墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

最近の天気予報はあたるねぇ

2005-04-12 20:05:01 | 仕事
 最近の天気予報は良く当たるねぇ。「曇り時々雨。夕方から集中的に降ります。」てな事を言ってたんだよね。今朝の天気予報。

 当たりやんの。二時過ぎから本格中華な雨。イパネマってかんじ。

 でさ。実は今日は俺にとり特別な日だったのだ。ほら、俺さ夕刊配達のアルバイトを先週からはじめたじゃん。はじめたんだよ。
 昨日までは順路帳片手に配達区域を新聞屋の先輩の後を着いてただけだったのに。

 今日から晴れがましき、夕刊デビュー。

 夕刊を全部一人で配るのさ。

 で。この雨よ。とことん嫌がらせ以外のなにものでもないね。天は俺になにか恨みでもあるのか!
 あるわけねーか。俺の事なんか見てもいやしないだろうし、だいたい「天」て誰だよ。

 しかし、今日は雨ん中で配達してとことん懐かしかった。順路帳の手触り。ガコンと新聞の落ちる音。雨に濡れてポストの入り口に張り付く新聞。

 ま。ちょっと。センチメンタル。

 てゆうか。おい!
 雨の日の配達は本当に寒いねぇ。
 俺も年とって血の巡りが悪くなったせいか右手の親指がかじかんで感覚がなくなってしまった。風呂に入るまで親指は復帰せなんだ。
 真冬ならともかく。もう春だぜ。若い頃はこんなことなかった。

 俺もつくづく年だねぇ。


寄せ集めて引っ越し

2005-03-26 22:32:23 | 仕事
 失業者らしく、無職らしく、職安にでも通えばいいのに、とりあえずの生活費と飲み代の欲しさに今日も日雇いで日銭を稼いできました。
 今日の人材派遣も引っ越し屋の手伝い。
 しかし、人材派遣はうまくておいしい商売だ。ただ人をかき集め、斡旋するだけで金んなるんだからな。

 俺は今日はじめて、普通のお宅の引っ越し作業を経験した。朝九時から、夜七時半まで。荷造りから荷下ろし。ゴミの撤去までをみっちり最後までつきあって、土日割り増しの日給一万二千円をもらった。

 この日給はおいしいよな。と金のない俺は思うが、大変だよ引っ越し屋は。階段の上り下りに死ぬ程重い冷蔵庫。
 明日の朝も起きたら確実に体中が痛いはず。
 
 春は引っ越しのシーズン。本業の引っ越し屋さんは毎日、本気で死ぬ程、忙しい。今日の引っ越しのドライバーさんは二日で五時間しか寝てなくて電池切れと言ってた。

 今日の引っ越しの元請けは、とある運送会社系の引っ越し部門。仕事は一般家庭の引っ越し。夫婦に子供が二人の家庭で、子供の荷物と古くからの家具で運ぶものはどっさり。あてがわれた人員は引っ越しが本業の4tドライバーが一人に、配達部門からの応援と思われる2tドライバーが宅配便の集配用2tトラックと共に二人。それと、人材派遣から馬の骨が三名。
 要するに、引っ越しのプロは一人だけで、後は宅配便のドライバーが二人に、馬の骨が三人。客は知らないが何食わぬ顔で寄せ集め集団が引っ越し作業を行ってんのだ。
 
 これが、単身者の引っ越しになると、もっとひどい。引っ越す本人が仕事を依頼したはずの元請けの会社からは、人材が派遣されず。朝、運送会社の引っ越し部門の営業の人が顔を出し、依頼主から説明を受け、後は頼むよと、人材派遣の馬の骨と他社から来たドライバーに指示を出して終わりなのだ。営業は次の仕事に向かい二度と戻って来ない。トラックには(有)なんとかと堂々と地元の下請け会社の名前。これなら、地元の運送会社のトラックをチャーターして人材派遣から人を頼んだ方がよほど安上がりだ。だが、それができないシステムというか、引っ越し業の実態と人材派遣から人を頼む方法を知らなきゃできる事ではない。たぶん、個人が電話しても人材派遣から人は来ない。運送屋から、車を頼むのは簡単だ。引っ越し作業や人はこちらで用意するから何日に何トン車をまわしてくれと依頼の電話をすりゃいいだけだ。運転のプロと車が来る。ただし引っ越し屋を介さずに引っ越す場合、荷造りの梱包材は自分で買い求める上、保険もないので、それなりのリスクが必要になる。
  


開放感

2004-10-14 06:48:46 | 仕事
 現在時刻は朝の6時10分。
 実はついさっき5時15分に、バイトに行く為に家から出たんだが、一時間もしないうちに俺はもう家にいる。
 何故か。やる事がなかったからだ。なぜやる事がないのか。それは、シフトの変更が行われたのに、なんにも聞いていなかった俺は、月はじめに作られた古いシフトとおりに馬鹿みたく出勤しちまったのだ。

 本当になんにも聞いていなかった。チラリとも聞いていない。

 出勤して更衣室で着替えようとしていたら、俺が入るはずだったポジションを今日担当する人が入ってきて俺の顔を見て言う。
 「お前なんでここにいるの?」
 二人の情報を総合してみるとシフトが変更になり、どうやら俺は今日はいらないらしい。いらないなら仕方ないな。帰ろう。

 なんか俺ってなめられてんなぁ。とか思うが、仕方ないよな。所詮は時給850円のバイト君だ。飼って頂いてんである。つまんない事で身内に噛み付いてみたってどうしようもない。俺は飼い犬でゲームのコマなのだ。それに時々シフトは変わるのだ。最新のシフト表を確認していなかった俺が悪いに決まっているのだ。

