墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

あけまして

2005-01-02 11:09:50 | 日常
 大好きな「日記」読者の皆様。あけまして、あけましておめでとうございます。

 今現在の俺は立川の実家でお正月を自宅療養中。昨日は寝てました。去年の三十日に風呂に入ったきり、着たきり雀で酒を薬に寝てました。

 実家の俺の部屋は、俺がいない時は母と妹の共同の書斎となりました。光通信のケーブルと契約はそのまま妹にゆずることにしました。昨日、少し起きて、妹のコンピュータを妹の部屋から元俺の部屋に移し、光に接続しました。
 というわけで、現在は妹のコンピュータから更新中。妹の彼氏の写真の壁紙を睨みながらシンプルテキストでシコシコ作文。妹の彼氏は写真で見る限りは二枚目です。
 ま、光の契約が切れないですんだんで、この「日記」は、もうしばらく続けます。

 しかし、世の中は大変ですな。津波やら地震やら。

 そういう事が、俺にとり関係ない事であるとは言わない。どこかで確実につながっている。しかしさ、俺の手にはおえない。

 前にも少し書いたけど人類として考えりゃ、人口が減る事は人類の寿命が延びる事になり、少しも悪い事では無い。増え過ぎた人口は確実に人類の寿命を縮める悪玉コレステロールだ。
 だが、この世に死んでいい人間なんか一人もいないはずだ。

 人を殺して死刑になる奴も、そいつに殺された奴も、平等に死んでもいい人間なんかではない。

 世の中には「知らなくてもいい権利」というものが存在するんではなかろうかと、時々思う。本来なら知るはずもなかった、異国の不幸を知り、良心を痛め、罪滅ぼし的に募金という免罪符を買う。

 中学生の時、友達がいじめにあっていても、俺には関係ない、俺にはどうしようもないと無視してきた。社会人になり、同僚が困っていても、俺には何もできなかった。
 去年の年末、大雪で立川の浮浪者が寝る場所もなく途方にくれているのを横目に、俺は暖かい年始を迎えるために家路を急いでいた。

 俺は凍死寸前の浮浪者を、家に泊められるか?俺は隣の部屋の親に必要以上の折檻を受け泣叫ぶ子供を助けられるのか?
 いや、俺にはたぶんできない。異国の不幸が関係ないとは言わない。が、俺には手におえない。目の前の助けられる人を無視して、なにが募金だ。
 
 だから、俺は募金なんか絶対しない。


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