日常のことばたち

時々落ち込むこともあるけれど、いまを生きるんだ。

電車で席を譲るの巻

2016-10-25 23:42:45 | 日常
今朝、7時過ぎかな、通勤時に電車で座っていると、駅について私の前に女性が来て立った。

朝の通勤ラッシュ時。

多くの人が席に着き、尚車内は混雑している。

20代と思われる女性が駅から乗ってきた時から違和感を感じていた。

とても疲れているような感じだった。

注意深く観察すると、お腹が大きい気がする。

でも今朝は寒いから、厚着なのかもしれない。

見た目ではわからなかった。

「他に判断する材料があるとすれば…」

と、ここで大学友人が妊娠時にバックに付けていたマタニティマークを思い出した。



目の前の女性もバックを肩からかけていた。

正面からはわからなかったが、その女性の後ろの方にチェーンが見える。

すぐに立って、

「よかったらどうぞ」

と席を譲りました。

朝の通勤ラッシュ時で座っている人は、ほとんどが寝ているかスマホをいじっているかだ。

もっと早く気づいてたらよかった。

観察していたせいで、やや初動が遅れた。



でも、このマタニティマーク、付けていると危険な目に遭うことが多いらしい。

同級生に話を聞いたら、嫉妬とか、「私は子どもが欲しくてもできないのに!」とか、そういう気持ちで見る人もいるらしい。

調べてみると、以下のようにあった。




マタニティマークの意味。本当に必要なの?

冒頭で優先座席に座れない妊婦さんのため…というようなことを
書きましたが、そもそもここに反感を持ってる人が多いようです。

「妊娠は病気じゃない!」
「妊婦だからって席を譲ってもらおうなんて図々しい!」
などなど…。

ただ、マタニティマークって
「妊婦だから気を利かせて席を譲ってちょうだい」
とアピールするためにつけるわけじゃないんですよね。

実際妊娠初期は流産の可能性も多く、
つわりが辛いのもこの時期ですがお腹が目立たないために
まわりには気づいてもらえないということがあります。

事故に巻き込まれたり急な体調不良で倒れてしまった時に
妊婦であることを気付いてもらえるかどうかが
お腹の赤ちゃんの生死にまでかかわる事があります。
(使用する薬や治療法も変わってきます。)

赤ちゃんの命を守るためにママはあのマタニティマークをつけてるんです。

http://ashiko.blue/archives/1622






あぁ、よかった、そういう解釈でいいんだよね。

妊婦さんもそうだけど、お腹の赤ちゃんもいるんだから、席を譲ることに、何の抵抗もない。

どうして悪意を持った目で見る人がいるんだろうか。

そんなに妊婦さんが憎いのか。

一個の生命に対して慈愛溢れる振る舞いすらできないのか。

これを侵しては、その人間性を疑う。



そんなことを思った日でした。

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