独坐大雄峰(どくざだいゆうほう) 【碧巌録・圜悟克勤】
京都に住んでいる頃、先輩が妙心寺の大雄院(だいおういん)に部屋を借りていました。その頃は、バイトの帰りに夜な夜な立ち寄って、イーピンのような和尚の顔を眺めながら夜を徹して般若湯をいただいたり、その和尚に隠れて因果律とはいかなるものかを猛勉強したものです。
チーとかポンとかいうやつね(^^;
先日、ふと、その「大雄」がどんな意味を持つのか気になって調べてみたところ、大雄は百丈禅師が住職した江西省百丈山の別名大雄峰からきているみたいでした。その検索のときに一緒に出てきたのがこの言葉です。
大雄峰のある修行僧が百丈懐海禅師に、仏様を信じて得られる功徳や霊験はなにかを問います。すると百丈禅師は、「ここにこうしてあることさ」と言い放ったということです。
スコーンと抜けていて、気持ちがいいです♪ 理屈じゃないよって感じ
僧問百丈
如何是奇特事
丈云 獨坐大雄峰
僧禮拜
丈便打
僧 百丈(ひゃくじょう)に問う
如何なるか是れ奇特の事(じ)
丈 云く 独坐大雄峰
僧 礼拝す
丈 便(すなわ)ち打つ
(奇特…仏の持っている、超人間的な力。霊験。)
思えば、自分自身がここにこうしていること自体が奇跡的なこと。あらゆる因果の結果と思えば、功徳や霊験は取るに足らない。
人間生きてるだけで丸儲け(by 明石家さんま)の気持ちでしょうか
京都に住んでいる頃、先輩が妙心寺の大雄院(だいおういん)に部屋を借りていました。その頃は、バイトの帰りに夜な夜な立ち寄って、イーピンのような和尚の顔を眺めながら夜を徹して般若湯をいただいたり、その和尚に隠れて因果律とはいかなるものかを猛勉強したものです。
チーとかポンとかいうやつね(^^;
先日、ふと、その「大雄」がどんな意味を持つのか気になって調べてみたところ、大雄は百丈禅師が住職した江西省百丈山の別名大雄峰からきているみたいでした。その検索のときに一緒に出てきたのがこの言葉です。
大雄峰のある修行僧が百丈懐海禅師に、仏様を信じて得られる功徳や霊験はなにかを問います。すると百丈禅師は、「ここにこうしてあることさ」と言い放ったということです。
スコーンと抜けていて、気持ちがいいです♪ 理屈じゃないよって感じ
僧問百丈
如何是奇特事
丈云 獨坐大雄峰
僧禮拜
丈便打
僧 百丈(ひゃくじょう)に問う
如何なるか是れ奇特の事(じ)
丈 云く 独坐大雄峰
僧 礼拝す
丈 便(すなわ)ち打つ
(奇特…仏の持っている、超人間的な力。霊験。)
思えば、自分自身がここにこうしていること自体が奇跡的なこと。あらゆる因果の結果と思えば、功徳や霊験は取るに足らない。
人間生きてるだけで丸儲け(by 明石家さんま)の気持ちでしょうか