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プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
こちらもどうぞ→ https://note.com/nana_horoiwa

今日のルーティン "THERE WAS AN OLD LADY WHO SWALLOWED A SHELL!"

2019-04-28 11:06:33 | ルーティン
以前、取り上げたThere was an old lady who swallowed 
から始まるシリーズの「貝」編。
「どうしてそんなもの飲み込んだの?」
という問いかけに、今回のは
She didn't get any looks.じゃなくて、
She didn't tell.って言ってて、
なんか意図があるみたいな雰囲気。

絵本は具体的なことがらについて
書いてあって、そこに絵もあるから、
単語がわからなくても、
「ああ、それのことね」って
わかるので、とっても嬉しい。
さっきオバマさんの核不拡散条約を作るのに
貢献した方への追悼メッセージを
読んでたら、わからない単語が
いっぱい出てきて、はぁっ〜てなった
ところだったから、
この、スラスラ読める、スラスラ分かる感が
とても嬉しい。
イラストはJared Lee
このタッチ、どこかで見かけたこと
あるんじゃないかな。

<昨日のおみおつけ>

娘のプロジェクトで、お母さんが子どもに
伝統的日本のご飯の作り方を教えるビデオを
撮らなくてはならないということで、作成。
撮影係としてリクルートされた息子が
「うち史上一番美味しい味噌汁じゃね?」
とコメントした逸品(笑)。

今日のルーティン "Amelia's Notebook"

2019-04-26 09:40:00 | ルーティン
小学校高学年の女の子の
日記をノートに書きつけたものを
そのまま本にしたようなイメージで作ってある
絵本。

カリフォルニアから
引っ越すことになった
アメリアが
「ここに何か書いたからって、
スッキリするとかないよね」
と言いながら、
新しい家までの道中の
ホテルやレストランのこと、
仲良しだった友達や
大好きだった家への思い
新しい家での暮らしや
新しい学校や友人のことなどを、
絵入りで書いたノート。

こまこまと色んなことが
書いてあるのが
ティーンエイジャーっぽい。

ちょっと足長おじさん、思い出した。

<昨日もおみおつけはなし>
カポレイでの仕事が7時すぎまで
かかってしまったので、
夕食はBALEというお店の
エビピラフのテイクアウト。
毎週、木曜日にルーティンが崩れるな。



今日のルーティン "The Stray Dog"

2019-04-25 13:07:34 | ルーティン
もかもかした絵が
あったかみを感じさせる。
家族でキャンプに行った先で犬と出会い、
いっぱい遊んで。
だけど、だれかの犬かもしれないし、
連れ帰るのは諦めた。
だけど、その1週間というもの
家族のだれもがウワノソラ。
そしてまた、次の週末キャンプに行く。
そしたら、先週会った犬が現れて…。

お父さん、お母さん、女の子、男の子、
という風には出てくるんだけど、
それぞれの名前は出てこない。
犬の名前、Willyだけが出てくる。

イラストはMarc Simont
コルデコット賞を何回か受賞している。
Happy DayとA Tree is Nice もこの人の絵でした。

”居場所” がキーワードな感じ。
「居るのはつらいよ」を思い出した。

<昨日>
は、息子から電話がかかってきて、
アラモアナショッピングセンターで
何か食べようというので、外食。
ぶっかけうどん、食べました。
息子はチキンプレート、がっつり。


今日のルーティン "HAPPY EASTER, Gurious George"

2019-04-24 09:16:52 | ルーティン
このあいだの日曜日は
イースターでした。
イースターは毎年、日付が
変わるので、ややこしいです。
ウィキべディア見たら、
コンプトゥスという項目があって、
それほど大切な日だったのか!と再認識しました。
キリストが復活した日ですものね。

友人が「西行は科学者だった、
願はくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のころ
ってのがすごい。だいたいイースターのころ
桜が満開になる」って言ってました。
今年はどうだったかな。京都だったら当たりだったかな。

イースターがクリスマスやハロウィンのように
日本で流行らないのは、日付が毎年変わるのと、
4月は他にイベントが山ほどあるので、
さらにイベントを増やさなくても大丈夫っていう
感じかな?
日本語の絵本にあんまりイースターを扱ったものが
見当たらないのも、一般的ではないからかもしれないですね。

Curious Gerorgeのシリーズ、結構、好きです。
黄色い帽子のおじさんが淡々としてるのがなかなかいい。
ダウンタウンにFETEというレストランがあって、
お気に入りなのですが、そこのカクテル
man with the yellow hatっていうのがあって、
バーテンさんにCurious George?って聞いたら
嬉しそうでした。

