最近、2ちゃんでこんなのが流行っているらしい。
書いた人に申し訳ないが面白かったので、孫引きではあるが勝手にコピペさせてもらった。
今日はそれを無断で紹介させてもらう。
書いた人、本当にごめんなさいっ!
あと、読みやすくなるようにと思い、傲慢にも俺の手で内容に少し変更を加えた。書いた人ごめんなさい!
それでは、著者不明の傑作をご堪能下さい!
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『プロジェクトX~挑戦者たち~』
「ミートホープの挑戦!
奇跡の牛肉抜き牛肉風味コロッケの誕生」
スーパーから、もっと牛肉コロッケを安く納入せよと迫られていた。
工場長が思案に暮れていたとき、社長は意外な事を言った。
「牛肉を抜いてみたらどうだろう?」
工場長は戸惑った。
牛肉コロッケから牛肉を抜いたら牛肉コロッケではなくなってしまう!
「無理です。出来ません!」
工場長は思わず叫んだ。
「俺たちがやらずして誰がやる。俺たちの手で作り上げるんだ!」
社長の熱い思いに、工場長は心を打たれた。肉屋の血が騒いだ。
「やらせてください!」
それから、夜を徹しての牛肉抜き牛肉コロッケ作りが始まった。
牛肉の代わりなら、豚でも鶏でも鴨でも、肉ならなんでもミンチにして混ぜた。
しかし、どうしても本物の牛肉コロッケの味は出せなかった。
工場長は、来る日も来る日もミンチと戦った。
いっそ、自分がミンチになれたなら、どんなに楽だろうと思ったこともあった。そこまで追い詰められていた。
そんなある日。社長が現れ、こうつぶやいた。
「発想を変えるんだ。牛は肉だけで出来ているんじゃないぞ!」
工場長は雷に打たれたような気がした。
そうだ!
血だ!!
牛の血があった!
暗闇に光が射す気がした。
さっそく工場長は、もはや何の肉を入れたかも分からなくなったミンチに牛の血を混ぜてみた。 なんと、牛肉ミンチ特有の鮮やかな赤みと風味が蘇った。
「これだ、これが俺たちの探していたミンチなんだ!」
牛肉抜き牛肉風味コロッケの誕生である。
社長と工場長。そして従業員達は、笑いあい肩を組んで工場の片隅で朝まで飲み明かした。 不可能を可能にした充実感。工場長の目から涙は止まらなかった。
「社長、この涙も混ぜていいですかぁ?」
「ああ、いいとも。塩辛くならない程度にな!」
社長は笑いながら言う。
そして夜は明け、牛肉抜き牛肉風味コロッケは街に出荷された。
ね!
面白いでしょ!
マジ面白い。コレを書いた人は偉い!!
時事ネタを面白可笑しく加工して、流出するのはアリだな。
俺も時事ネタやろっ!