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プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
こちらもどうぞ→ https://note.com/nana_horoiwa

中途半端に「ある」こと

2008-10-28 13:09:52 | 考えたこと
生物と無生物の間」しばらく放ってあったのを、
思い出して、最後まで読みました。

ある物質Aが初めから体の中になければ、それを
ないものとして、他のものが補完するように動き、
結果としてトラブルが起こらない。

ところが、不完全な形の物質A′が存在してしまうと、
その物質は自分のなかに「ある」のだという前提で
動き、結果として問題が起きてくる

というような内容があって、
「ああ、家事の手伝いみたい
と思ってしまった。(急に下世話な感じだけど)

ときどき、気まぐれにヘルプがあるよりも、
全く「ない」ということを前提にしていたほうが、
気分的に楽なんだよな~

学校・お寺・神社

2008-10-21 08:52:31 | 考えたこと
このあいだ、新幹線に乗って窓から外を
眺めていたとき。
多摩川を渡る辺から横浜方面に
かけての風景を見ていたのだけれど、
「あれ? なんかひらけているな~
とよく見ると、「学校」。
次に木立があって、なんかひらけてるな~、と
思ってじっと見ていたら、それはお寺。
そんなふうにビルやマンションや家が建ってる中で
「ひらけてるな~」
と見えるところは、学校・お寺・神社。

「コミュニティ心理学」
っていう分野があるのだけれど、
日本のコミュニティって、
学校・お寺・神社なの(だったの)かな~と
思ったりしたのでした

無意識が気になって、フロイト関連本、読み始めました

2008-10-20 09:42:00 | 考えたこと
ランディ氏の講演でキュブラー・ロスや夢の話を
聞いた次の日が日大で「精神分析」についての
授業の日でした

めずらしく予習に熱が入り、「夢分析」の項目なども、
けっこうのめり込んで読んでしまいました。
これまで、フロイトや精神分析なるものは、一応、
知識として
「知っておかねばならぬ
ものという位置づけだったのですが、急に
「知りたいもの
に転換。

どこかに、フロイト解説本があったはず…、
と本棚をごそごそしていたら、
NHKブックス刊「フロイト その自我の軌跡小此木啓吾著
が出てきました。
ときどき、遭難しながら読んでいます。

最近、熟睡していて、夢を見ないな~と思っていたら、
さっき起きてきた(今日は代休)長女が妙な夢を見たと
報告してくれました~。何か関係あるかな?

夢を着々と…?

2008-10-19 10:06:46 | 考えたこと
ランディ氏にもらったサインを娘に見せびらかして
「いいでしょ~。書いてもらったんだ!
と言ったら、
「お母さんはいいな。夢を着々と実現させて」だって。

そうか~、そうだよね。
こういうのも
「夢の実現」
だよね。
自分がやりたいと思ったことを、
実行に移すってことだものね。
日ごろ、小さなことでも
「できた!
ってのは大事だよ、
と人様にも子どもにも言っていたのに、
自分的には意識していなかったな~。
こういうのって夢の実現だよね。
嬉しいはずだよ

もしや、と思って念のために、
「ランディさんって女の人だよ」
って言ったら、
「え~、男の人だと思ってたよ
だって。

雑誌の対談で「キッズペースキャンプ」の島根太郎氏とお会いしました

2008-10-18 13:51:06 | 考えたこと
世田谷の桜新町を皮切りに、都内で、キッズペースキャンプという
学童保育機能を備えた子どもたちの居場所を展開している島根氏と
雑誌の対談でお目にかかりました


島根氏と袰岩先生、編集のSさま(ぶれちゃって、すみません

学童保育年齢の子どもを抱える母親としては、
利用者の目になっておりました
最長22時までお願いできて、送迎、夕食もあり。
帰りが6時以降になるときには、シッターさんを
お願いしている身としては、なんだか、すごく
有難いサービス。
みんなでお風呂屋さんに行くイベント、なんていうのも
やってたりして、楽しそうです
近くにあったら、きっと
スポットでお願いすると思います。


