長岡京市観光協会のブログ

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中野家住宅

2017年06月11日 | たてもの


調子八角から西国街道を北に進んですぐ、

とても風情のある建物が目に入ります。

中野家住宅。

江戸時代の建物です。

このあたりは茶屋町となっていたそうで、

この家もお茶屋をしていたと考えられています。

京都方面と大阪方面へ行き交う人々でにぎわっていた、

かつての西国街道の雰囲気をいまに伝えています。

建物自体も興味深く、

京町家の特徴と、このあたりの農家の特徴を

あわせ持っているそうです。

残念ながら現在は非公開ですが、

昭和に造られた茶室も、価値の高い建造物です。

高名な数寄屋大工(すきやだいく)北村伝兵衛によるものですが、

伝兵衛のつくった茶室は現在残っているものが少なく、

とても貴重だそうです。

(数寄屋大工は茶室をつくる大工のこと)



説明板には茶室の写真があります。

茶室の様子は、コチラからもすこし見ていただくことができます。
(文化遺産オンライン)

所有者の意思により市に寄贈され、

将来的にはひろく公開することが検討されているそう。

いつか中を見ることができるかもしれません。

楽しみですね。

↓地図はコチラ



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