◇足利で就農した元画家/苦闘支えた都職員
早朝のビニールハウス。たわわに実った大ぶりのとちおとめを次々と摘み取っていく。
田村武さん=足利市=は、売れない画家生活に見切りを付け、7年前、一念発起して就農した。東京から栃木県に引っ越し、始めたイチゴ栽培。東京都職員として働く妻千寿(ちひろ)さんは、生活資金を蓄えるため別居して支えてきた。昨年、念願かなってようやく同居。千寿さんは退職し、 . . . 本文を読む
■止まらぬ晩婚化や若者流出
晩婚化や若者の都会流出の流れが止まらない。県内でもそのあおりを受けて、結婚したいのに出会いがない、との嘆きが聞かれる。子育ての手間や経済的な負担、さまざまなしがらみを考えて、結婚をためらい、一人の方が気楽と感じる人が増えていることも、出会いを少なくさせているかもしれない。しかしそれらの壁を乗り越えて、現実にたくさんの夫婦が誕生している。男と女はなぜ互いに出会いを求 . . . 本文を読む
■思春期の家庭環境、影響?
思春期まっただ中の中学生のころ、親とあまり話さなかったり、朝食もあまり食べず、家庭を楽しく感じなかった子どもほど、性交開始年齢が早い--。厚生労働省と社団法人日本家族計画協会の「男女の生活と意識に関する調査」で、そんな子どもたちの傾向が浮かんだ。【小川節子】
調査は08年秋、全国の16歳から49歳の男女3000人に対して行われ、回収率は54・1%。2年ごと . . . 本文を読む