墨汁日記

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パンツのシミ

2007-10-04 19:55:59 | 駄目
 むかし、風呂場には洗いと脱水が別々の洗濯機がでんと置いてあった。

 その時期の風呂の湯は、煙突のついたガス湯沸かし器で湧かしていた。
 ほっとくと風呂桶に溜めた水が沸騰するまで湧くので、たまに様子を見ながら風呂をおこしていた。

 なんで、風呂場に洗濯機があるかと言うと、過去のうちの洗濯機は直に水道につながっている全自動でないから、水はたいてい手で洗濯機の洗い桶に注いでいた。
 ってか、水が豊富な風呂場は都合が良かったって言うのか、つまりは、風呂の残りの水をそそいで洗濯をしていのだ。

 そのころの俺は子供で、そのパンツはブリーフで、いろいろ恥ずかしいシミとかついていたんだけど、全ておふくろが洗濯して干してたたんでくれた。
 下半身の都合を、おふくろに全て把握されていたあの頃。

 ほとんど全自動な今の世の中では想像しにくい、半自動ってか、機械ってのは人間が見ていてスイッチを止めないといけないテクノロジーの中で俺は育った。
 あの頃の機械には、自分で勝手に止まる機能はほとんどついていなかった。

071004


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