(仮)

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i5-10400のPL1時は・・・3.6GHz。

2021-08-29 01:30:20 | PC関連

あっちゃー

 

i7-8700もオールコアターボは3.6(と一瞬だけ4.3の繰り返し)だったので、ほぼ何も向上していない・・・。(ソルダリングになったことと基板が厚くなったのは良いけど。)

14nmじゃ限界でしょこれ。本当に65Wに無理なく収まっているのはi5-8400までかもしれぬ。i5-8500も72Wほど食うので、厳密な意味で超えているしね。でも8500はオールコアターボ3.9GHzなんだよね。というかスペック通りなんだよね。HTが無い+クロックが控えめ=電圧が控えめだからかも。つまりi7とi5のクロックについて逆転現象が起こっているということに?

先日も、i7-8700をPL1:AUTOで使って、人生3度目のサーマルガードによるブルースクリーンを拝んだのは良い思い出。

 

要は、8700も10400もCoretemp読みでターボ時23~27Wほど食い散らかしているわけで、

つまり、i7-8700やi5-10400をスペック通りのクロックで使おうと思ったら、

概ね×6倍の120W~150W程度が(本来は)要求されるはずなのですよね。

それを設定で65Wに抑え込んでいるわけで、そりゃあクロックを上げられないのも当然といえば当然かも。

 

TDP65W同士でのレンダリング/エンコード勝負だったらZen2 Ryzenが強い。

小さくて見えないけど、シネベンチ R23のマルチコアスコア、

Ryzen5 3600が9246、i5-10400が6651なんだよね・・・。

 

今回LGA1151の6コアを触って結構勉強になった。

・TDP65Wモデルなら2コア目まで、TDP95Wモデルなら3コア~4コア目まで、TDP125Wモデルなら4~5コア目まではクロックも伸びかなり強いが、全コア負荷には向かない。

・従って、上のモデルナンバーを選ぶ理由は「シングルスレッド性能・最大瞬間風速がどれだけ欲しいか」と言ってもいいかもしれない。

・CPUクーラーを強化した上で、パワーリミッターを上げてしまえば性能は出る。上げてあげないとカタログスペックならぬカタログクロックは出ない。

・(特にTDP65Wモデルに関して)TDP枠が同じなら下位モデルのお得感が高い。というかスコア差が価格ほどには無い。(TDP65W・・・i5-8500:5991pt、i7-8700:6625pt)

・グラボを足すとCPUクロックが上がる。かもしれない。GPU部分のTDP枠をCPUに回せるから。

 

6コアで既にこれなら、10コアとかどうなるんだ。

たぶん10900(と10900K)に本気を出させたら250Wが食われることになると思うけど・・・正気の沙汰とは思えん。

 

それと、既にある意味で仮想的なbig.LITTLEに似た制御になっていると言えなくなくなくもないわけで、

(i7-8700で(極端に乱暴に)言えば4.6GHz 2コア+3.6GHz 6コア)

だったらハードウェア的に分けてつくってTDPに対して最適化を図ろうという流れは順当と言えるのかも。

Alder Lake世代は、X299とLGA1151、X99とLGA1150、X79とLGA1155以上に、ハイエンドとミドルレンジの性能差が広がり差別化が進むと同時に、LGA1156に対するLGA1366がそうであったように、今よりXeonプラットフォームに注目が集まる&一般的になる予感。

パフォーマンスコアだけで固められたXeonダイを転用するCoreシリーズが、i9ブランドのみならず、i7ブランドまで降りてくるかも(7740Xの前例もあるし。ちょっと毛色が違うけど。)なんて妄想しながら楽しみに待ちたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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