奥永さつき

日々のできごとをそこはかとなくつづります。

アンチ巨人

2018-09-18 19:55:08 | 社会
昔の読売巨人軍は強かったから、打倒巨人一点張りの「アンチ巨人」ファンというものが存在していた。最近は、監督の無能ぶりもあって優勝から遠ざかっているから、「アンチ巨人」ファンは減っているのだろう。
ところが、野球から政治の世界に所を変えると、世にいう「安倍一強」ということで、「アンチ安倍」ファンというのがどうやら存在していると見るのが妥当らしい。
今行われている自民党総裁選は、現職首長対共産党候補という、地方選挙ではよく見る構図に似たものが描かれているようだ。金の無駄遣いだから、共産党は候補者を立てずに無投票で現職が再選すればよいものだろうが、ある局面では金の無駄遣いだと騒いでおきながら、選挙では金の無駄遣いをするという、ダブルスタンダードは左翼の得意技だし、共産党は目立つことが生業の一つという事情もあるのだろうから、目くじらを立てるのは大人げないのかもしれない。
自民党総裁選で石破さんが勝ち目もないのに立候補したのは存在感を示したいのだろうから事情は共産党と似たり寄ったりというところか。
石破さんが安倍さんを批判するから、朝日新聞など左翼マスコミに石破さんの登場回数が増えたように見える。朝日は、イデオロギーは横において「敵の敵は味方」と思ったのだろう。
昔の「アンチ巨人」ファンを見た思いがする。
尤も、安倍さんのようなエネルギー(原発)政策はダンマリで、「リベラル(ポピュリズム)」な政策しかできない、今の政権が良いとは思えないが、消去法で今のところこれしかなく、その点は自民党の象徴だとも言える。


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