何だろうと思って階段をのぼったら…


こんな感じになってました。ゆっくりしたい子はここにいるそうです。


対談をしていて気づいたのだけれど、
学校のまわりで流れる時間と
仕事のまわりで流れる時間とは、
どうも速さが違っている。
効率や目的遂行が重視される企業的な視線と
学校まわりの、結果よりもプロセスを、という
視点とは、多分、違う路線なのだと思う。

だから、企業的なものをあまりにも学校に
取り入れてしまうことはちょっと気になる

この対談は、小学館『Domani』’09年1月号(’08年12月1日発売予定)の連載「ワーキングマザー外来」に掲載予定です。お楽しみに

役に立つ、以外の尺度

2008-10-18 10:25:39 | 考えたこと
このあいだから、
「役に立つ」以外の価値
が気になっていて、探していたのですが、
ひとつ、見つけました!

「おもわずにっこりしてしまう
というようなの、どうですかね~。

ハロウィンのカボチャがなんとも好きなのですが、
あれがぽっかり口を開けてるのとかみると、
思わず、にっこりしてしまう

花屋の花でもアスファルトの間から出てる草でも、
思わず、にっこりしたくなる感じ。

で、子ども(自分ちの子じゃなくても)も
思わず、にっこりしたくなる感じになることがある。
(決して子どもとつきあうのは得意じゃありませんが)

自分ちの子どもの学校公開に行きました
小1男児、始まって30分ぐらいまではなんとかおとなしく
座っていましたが、30分過ぎからはモゾモゾ、ゴソゴソ…。
思わず
「じっとして、先生の話、聞きなさい!
と叫びたくなりました…。ああ

(横でAlohaが、学校公開、行って後悔と言ってます)

朝日カルチャーセンターで田口ランディ氏のお話、聞いてきました!

2008-10-16 20:59:56 | 考えたこと
今日は朝日カルチャーセンターで「死生学」第2回。
田口ランディ氏の日でした。
朝からワクワク、ドキドキ。

何にサインしてもらおうかな~と探して、
「風の旅人」
を持参。
確か「死」について書いてある号があったはず、
と思ったからです。

1時ギリギリに教室に入ったら、
すでに教壇(?)にいらしたランディ氏と目がバッチリ
「こんにちは」って言ってくださいました!
お、覚えていてくださったんですか~! 
感動!! および、えへへ!(照れ)
また、ドキドキしちゃいました。

マイクなしで、質問時間も入れたら2時間びっちり。
(本当は1時間半の枠組みだったから、得しちゃいました
彼女の生声は迫力あります。
演劇をやってたからなのかな~。
一般的にもマイクを通した声は聞きづらいです。
授業中、学生も生声のほうが覚醒率、高いし

今日のお話の中で、一番
「おおお!と感じたのは
意識レベルが日常のなかでもいろいろに変わる。
変容意識が起こる。(う~ん、トランスパーソナルだ)
そしてキューブラー・ロスは、
死にゆく人々の意識レベルに同調・同期するのが、
とっても上手だったのではないか、というお話。

な~るほど、と深く納得
日常のなかで、ときどき、自分のペースが周りに同調
できてない感を強~く、感じることがあるのだけれど、
そういうときって、もしかしたら意識レベルが、
ズレているのかもしれないな~

予測どおり、タオルハンカチを持っての参加は正解でした。
お父さんのコンパスのお話と参加者の方のお話に、
うるうる、うるうる

次回の柳田邦夫氏のお話は、
お子さんのことが出てくるだろうから、
ハンカチ1枚では、足りないかもな…

役に立つか、たたないか 2

2008-10-07 22:03:40 | 考えたこと
「役に立つ」
学問とはいっても、
「即、収入が2倍になる
とかを
「役に立つ」
と言いたいわけではなかった

18歳のころ考えていた道は、
「食糧難を高蛋白大豆の加工食品を作って救うのだ!
というような方向性だったから。

大学に入って、カウンセラーから
「どうして海外なの? 日本にも困っている人、たくさんいるのに」
と言われて、どういうわけか不登校の問題や「援助」というテーマを
片付けてからじゃないと、先に進めない気分に