<昨日のお吸い物>
おみおつけを作る元気がなかったので、
お湯を注ぐだけのインスタントのやつ



今日のルーティン "Here comes spring and summer and autumn and winter"

2019-04-23 08:45:30 | ルーティン
四季を描いた絵本。
春が来て、
夏が来て、
秋が来て
冬が来て。

ハワイにははっきりした四季がないので、
ハワイで育つ子どもの季節感って
どんな感じなのかなぁとも。
どの写真を見ても同じような格好で
写っているので、それがいつだったかを
思い出すのが難しかったりします。

四季が無いとは言っても、
やっぱり冬は寒く、20度ぐらい。
引っ越してきた頃、みんなが寒い寒いと
フリースを着込んだりしていてびっくりしましたが、
現地の人になった今、冬は寒いと感じます。

春から夏にかけて、花がとてもきれい。
日が長くなり、太陽の沈む位置が変わり、
日の当たる場所にいると、
ジリジリと暑いなぁという感じ。
信号を待つときやパーキングのときに
日陰を探すようになった自分は
ここの人になったなぁと感慨深いです。

冬を感じるのはハワイだと雨かもしれません。
11月ごろから雨期で、クジラたちがやってくるのと
同時に、毎日のように虹に遭遇します。
虹はいつ見ても、とっても嬉しい。
特別な感じがします。

<昨日のおみおつけ>



釈徹宗著「いきなりはじめるダンマパダ」とルーティン

2019-04-22 23:23:43 | ルーティン
お寺のボードメンバーになって、
浄土真宗っていうのはどんな宗派だったんだっけ、
と今更ながらに復習。昨日は息子と
ググりながら、西本願寺と東本願寺が
どうして別れたか、なんてことを調べたりしてたのだ。
息子の話はなぜか「顕如」から始まってた。
戦国モノの何か読んだのかな。

以前から持っていたこの本を
取り出して、再読。面白い。

身体と言葉と心を整えるには
どうしたらいいか、が書いてあったりして、
いや、これはルーティンのことじゃないか!
校長先生にお伝えしたい。
仏教の教えは「ルーティン」確立への道ですぜ!
思えばシッダールタさん、うつ的なものをお持ちだったし、
親鸞さんだって、もしかしたらその傾向があったかも。
親和性が高くてもおかしくはないね。
明日から使える仏教、って感じでもあります。

釈徹宗さんのお寺は確かシニアのケアホームを
していたような。
「ごちゃまぜの寺」的なことに
早くから取り組んでいらっしゃった。
ハワイに来る前から講演会に行きたいと思って
狙っていたのだが、なかなかタイミングが合わず
実物にはお目にかかったことがない。
ハワイに布教しにいらしてくれないかなぁ。

ダンマパダや仏教についての解説は
カウンセリングと共通するところがいっぱい。
でもカウンセリングは「神」や「仏」を持ち出さないで、
「生きること」について考えようっていう
なかなか、ややこしいことをやっている。
「ほら、仏さんも言ってるし」とか言えると
手っ取り早いって場合もあるのだろうけど。

そういえば「インタービーイング」という言葉を認識
したのは、この本でだったのかもしれないな。


今日のルーティン "TUESDAY"

2019-04-22 08:59:37 | ルーティン
「絵」が全ての絵本。
漫画のコマ割りみたいな始まり方で、
時間の流れや動きが見える。
劇画っぽい感じでもある。

葉っぱに乗ったガマ集団が
火曜日の夜の空を飛び回る。
一夜明けて、道路に落ちた
葉っぱをチェックする警官や
目撃者にインタビューするメディア
なんていうページもあって、
思わずふふふ、となる。
そして次の火曜日、
ブタさんが飛び始めるところで
終わっている。
カエルが飛んで、次にブタか、
ブタが飛んだらどうなるだろうとか、
ブタの次は何だろう、
それが飛んだらどうなるだろう、とか
飛んでる奴らに出会ったら、どうしよう、
みたいに、次々と想像が広がってしまう。
子どもと思いっきりバカバカしいものを
飛ばせて、笑いあうのが楽しそう。

