指揮バーデンバーデン南西ドイツ放送管弦楽団(forgottenrecords)1949/5/29放送live

ミヨーのかくコンチェルト的な始まり方をするが(5番とか)単一楽章のごく短い曲で、正直やっとオネゲルっぽいかっこよさが出てきたと思ったら半端に終わる。小協奏曲だからいいのか。晩年オネゲルらしく(ダヴィデ王とか)指揮ぶりは固い。音はどれもしっかり出させていて、機能的なオケも忠実にやっているのだが、テンポが遅めで前に向かわず、リズム感も机上のそれだ。作曲家指揮というもののイメージに沿っている。奥さんのピアノは上手い。技巧的な曲ではないがそつのなさを感じさせるほどである。
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