日常のことばたち

時々落ち込むこともあるけれど、いまを生きるんだ。

11月19日の日記。

2004-11-20 00:07:54 | 日常
昨日というか、今日寝たのが朝の4時。
起きたのが7時30分。
仕事で遅かったんだけどね。
どう考えても、あんまりよくないね。
寝ないのは。体力回復しませんから。
まあでも、それぐらいやらないといけないときがある。
おかげで1日眠かった。
なんとか乗り切った。

今日の日記なのに昨日の話を少し。
昨日の朝帰ってくるときに、上司に車で送ってもらった。
その上司は私が入社するときの面接を担当してくれた人でした。
上司じゃかたっくるしいので、部長としよう。(以下、部長)
部長は結婚をしていて、今、男の子と女の子の二人のお子さんがいる。
37歳。
だけど一番若いと思う。外見じゃなくて、その行動力。
上に立つ人はそうでなくはならないのだろう。
今から3年前、私が入社する前のこと。
部長が34歳のとき、奥さんを乳がんで亡くしている。
私が入社してからそれを聞いたのはまもなくのことだった。
いつも前向きで皆を引っ張る部長。
目には見えない悲しみを背負っているんだろう。
僕の妻が亡くなったときも、すぐに電話をかけてくれた。
部長は電話の向こうで一緒に泣いてくれた。
同じような境遇の僕を、とても心配してくれたのでした。
今では、本当に良き理解者。
上司だから、なんでも話せるってわけじゃないんだけど、
同じ気持ち、同じ悩みを持つものとして、
夜に送ってもらうときには、お互い話をしながら帰る。
「病気には勝てなかったんだけど、私はなんとかしたかったんだ」
僕も同じ気持ちだった。
「でもまあそれでも前向きに・・・というか、前向くしかないもんな」
僕もうなづいた。同じだから。
そして同じ悩みとして、常に気を張っているということがある。
「どこか気を抜ける場所や人がいればいいんですけどね」
と言うと、
「気を張り続けて、倒れないか、そこを心配してるんだよ」
と部長は言う。
確かに。
常に気を張り続けて、「自分は大丈夫」と装う。
偽っているのと同時に、そうせざるを得ない状況にいるんだろう。
そうでもしないと、気を抜いた瞬間に崩れ落ちるという懸念がある。
「そうならないように、友人などに話を聞いてもらいな。良い友人がたくさんいるんだろう?」
と言ってくれた。
ひとりの生活には慣れてきた。
それでも今の現状はまだ苦しい。
自分は弱い。十分承知しているはず。
でも気は抜けない。そこが苦しい。つらいところだ。
良い友人がたくさんいる。
たまには食事に行こう。または飲みに行こう。
今は頼ることしかできないや。
よろしく~

と勝手なお願いでした。

終わり。



BGM: 君という花 / ASIAN KUNG-FU GENERATION




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2 コメント

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おじゃまします。 (shuichi1977)
2004-11-20 18:24:38
何となく立ち寄りました。



自身の辛い境遇を他人には見せずに、

前向きに生きている部長はとても尊敬

できる人ですね。そして、人の痛みも

理解してくれる。



そんな上司の下で働くpoponkotuさんも

いつか素晴らしい上司になるのだと思います。
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ありがとうございます (ゆう)
2004-11-22 00:58:13
poponkotuこと、ゆうです。

部長は私と同じ境遇で、

この辛さの一番の理解者であると思っています。

仕事の話もしますが、たまにこんな話をして、

私のことを心配してくれるのです。

部長は祖父母とともにお子さんを育てており、

独りの私とは比較できないぐらいに大変だと思います。

本当に素晴らしい上司です。

誇りに思います。



来て頂いてありがとうございました^^



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