その他もろもろのことが絡まって、
現在に至っているからな~

まあ、それはさておき、
実利がある学問にばかり注目とお金が
集まるのって、どうなのかな~と
多様性を求めるのなら、役に立つのかたたないのか、
よくはわからないけど、面白いから研究する、
という方向性も大事にされてもいいのになあ。
(ただ、これが進みすぎると、倫理的に危険な領域に
入ってしまうこともあるんだろうけど
「研究者」を「絶滅危惧種」みたいに大事に
するっていう方向もあると思う。

昨日はつくば大で「テクニカルライティング」の講義。
いろんな先生が登場するオムニバス方式のもので、
私は2回登場
「なんで、カウンセラーがテクニカルライティングを?」
とか、
「情報とデータ」は違うのだ、
とか、
「エモーションは前に出るという意味なのだ」
とか話したり、実習したりしているのです

それにしても、国立大学で
大学のロゴ入り飴が売ってるのって、
なんとなく、おちゃめだけれど、
ど~も、悲しい感じがする

勝間和代内田樹ティクナットハーン池田晶子とを同時に
読んでいるせいか、なんだか、いろいろ頭の中をよぎってます…

役に立つか、たたないか

2008-10-07 09:58:11 | 考えたこと
日大の授業で「実験心理学」が主流だったのが、
現在は「応用心理学」的な臨床心理学の人気が高い、
というような話をしながら、
「あれっ!
と思った。

「役に立つか、たたないか」
「~に効くからやる」
といったスタンスが
「なんとな~く、好きじゃないな」
と思いながら、
「人の役に立たない学問なんて」
とどこかで思っていた自分がいたな、と

「それ、何の役に立つわけ?
って言うような子どもに、
「役にたたないかもしれないけど、面白いじゃん
みたいな回答で、いまひとつパンチが足りない気がしていた
のもそこらへんに理由があったのかも。

先日から、勝間和代氏著「勝間和代の日本を変えよう」
読みながら、部分的に
「そうだ、そうだ
と思いながら、部分的に
「何かが違う。そうしたいわけでもない
という、感じとをいったりきたり。
「実利」と「競争」がどこかに見え隠れする感じに違和感を
覚えている。
「そうなんだろうけど、でも…
という感じ。

一方で、彼女にすっごく共感するワーキングマザーが
いっぱいいるという事実もあって、
なんだか、自分の感じ方がすっかり
「遅れて」
いて
「のんびりし過ぎ」
な感じがしてくる

このスタンス。
ダメとは思わないんだけど、メジャーじゃないな、と
そういう立場でありながら、企業向けのセミナーを考えたり
していると、ちょっと、ズレるわけで、このズレを
企業側はどう感じるのかな~、とも思う

学童で会計役をやっている。
それほど難しくないことなのに、ミスの連発。
すっかりしょげているところで、
この本を読んでいるせいもあるかもしれない…

「役にたつ-たたない」
という測り方だけじゃない
視点が必要なのだよな~

変わるもの、変わらないもの

2008-10-07 09:40:32 | 考えたこと
パナソニックセンターで出た
「多面体を折りたたむ」
というセミナー。

その中で講師の梶川泰司氏が昔のVTRを見せてくれました
そして、その解説の中で
「僕もずいぶん若かったな~という感じがしますが
と前置きしながら、
「でも、数学的な真理は変わってないですね~」
と。

これまでも、そんなことは分かってたような気がするけれど、
しみじみ、
「そうだよな~
と。
あったりまえだけど、私が死のうが生きようが、
多分、1+1=2なんだろよな~。

お台場「パナソニックセンター」で遊びました

2008-10-06 07:02:59 | 考えたこと
先週末に娘とお台場にあるパナソニックセンターというところで
遊んできました
いろいろなイベントをやっていて、出たのは
「正多面体を平面に折りたたむモデルを作ろう」
というもの。

エッシャーの絵から切り抜いた紙を
折って、正四面体に。この正四面体、
折りを戻すと、ただの長方形に戻るのが
とても不思議
プレゼントのパッケージとかに使えそう

ただ作るのではなくて、いろいろな
解説が加わるのがとても面白い。
1時間だったけれど、あっという間でした

娘はあまりの面白さに、
母はお得さ(参加無料)に魅かれて、
午後のエコ・ネーションゲームにも参加。

8カ国に分かれて、国ごとの経済力、エコ力などを
競うのだけれども、「交渉力」が必要とされる
ように工夫されていて、これがなかなか面白い。
娘があんなに積極的な子だとは知りませんでした