 店を出る時に一瞬、チーフに確認の電話を入れといた方が良かったかなとも思ったが、まだ寝てるだろうし、必要なら電話かけてくるだろう。帰る事にする。

 秋の長雨は降りやんだが、空はまだ雲でいっぱいだ。しかし、今日の俺の心は晴れわたっている。

 あー、あるはずの仕事が突然なくなると、すごい開放感。チョー解放されたって気分だ!いまならストリーキングでもなんでもできそうな気がする。
 この開放感だけで飯は三杯は食える。

 いや、開放感はおかずにならん。では納豆で朝飯にでもするか。


アルバイト

2004-10-12 07:58:41 | 仕事
 昨日は、神戸屋のおじさんは仕事がとろいと切れていた俺であるが、人間的には彼の事は嫌いじゃない。良く職場で馬鹿話などしている。

 逆に人間的にいうなら、うちの店の社員連中の方が苦手だ。モノの考え方が、かたよっていて自分の社内での評価しか考えていないんじゃないのと思う事がたびたびある。社員特有のモノの考え方があり、みんなそれにそまっているのだ。
 もちろん班長は別だ。班長は別格で、俺みたいな小物にまで気をつかってくれた。班長以外の社員はアルバイトにとり油断のできない曲者である。気を許さない方が良い。

 例えば、雨が降る。台風だ。こんな台風の中お客さんはぜんぜん来ない。パンの製造量をひかえる。となると、製造の人間は当然ヒマになる。
 すると社員はアルバイトに「帰れ」と言う。簡単にいや、売り上げが落ちてんのに人件費を食うバイト君なんか、おいておきたくないからだ。
 当然のことである。俺が社員でも、そうするであろう。

 でもさー、俺らバイトの収入は時給なんだぜ。労働時間のみがお金になるのだ。そして、俺は朝6時から昼の3時までという約束で、この台風の土砂降りんなか働きにきているんだ。別に、契約書なんかないけど6時から3時までというのは、会社と俺という時間給社員との立派な契約である。それを勝手に反古にして帰る事が正義で会社のためみたいな顔をされると、正直むかつく。
 世の中のアルバイト全員が早く帰りたいわけじゃないんだぜ。中にゃ俺みたくガツガツ稼ぎたいやつもいるのだ。仕事がないなら、お得意の大掃除でもさせたらいいじゃないか。製造室の中はかなり汚れているぞ。

 そのくせ、人手が足りなきゃ夕方の5時過ぎまで平気で働かせる。分割にモロダーやめん台掃除までさせる。これは俺には大歓迎だから全然いいんだが、女の子とかだと、きつくて辞めたくなるぞ。

 アルバイトをゲームのコマ程度にしか考えてないんだろう。勝手に今日はいらないからと休ませたり、その代わりに明日出てねと強制する。シフトは会社とアルバイトの契約であるという概念がないのだ。うまっていりゃいいもの程度にしか考えていない。

 こんなとこにいても、いいように使われるだけだ。社員の社内評価や店の売り上げを上げるために俺は働いているんではない。単純に金が欲しくて働いてんのだ。そこを社員が理解して社員とアルバイトで良い製品をつくりあげていきましょうという具合に持ちあげてやらなきゃ、アルバイトのやる気は落ちる一方だ。

 正直、俺の時給は850円だ。他にもっと楽でもっと時給の高いところはいくらでもある。

 そんなに文句いうなら辞めたらということであろう。でも、こんな不景気な世の中に仕事があるだけラッキーである。昨日ロスをだしたということから考えても、俺が会社にとり、さほど有用な人材であるとも思えん。こんな俺を飼っていただいてるのだ。ありがたいと思わなくてはいけない。
 すいませんでした。ありがとうございます。ですぎた事を吠えてしまい申し訳ありませんでした。

 どうも、台風の長雨で気がめいる。愚痴がでてくる。あ~あ、班長と遅番やってたころが一番、楽しかったな。 


半分ロス

2004-10-11 22:59:36 | 仕事
 今日、メロンパンが半分ロスったそうだ。半分ロス?

 仕込みに原因あるなら確実に全部ロスだ。仕込みとはそういうポジションだ。分割に原因があるならそれは重さが違う事のみだ。今日の俺みたいに分割する生地さえ間違わねばね。
 となれば原因は成形かオーブンだ。だが、昨日の成形は、こうるさいおじさんだった。半分もロスるような成形などしないだろう。(メロンパンの成形は前日成形)
 となると、ロスの基準が今までよりも高くなったか、オーブンの人間が発酵時間を見誤ったかのどちらかである。多分、両方だ。それなのに、責任は上生地は、本ごねはなどと仕込みにくる。
 俺は仕込みよりの人間だ。良く考えもせず仕込みが原因とかいう馬鹿はアタマに来る。うるさい黙れと思う。
 仕込みはパン屋で低いポジションだ。すぐあれこれ言われる。パン屋で一番えらいポジションはオーブンだ。焼きがすべてだ。でも、俺はオーブンのニンゲンの言うことなんて信じていない。偏見に満ちあふれてるからだ。
 
 まだ、販売の人の言葉の方が中立だ。もちろん班長のいうことなら別だ。Aさんとか、チーフとか信用できない。

 そんなで、メロンパンの生地も上生地もやりなおせと全部すてさせられた。チーフにしてもこの店に腹に据えかねるものがあったのだろう。すぐに清水が仕込みは駄目だと決めつけやがる。
 でも俺は知ってるんだ。清水さんがどれだけ使える様になったかを。たんに生地だけでいうならAさんレベルにはもうなっている。だいたい、うちの仕込みは誰もMさとさんを超えていないじゃないか。

でも今日やりなおしたおかげでメロンパンの仕込みのヒントをつかんだ気がする。その点だけで少しチーフに感謝。