プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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安野モヨコ氏講演会@ホノルル美術館

2015-03-02 20:54:37 | あれこれ
比較的アクセスしやすいところに
ホノルル美術館がある。
先日、安野モヨコ氏の講演会が
ホノルル美術館であり、
取材を兼ねて行って来た。

世界中、そうなのかもしれないが、
ハワイにもアニメ好きな若者がたくさんいて、
娘がこちらに転校したとき、
「日本のアニメが大好きだから」と即日仲良しに
なった韓国系の友だちがいるし、
幼稚園の時期に日本で暮して、
マンガが読みたくて日本語がキープされたという
中国系の友だちもいる。
息子はナルトのTシャツを着ていて、
ファーマーズマーケットのイタリア系の
お兄さんに「僕、ナルト、大好きなんだ」と
声をかけられたりしていた。

そういうわけで、安野モヨコ氏の講演会にも
若者が続々。手に手に本を持って、レクチャーの前後に
あった、サイン会に長蛇の列ができたのでした。
モヨコ氏、ひとりひとりにお名前書いたり、
リクエストにお応えしながらイラスト描いたり。
私もしっかりサインをいただきました。



モヨコ氏がホノルル美術館に登場したのは、
同館が開催中のモダン・ラブ展の一環として。
東洋美術担当のサレル氏らが企画したもので、
美人画の系統として安野氏の絵が展示されたり、
春画の流れで紹介されたりと、
新しい見方ができて、面白い企画です。



モヨコ氏がお話のなかで、漫画家の地位が低くて、
小説家の方々がお車&会食付きのときに、自分たちは
コンビニ弁当だったというエピソードを紹介してて、
リアル。なるほど〜と。

そして、モヨコ氏のマネージメントをしている
寺田悠馬氏たちのやっている
コルクエージェンシー http://corkagency.com/en/ の取り組みも、
とても面白い。
寺田氏の経歴も興味深い。
http://gendai.ismedia.jp/category/yterada
今回のイベントについての文章、
とてもわかりやすいです。
通訳として登場なさっていたのですが、
すばらしい英語。

日本のマンガを世界に伝えるには、
英語で説明できる人が大事になるなぁと。
こういう方たちが「マンガ」や
漫画家さんたちの地位向上につながる
仕事をなさるのだろうなぁと
不思議とずっとワクワクしていました。

ホノルル美術館、
フラッシュを炊かなければ写真OK。
浮世絵、1万点以上持っているそうです。
(東海道53次、2セットとかあるらしい)
25ドルで年間フリーパスです。


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