常設の展示も参加型・体験型で
「もう一度、行きた~い」と言ってます。

(夫と息子はこの間、マッスルパークでした)

死生学と看護

2008-10-02 21:58:14 | 考えたこと
そういえば、
「death studiesのきっかけとなった二人の女性は
二人とも看護にかかわる方たちだった」
と今日の講義で聞きました。

一人は有名なキューブラー・ロス
家庭医になりたかった、と何かで読んだことがあるので、
「生まれてから死ぬところ」まで、全部を看たかったのかな~、
って思ったりしました。
キュブラー・ロスについては、
ランディ氏がきっと次回、語るのだと思います。
楽しみです

そういえば、インターネットってすごいな~って思ったひとつに、
キュブラー・ロスがオレンジ色の花(?)に埋もれてベッドから
力強く笑っているサイトを見つけたときのことがあります。
(多分、そのちょっと後に、亡くなったという報道を耳にしました)
いつごろだったか…。

そのときに、
「わ、すごい!!。勝手に会えちゃうんだ」
とびっくりしたような、嬉しいような、こんなことしていいのかな、という
とまどいのようなものを感じた覚えがあります。

もう一人がシシリー・ソンダースという方で、聖クリストファー・ホスピス
というホスピスを始めた人だそうです。

医師は「生かす」方向で一生懸命だから、
「死」のほうをそれほど見てはいない。
日々、細やかに患者さんの変化に関心を持ち続けている、
(あるいは付き合わざるを得ない)看護にかかわる人たちの中から
「死についての学問」が生まれることになった、というような内容を聞き、
なるほど、と。

看護師さんたちとご一緒した後だったので、
不思議なつながりを感じましたよ。
(70人以上の白衣の看護師さんたちがビシッと机についている姿は、
壮観な感じでした。私にとってはすごく非日常な感じだったな~

日大、後期が始まりです

2008-09-26 15:50:04 | 考えたこと
文理学部の授業も今日から始まりました。
昨日、一昨日の農工大に続いての授業。
午前、午後とやると足がかなり、パンパンになります
先生たちが学校で「ご近所サンダル」に履き替えてしまう
のもうなづけます。

夏休みを挟んで、久しぶりに行った文理学部。
校舎を建て替えていたのですが、出来上がっていました。
なんと、そこを使っての授業! ワクワクです
きれいでしたよ。ハイテクな設備も整っています。すごい。
1階が本屋さんになっていて、姜尚中さんの「悩む力」の隣に、
感じない子ども こころを扱えない大人」も平積みになって
いました(嬉しいです!

その隣で、取り壊し中の建物が無残な姿を曝していました。
でっかい物が壊れていく姿には、何か、胸に迫るものがあります

教室はハイテクなのに、黒板にチョークというスタイルは変わりません。
粉が飛ぶんです。手も服も白くなるし…

生徒さんたちは100人を超えています。全員から毎回、
何らかの課題を書いて提出してもらうので、
帰りは紙束が重いです
今週は農工大で70*10回分と
今日の150人ぶんぐらいがあるので、
読みこなすのに時間が…。
それに加えて出席チェック!
でも、最近は心強い味方、担当Alohaがおりますので、
押しつけております(感謝)。
担当Alohaは高速入力もできるので、
学生たちへのフィードバックもより充実してきております。

そうそ、モンスターペアレンツへの関心が高かったので、
集英社新書 嶋崎政夫著「学校崩壊と理不尽クレーム」買いました。

行き帰りの電車では内田樹「ためらいの倫理学」の続きを。
戦争のところがなかなか読み進まないので、
後ろをパラパラ見ていたら「現代思想のセントバーナード犬」という部分。

いしいひさいち作「現代思想の遭難者たち」はウチにもあって、
この漫画で、すでに遭難している身としては、
雪山にずっぽりうずまっているところに、
(いや、埋まるほどのことはしていないし、山のことは
すっかり忘れて、しょっちゅう温泉にも行っているけど)
内田先生なる犬さんにブランデーをいただいた気分です

