絶対に要ります。
センサーとICV(アイドルコントロールバルブ)の脱着に。
加えてICVの方は”いじり防止”のものが必要。
しかも多少長めのトルクスドライバーが必要。
”ビット”でやろうとすると、特にセンサーを外す時に超難儀します。
先にトルクスドライバーを買っておくべし。
超慌てる羽目になります。
もしかしたらT20だけでどうにかなるのかもしれませんが、
セット売りが安価に手に入りますし、大抵T20とT25は入っているのでセットを揃えておくのも手かと。
トルクスセットがあると、大半の家電が分解できるようになるらしいです。
というわけで、もはや定番チューン?の ビッグスロットルボディ投入。
Φ24とΦ22のものが主流かと思いますが、
低速が無くなる気がしたので、今回は径の小さいキタコ製のΦ22のものにしました。
あ、あとキタコのものは説明書と、ICVリセット時に使うダミーカプラー一式も同梱されていることが明記されていたのも決め手。
難しいと思っていたICVのリセットも、説明書通りに配線すれば大丈夫でした。
ただ、何故かECU診断情報のリセットはできませんでした。(初期型JA10だから??謎だ・・・)
後はECUが学習してくれるのを待つばかり・・・。
ファーストインプレッションとしては、排気音は多少図太くなったような。
そこ以外は特に何も感じられず、ちょっと拍子抜け。
こればかりはこれから距離を重ねてみないと判らないですね。
そういえば、ECUが学習してくれるまでの間は、アイドル回転数が高くなるのかも?
ICVの脱着&時計回りの調整&リセットを3セットやってもやや高めになるのですよね。
これはまだ様子を見たいと思います。
作業自体はそこそこ簡単ですし、普段開けないようなところを開けられて楽しいのですが、
小さなネジが多くてトルク管理がハードモードですし、
一般のご家庭には無いであろういじり防止トルクスも要るので、
プロに丸投げするというのも賢いと思います。
2019/10/15追記
今日から実戦投入。
・アイドル回転数は落ち着きました。
大体2~3km走るとECUが勝手に調整してくれるみたい。
・最も振動が酷くなる回転域が上がりました。
1速20km付近(=4200rpm~5400rpm付近)に。
パワーバンドの入り口で最も使う回転域なのでちょっとネガポイントです。
同様に、
2速31km~39km付近、
3速42km~53km付近、
4速52~66km付近でも振動するはず。
特に1速と2速が特に気になります。
・エンジンからの振動が激しくなりました。
何故・・・?
でも確かに換装後の振動がスゴイ。手が痺れやすくなるかも。
・パワーは中~高回転域で確かに上がったような感じがします。
低回転域も特に落ちたとは感じませんが、
1次側クラッチが繋がるか繋がらないかの極低速域は落ちたと思います。
呼排気系は全くのノーマルのままですが、
アクセルを大きく捻れば、グッと車体が前に出るようになりました。
あと、回した時の排気音が軽いものに変わりました。
ただ、振動然り、どことなく”合ってない”気がします。
本当に実力を発揮させるには呼排気系に手を入れてセッティングを出す必要があるのでしょうね。
また、換装してみると、純正のバランスも非常に考えられていて美しいと気付かされます。
まだ初日で、これからマッピングの自動調整で変わっていく部分もあるかも。
変化を楽しみたいと思います。
2019/10/16追記
どうもECUが学習してきたっぽい。
概ね6000rpmを境に上で力強さを発揮しますね。
109ccが115ccになったかのようなトルク感がありますし、
どこかこう「エンジンが軽く回る」ようになっていますね。
JA10E、割と”上で回るのを嫌がる”エンジンなのですが、
若干”回りたがり屋さん”方向に性格が変わりました。
下の回転域でも上乗せがあるように感じます。
今日、3速で失速していた坂を、3速のままで失速せず登れたことや、
3速で交差点を曲がってもシフトダウンせずにパスできるなど、
「乗りやすさ」が上がったように思います。
ズボラが許される、というか、ゆとりが出たというか。
極低速域で弱くなったのは相変わらずのように思います。
特に朝一の始動直後に発進しようとすると息をつくような挙動がありますね。
同様に朝一だと1速から2速へのシフトアップで一瞬エンジンの回転数が落ち込みます。
なお、特に始動性の変化はありません。
悪くなることもなく良くなることもなく。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます