日常のことばたち

時々落ち込むこともあるけれど、いまを生きるんだ。

「あなたが存在することで 幸せになる人がどれくらいいるでしょう」

2013-11-26 22:50:25 | 日常
本屋でパラパラっと見た本のページに、そんなことが書いてあった。

たぶんこんな文言。

本の名前も覚えていないが、とても印象に残った。

「あなたがいることで、幸せになる人がどれくらいいるでしょう」

だと?

正直、

「居やしねえよ」

人一人いなくても、世界は何事もなく回るからな。

と思ったが、そういう考え方もあるのかと心に残った。

世界に必要とされなくても、必要としてくれる誰かがいれば、それだけで存在価値はあるんだろうな。

Facebookで、旧友の友人の数は462人だ。

すごい数だ。

だが、その462人の中で、実際に真に気持ちがかよい合う人がいったい何人いるのだろうか。

こないだテレビでも

「LINE友達が500人いる」

って人がいた。

それにも同じことが言えるだろう。

私の電話帳に入っている、友人・知人・その他の中で、真に気持ちがかよい合う人はどれくらいいるだろう。

ひとり・・・ふたり・・・

いや、そもそも、そんな人が存在するのだろうか?

と思う。

だから、

「あなたが存在することで 幸せになる人がどれくらいいるでしょう」

と問われたところで、ピンとこないんだろうな。

他の人のことだったら、わかる気がする。

「ああ あの人にはこの人がいるから、子どもがいるから、幸せになる人がいる」

とかね。

私がいたところで、幸せになる人なんて、居やしないな。

私が死んだときに、もし泣いてくれる人がいるなら、

「俺は幸せだった」

と思うだろうな。

人を幸せにできるほど、できた人間じゃないからね、俺は。

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