そうか、遭難してもいいんだ。
そうなんだ。(日本メンタルヘルス学会の近藤会長がうつりました)

農工大で集中講義

2008-09-24 13:39:26 | 考えたこと
東京農工大は農大と間違われたり、東工大と間違われたりして、
なかなか認知度の上がらない大学です

生協の白石さん」で有名になったかもしれませんが、
多くの方が「農大」だと思っていらっしゃるかも…
地味な大学で、製薬・食品業界や製造系の業界で、
知る人ぞ知る、って感じの大学です。

ジム担当Alohaがリンクをはってくれたので、
サイトを見てみたら、
料理研究家の枝元氏をお招きしての講演会
が企画されていて、
「おお、くだけてきましたね!
とちょっと意外な感じがしました。
そうそう、この間、ラスカー賞を受賞した遠藤章氏がいらっしゃったころ、
学生だったのです

集中講義は100人弱が集まるようです
一昨年か一昨々年(おお、変換したら、こんな漢字! そうなのか!
ぶりなので、ちょっと久し振り。100人ぐらいでも、一方通行の
授業は眠るだけでつまらないので、内容はなるべく参加型です。
(とはいっても、無理強いするわけではないので、ご安心を…

授業のところどころで、コメントを書いてもらうのですが、
100人弱のみなさんの書いたものを読むのが、楽しくもあり、
ハードでもあります。ちょこっとしたところに質問が入っていたり
するので、じっくり、ちゃんと読むんですよ~。

実際に先生になる学生さん、どれくらいいらっしゃるのかな…?

 ジムの上の事務担当Alohaです。先生、今日は3時間のワンマンショーですがんばってください~~~

「日本学校メンタルヘルス学会 理事会」でした

2008-09-22 22:32:12 | 考えたこと
日本学校メンタルヘルス学会 理事会」が土曜日の夜にありました

「難しい顔をした先生方がお並びになるのかな~?
なんて思っていたのですが、病院や学校などで実践をなさっている
先生方が多いせいか、どこか、ぶっちゃけておいでです

ぶっちゃけていても、話自体は大真面目です
「学校メンタルヘルス学」をどう打ち立てるか、
という課題にとても前向きに取り組んでいるのです。

「日々の実践の積み重ね」を「学問」にするのはなかなか、難しいです。
「伝達可能なスキル」という形をめざす部分と「理念」の部分があるし、
「理念」は必ずしも「科学的」にはなりにくいからなのかな…。

下山晴彦他編著「心理学の新しいかたち」(誠信書房)
という本を取り出して、読んでみたりしてます。
質的研究、物語性などなど。
具体的にどうすれば? がなかなか…。タフなテーマです。

「いらっしゃいませ」は湘南ラインの中読了
まだ、受付が多分、派遣さんではないころ、出版社でアルバイトを
していたこともあって、雰囲気や描写が他人ごとではないでした。
こういう感じ、あった、あった、みたいな…。妙になつかしい。

武井先生の「人相手の仕事はなぜ疲れるのか」も読了。
「先生、お話伺いたいです!
「勉強会なさっていたら、混ぜてください!
と思いながら読みました。感情労働について、本当に理解が深いです。
アカデミックな裏づけと実践との両方がある方なので、とても説得力が
あります。
そして、最後のほうにはCASELのことも取り上げてあります!!
CASELについては、何らかの形で「CASEL JAPAN」
みたいなものはできないものかと数年前から思っているのですが、
パワー不足で手がつけられないままになっているのです
関心を持っているかたがいらっしゃると思うだけで、元気がでます

続けて武井先生の「グループという方法」読んでいます。
こちらも、すごく身近な感じがします。というのも、
私がカウンセリングを学びはじめたころ、
「グループ体験」をいやというほどすることになったから。
自分なりに、その意味を見つけたり、
考えたりしなくてはいけない日々を過ごして、
結構、ハードだったことを思い出したりしています

また、グループという視点で学校や教育場面、会議などを見ていくことは
とても意義深いと思っているのですが、このことを意識して書いてある本に
これまで出会っていなかった、ということもこの本にひかれる理由です