②でハブ等を入手し、ひとまずブレーキ関係が一式揃いましたので、
③ではとうとう最難関のキャリパーサポートの作成を目指したいと思います。
まずは小手調べ。
幸運なことに、JA10のフォークは、
アクスル穴内側とフェンダー取り付け穴が同一平面上にがあるようです。
これは幸先が良いかも。
この特徴を使わない手は無いので、
ここにネジ3点留めの板を作って、そこからフロントフォークの後ろ側まで伸ばして
キャリパーサポートを取り付ける形でやっていければと思います。
上手くいきますように・・・。
2019/10/20追記
スピードメーター間違えてる・・・orz・・・。
ハブが真ん中に来てないですよね・・・
調べてみると、これは旧型で、
新しいモデルイヤーのもので、もっと薄型ものがあるらしく・・・。
段が無くなってる・・↓
悔し、しかし、買い直し。(´;ω;`)
というか探し直し。
むしろWave110はこれで左右が揃うというのでしょうか。信じられない・・。
ただ吉報もあって、スピードメーターの固定はどうにかなるっぽいです。
ドラムブレーキ用ブレーキパネルの廻り止めに、
都合のいい”窪み”が設けられているので、ここを使おうと思います。
2019/10/21追記
WRYYYYYYY!
スピードメーターギアを探していて偶然見つけてしまった・・。
DIO110を。
国内に14インチ&ケーブル式スピードメーター採用の車種があることを。
(MD90もΦ15ながらそうらしいです。)
44800KVB910。
もっとも右側用なので、左側用の”ガワ”に中身のギアを組み替える形にはなると思います。
ドラムブレーキの中のギアを移そうと思っていたので、14インチ車用のスピードメーターギアボックスがあって助かりました。
2019/10/22追記
なるほど。
新旧フロントフォークは、外見だけではなく取り付け位置も違うっぽい。
で、合わせ面が前後逆になっているっぽい。
AA04/JA10← →JA42/JA45/AA07/AA09
JA10/AA04← →JA42/JA45/AA07/AA09
たぶん見た目の問題だと思うのですが、またよりにもよって合わせ面が後ろにあるとは・・・。
なんとか0.5mmのスジボリを入れて済ませたいです。アウターケース自体を削るのはできれば避けたい・・・。
あと、比べると旧型のアウターケースはわずかに楕円形ですね。新型はまんまるです。
厚いスピードメーターを使って概ねピッタリということが先日判ったので、
逆に薄いスピードメーターを使うとディスクローター側に隙間ができると思うのですよね。
そこを埋めるようにカラーorプレートを突っ込みたいです・・・できれば。
2019/10/24
イヤな予感・・・
新しい薄型メーターギアボックスが届いたのは良いのですが、
なんか薄さが足りないように見えるような・・・。
つまり、これを使っても右フォークと左フォークの中間にハブが来ないんじゃないの?ということなのですが・・・
まさか今回もミスった・・・?
ま・・まあ、とりあえず合わせてから結論を出しましょう。
早いところ寸法を採らないと、いつまで経ってもキャリパーサポートに入れません。
嬉しい発見もあって、このメーターギアはカブプロ用のメーターギアと互換性があることが判りました。
17インチの方(元のギア)は19T。14インチのカブプロ用は17T。
比は1.117647。
17インチタイヤのメトリック表示が見当たらなかったので、
2.50-17を例に採ってインチ表示から変換すると、
70mm/100-14・80mm/100-14に対して、
63.5mm/100-17・69.85mm/100-17になると思うので、
(インチ表示の場合、扁平率は概算90~100らしいので一応これで計算します。)
14インチリム径=355.6mm、
14インチタイヤ高さ=70mm(扁平率100)
14インチタイヤ外形=495.6mm(前)
17インチリム径=431.8mm、
17インチタイヤ高さ=63.5mm(扁平率100で計算。90だと57.15mm。)
17インチタイヤ外形=558.8mm(前・扁平率100%の場合。扁平率90%や2.25-17の扁平率100だと546.1mm)
扁平率100同士だと比は1.127522。(扁平率90 or 2.25-17の扁平率100だと1.101896。)
17T×1.127522=19.167874T。(扁平率90 or 2.25-17の扁平率100だと18.732232T)
19T÷1.127522=16.851112T。(扁平率90 or 2.25-17の扁平率100だと17.243006T)
・・・となり、多少ブレるものの、概ねカブプロ用の17Tが使えそうと言えるのではないでしょうか。
少なくとも17T以外を採用する理由は無いように思えます。
というわけで、ここはギアを組み替えるだけで
14インチ用のメーターギアボックスを作れそう。
上でDIO110からの流用という手段を書きましたが、特に必要ないかもです。良かったよかった。
(もっとも上側のギアの丁数が違っていたら洒落にならないのでここの検証は要るのですけれどね・・・)
2019/10/25追記
イケた・・・かも。
今度はハブがピッタリ真ん中にきてるっぽい。
それにしても右フォークとディスクローターの間がかなり厳しいことに。
・・・ヤバいなこれ。
想定よりもかなり隙間が無いです。
特にアクスルシャフト部とフェンダー取付部は1cmを切ってますね。9mm前後しかないです。
なので、必然的にプレートを入れるなら9mm厚ということになりそうです。
キャリパーサポートの材質はそこそこ安くて硬いA2000系で、との腹積もりがあったのですが、
この薄さでは、もしかしてアルミ最硬だけど超お高いA7075になってしまうかも・・・。
加工賃がいくらになることか・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
それから、
Dio110のスピードメーターが使えると言ったな。アレは嘘だ。
実際は全然違います。
まず大きさからしてこれっぽっちも合ってない・・・。
ついでに上のギアの丁数も下のギアの丁数も全然違い、
左:Dio110 21T×6T(?)