ルーティンについて考えてたら、
お寺とルーティン、
ルーティンの効用についての、
ぴったりな記事を見つけたので、
ここに貼らせてもらいますね。

満月と新月にお寺で何か
イベントやろうかなぁ。

<数日前のおみおつけ>

ファーマーズマーケットで買った水菜

今日のルーティン " THE MYSTERIOUS SEVENTH HOUSE"

2019-04-20 08:39:25 | ルーティン
誰も知らない小さな島に6つの家があり、
6つの家にはそれぞれ、
とっても幸せな年老いたカップル、
ガーデナーと子どもたち
服を作る家族
パンを作る家族、
サーカスをする動物たち
アーティストたち
が暮らしている。
さて、7つ目はだれでしょう?
というお話でサーカスやアーティストが
2/7を占めているところが私的にはツボ。
イラストに味わいがある。

「7つめ、まさか原子力発電所じゃないよね」
と思った自分にかなりビビった。
ここで原発をイメージしてしまう
心のありように驚くというか、
意識に上るようになったというか。

ル・グインの短編、オメラスの街のことが
このところチラチラ、
頭をかすめたりしていたからか。

<数日前のスープ>

煮豚を作った出汁でかぼちゃスープ。
味噌も入ってる。

早朝から出かける日が続いたり、
お寺で夜ご飯、ご馳走になったり、
寺カフェをやったりしてたら、
ルーティンがまばらになってしまった。
ルーティンって錨みたいな
grounding できるメソッドというか。
そういうものの感じ。
私にとってのファーマーズマーケット通いは
高いルーティン機能をになってたと思うなぁ。

今日のルーティン "OLIVIA"

2019-04-17 08:59:38 | ルーティン
オリビアの動きがなんとも
かわいらしい。
ああ、あるある、
子ども、こういう感じ、
と思える動きがいっぱい。
墨色の濃淡と赤しか使ってないのに、
とっても色彩豊かに感じる。
動きも人の形じゃないのに、
子どもってこういう感じで
動くよね、っていう動きが
とっても伝わってくる。
絵が立体的なのは、
墨色の部分の影の入り方が
絶妙だからなのかも。

絵本は「絵」の力が大きい。
当たり前だけど。

お母さんが寝る前にオリビアに
I love you anywayって言う。
このanywayって、ローカルの人と喋ってると
よく耳にする。
ちょっと肩の力が抜けるような、
気分やモードが変わるような。
そんな言葉ってあるね。

<昨日のおみおつけ>

今日のルーティン "TWITCH"

2019-04-16 09:19:39 | ルーティン
カリフォルニアのあるプリスクールの
子どもたちが、桑の太い幹に小さな扉が
ついているのを見つけて、
手紙を書くネズミの「Twitch」を
思いついたのがきっかけで生まれた絵本。

Twitch はどこから来たんだろう?
なんで、ここに住むようになったんだろう?
どうやって、ここに入ったんだろう?
何をして暮らしているのだろう?
みんながいるときに、なんで出てこないんだろう?
みんなのことをどう思っているんだろう?

子どもたちと先生が
ストーリーを膨らませてる風景が
見えるような、そんな雰囲気。

木に扉をつけて、
小さな椅子を置くだけで、
たくさんのインスピレーションを
引き出す。

「天のしずく」の中にあった、
日本中の土を集めて、和紙の上に並べての展示
アーティストの栗田宏一さんによるもの。
素晴らしくインスピレーショナル。
映像や本、歌、パフォーマンスの魅力は
自分の中の何かが共鳴したり、
インスピレーションが生まれたり、
次々と思いがけないものにつながっていったりする
その、きっかけとなるところ。

そういうものに出会えるってのは、
本当に楽しい。

<昨日のおみおつけ>

photo by Atsushi Takebayashi


今日のルーティン "A Piece of Straw わらしべ"

2019-04-13 07:33:24 | ルーティン
わらしべ長者のお話を英語に翻訳したもの。
お話に沿った挿絵がとってもいい。
絵の構成に奥行きがあったり、
流れがあったり、
タッチが墨絵風の木立があったり、
浮世絵風だったり。
感情の動きと身体の動きに
矛盾がない、とでもいうのかな。
絵がすんなり、入ってくる。

Junko Morimoto
の名前を手がかりにググってみると、
森本順子さん。
My Hiroshima の作者さんでした。

<昨日のおみおつけ>







今日のルーティン "THE STORY ABOUT PING"

2019-04-12 08:36:24 | ルーティン
Pingという名前のあひるのおはなし。
Pingは大勢の家族と揚子江に浮かぶボートで
暮らしていました。
ある日の夕方、ボートに戻り損ね、
一晩、外で過ごし、
次の日にスリリングな体験をします。

情緒の言葉がほとんど無くて、
淡々と事実を書いているところが面白い。
感情を表す言葉はsadしか出てこない。

Pingをつかまえとお父さんの言葉
"Ah, duck dinner has come to us!"
には感情がこもってるかな。

beautifulが数回、cryが情緒的な表現といえば
そうなるかもだけど、悲鳴をあげた的な叙述で、
直接的に悲しいとか、大変!とかは書いてない。
エクスクラメーションマークやストーリから
感じ取る部分は読み手に任されている。

事実の描写にどれくらい情緒を読み取るか。
ここがね、面白いところ。
情緒部分は周りの大人の反応と自分の内側で起きている
こととを重ね合わせながら理解していく、
というプロセスをたどるので、
周りの大人とどんなふうにこの絵本を読むかで、
ずいぶん、感じ取ることが変わってくるのかもしれないな。

<昨日のおみおつけ>



今日のルーティン "TIME TO SLEEP"

2019-04-11 13:12:27 | ルーティン
おおお。昨日のルーティンをアップし損ねてしまった!
まあ、仕方ない。
春の嵐と共に忙しさがやってきてる。
昨日、お寺で会ったアンジェラが、
"There are something in the air"
と言ったとたん、不思議な気が満ちて
吹く風にただの風以上のものを感じてしまった。

ルーティンで読んだ絵本は季節はずれですが、
冬眠前のくまさんや動物たちのお話。
空気の中に「冬」の気配を感じたくまさんが、
お友達に「冬が来るよ」と伝えに行く。
順繰りに友達がその友達に冬の到来を告げて
いく形になっている。
「冬が近い」を告げるたびに、
「霜が降りた」「木の葉の色が変わった」
のように冬の兆候に気づいていく。
暖かなおおらかなタッチの挿絵は、
なんとも幸せな眠りに誘ってくれる。

挿絵はどうやって描いてるんだろうと
思ってDenise Flemingをググってみたら、
なんとパルプから紙を作って濡れた状態のその上に描いている。
これで独特の風合いができあがっているのですね!

<一昨日のスープ> 
ファーマーズマーケットで最後ので少ししかないから、と
おまけしてくれたガスパーチョ。





今日のルーティン "Russian Fairy Tales"

2019-04-10 07:29:57 | ルーティン
この本は以前、バーバヤガの絵が見たくて
買ったもの。
いくつかロシアのおとぎ話が出ている。
挿絵がとっても綺麗で、私にとっては
絵を見る絵本。

ロマンティックで
壮大で、うっとりするようなストーリーがいっぱい。
ところどころ、そういう目で見れば、
家父長制的なところがバリバリだったり
するわけなんだけど、
だからと言って、このストーリーを
無くしてしまうのは
なんだか勿体無いような気がする。

大失敗を、
「過去に起こってしまったことは仕方ない」
みたいにかわして次なるチャレンジに向かって行ったり、
いざという時に味方がいたり、
なんていうストーリーはどこか意識下に止まって、
気持ちを後おししてくれることに
つながっているかもしれない。

私にとっては昔々読んだ「カエルの王女さま」に出てくる
ワシリーサ姫の
「朝には夜よりいいことがあるでしょう」
というセリフがずっと残ってて、
とにかく寝れば次の日にはなんとかなる、って
根拠なく思っているところがある。
絵本や本、映画や音楽。人から言われたこと。
いろんなものが自分の中のどこかに入ってて、
いろんなところで支えになってるんだろうなぁ。

<昨日のおみおつけ>







今日のルーティン "EACH PEACH PEAR PLUM "

2019-04-09 12:14:49 | ルーティン
表紙から絵探し遊びが出来る、楽しい本。
子どもと「あ、あった!」って見つけながら
ページを進めていけると思う。
もちろんrhymeもいっぱい。
見開きの左側のページにだけ
2行ほどの文章があり、
右側のページには
探すべき何かが隠れた絵が描いてある。
探すべき何かだけではなく、他のものも
いっぱい書き込んであるので、
ついつい、じっくり絵を見てしまう。

他のお話を知っていたら、
「シンデレラがこんなところに?」とか
「三匹のクマだって!」とか
言いながら、一緒に
「どこどこ? どこに居る?」って
見ることができる。
最後まで読んで
あ「ぐりとぐら」ってちょっと思った。

<昨日のおみおつけ>