右:17インチ 19T×5T(?)
となっています。
但しスピードメーターケーブルは共通っぽいです。
というわけで、同じ14インチ/メーターギア方式であっても、横型エンジン系とは設計が違い、全く参考にできませんでした・・・orz。
まあスピードメーターケーブルという収穫があったので良しとしましょう。
やはりカブプロ用は17インチ用の19Tを17Tへ入れ替える形で作って様子をみたいと思います。
2019/10/31
スポークの罠に嵌ったで御座候・・・。
迂闊でした・・・。
イン・アウトを一本ずつ買うと違うパーツナンバーなのに、スポークセットのパーツナンバーで買うと両方混ざっていて、
うっかり違いが無いものとしてイン・アウトを無視して組んでしまいました・・・。
というか、一本づつの方も買ってなかったら違和感をニップル調整でどうにかしようとして、最悪破断させていたかも。危ない危ない。
平らに見えて実はグニャグニャです。組み直し・・orz。
2019/11/01追記
というわけで組み直し。
左側がインナー、右側がアウターです。
上手に分別できました
リムのイン・アウトは正直ただ見るだけでは判りにくいので、
”盛り”を触るか、ニップルを差し込んで裏から押し込むと判別しやすくなります。
下で言えば、左側がアウト、右側がインです。
左側がより下の方を(=外側を)向いていますよね。
インを組んで・・・
アウトも組んで・・・完成(仮)!!
何回か失敗すると慣れるものですね。今回はかなり短時間で組めました。
こうして素人が簡単に組めて修正も簡単なところはスポークホイールの美点だと思います。
とりあえずキャリパーサポートの制作を優先したいので、
振れ取りは後でやることにして、次に進みたいと思います。
2019/11/02追記
7mm・・・だと・・・!?
正確には7.3~7.5mm。
しかもディスクローターのネジ頭との遊びが”0”でようやくそれだけ稼げる状況。
キャリパーブラケットは一応5.5mm厚ですが・・・
キャリパーサポートを6mm厚~7mm厚のままで進められるか激しく不安。
あと当初の計画にあった対向キャリパーは、
どうやってもこのスポークホイールには入れられないっぽいです。
このまま片押し2ポッドでいきたいと思います。
2019/11/10追記
惜しいな・・・
ちなみに右がMade in Chinaでリード用、左がMade in ThailandでPCX用。
ディスク脇のカラー削るのメンドイ・・・→他車種から流用しよう!!
というのをやり始めて、かなり長いこと躓いているような。
モンキー125系も玉砕しましたしね・・・。
そう言えばPCXもLead110もアクスルシャフト径12mmなのですね。
PCXなんて150ccがあるのに15mmじゃないなんて。
でも結構惜しいところまで来た気がします。
これで及第点としても良いのですが、稼げて5mmなのですよね。
なので、あともう少し背が低くて、ディスクギリギリまで迫れるカラーがあれば良いのですが・・・
あるのかなぁ・・・。
2019/12/02追記
アッブねええっぇえぇぇ!?
純正ディスクローター:窪み無し
社外純正風ディスクローター:窪みあり
うわ~お。気がついて本当に良かった。
社外ローターはネジ部が1mmほど凹んでいますが、純正ローターは凹みがありません。
つまり、社外ローターを基準にキャリパーサポートを作っていたら、純正ローターで干渉する羽目に陥るところでした。
危うくキャリパーサポートをこれに合わせた厚さ7mmで作って全部がやり直しになるところでした。
厚さ6mm~6.5mmで再設計ですね。とうとうキャリパーブラケット(5.5mm)とほぼ同じ厚さになってしまいました。本当に保つのかな。
2020/01/20追記
品質高ぇ。
左から
スーパーカブカラー(=サポート厚0mm)
PCXカラー(=サポート厚4mm)
特注カラー①(=サポート厚5mm)
特注カラー②(=サポート厚6mm)
です。
さすがに仕事が細かいですね。ザラザラしていません。
まあお値段も4倍ほど違いますが。
PCXカラーを削っても良かったのですが、
一応原型なので、といあえず正確な長さのカラーでいこうということで作っていただきました。
とりあえずディスク用ハブに実装比較。
カブカラー
PCXカラー
特注カラー5mm
特注カラー6mm。
後述するように冒険仕様ということもあり、せっかくなのでよりリップの中に”埋まる”ようにしてあります。
水がよりベアリングに届きにくくなるのではという自己満足ですけどね。まあせっかくなので。
うーんこのズッポリ加減。
なお、5mmは安泰ということが判っているのですが、
6mmはディスクを留めているネジ頭に擦るか擦らないかの冒険仕様です。
というわけで、一応これでキャリパーサポートもキャリパーブラケットと同じ厚さを狙えるようになりました。理屈としてはたぶん保つ。たぶん。
あと、キャリパーサポートとカラーが食い込むような凹凸形状を入れてみても面白いかも・・・なんて。
後は現物合わせ次第ですね。最終的に5.5mmになりそうな予感もしますが。
なんとなく厚い方が結果的に安価な材質が使えるのではと思ったりするのですが果たして。
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