日常のことばたち

時々落ち込むこともあるけれど、いまを生きるんだ。

どうしたら、救えるんだ。

2011-11-28 04:46:17 | 日常
ブログを書く時にいつも思うことがある。

真っ白な投稿ページに、何を書こうかなって。

今日感じたこと、思ったこと、起きたこと、真面目なこと、などが主だけど。

まあ、自己満足で書いてるだけだから、社会通念上一般的に公序良俗なことであれば、問題ないんだろう。

別に作家でも何でもない。

締め切りがあるわけでもない。

でも、一応、毎日更新しようと努力はしてみる。

日記でもあるし、更新が止まれば、やがてネットに漂う遺書にもなるだろうし。

書籍化もできるらしいからな。

どこかで区切りをつけて、書籍にしておくのもありだな。

サーバーのデータが全部飛びましたってことがないわけじゃない。

そう考えると便利な世の中になったもんだ。



さて、話は変わって、これまた日々思うことがある。

どうしたら、人を助けられるか。守れるか。

何のため?

誰のため?

念のため。

方法、手段は人様々。

それが医療なのか、法律なのか、ふいにかける何気ない言葉なのか、指先に触れる体温なのか。

はたまた、それ以外の予測不能な感情なのか。

あまりガチガチに考えると、人は動けなくなるからな。

例えば、電車の中で、お年寄りがいたら、席を譲る。

利害関係を意識して動く心と身体ではない。

残念ながら、世の中には利害関係だけで動く人間もいるけど。

その行動には少し勇気が必要かもしれない。

本当は自分も疲れて、やっと座れた座席なのかもしれない。

それでも席を譲る。

しかしながら、席を譲るという行動は一体何処からくるものなのか。

それは、席を必要としている人が目の前にいて、それに対して解決しようと動く心と身体だ。

その行動に対して、同じ電車に乗ってる人は、

「よくある光景」

として処理するのか、

「あぁ、あの人は良い事をしたという欺瞞に満ちた偽善者か」

と判断するのか。

大概の場合、前者と考えるが、後者もプラスされる場合もある。

さらにいうなら、そこまで考えるまでもなく、都会のど真ん中で人が倒れたとしても、

「自分には関係ないという顔」

をして、その横を足早に容易に横切る人間が大多数だろう。



さらに似たような事に、電車の人身事故がある。

私も通勤時に電車と使うので、駅に着くと、まず電車の交通状況を確認する。

たまに人身事故で遅れていることがある。

必ずしも、

人身事故=自殺

ではないが、鉄道会社は人と電車の接触でも、飛び込んでいる場合でも、

「人身事故」

として、表示をする。

ここで人によって考え方が変わってくる。

1例目、

「また電車が遅れてるのかよ 先方に電話しなきゃ」

2例目、

「また誰かが飛び込んだのか」

3例目、

「まあ仕方ないか 待とう」

いずれも思ったことがあるかもしれない。

この場合、正解があるわけじゃない。

東京の中央線では、よくあることだ。

仮に飛び込みであれば、ほぼ確実に、命が失われてる。

つまり、「ひとつの命が失われた」という結果だけが残る。

それに対して、上記3例は、人々が多数行き交う東京ではやがて忘れるだろう。



参考データとして、警視庁によると、日本の自殺者が10年以上連続で3万人を上回り、30数万人もの人々がみずから命を絶っている状況だ。

①年間自殺者3万人超 10年連続

②交通事故死者数の5倍以上

③イラク戦争で亡くなった米兵の10倍

④自殺による深刻な影響 国内で毎年200万人

⑤自殺死亡率 米国の2倍、英国の3倍



戦後66年。

平和を手に入れたはずの日本。

我々は今だ見えざる何かと戦っているのか。



先日、就活生が自殺したなんてニュースも目にした。



ひとり人がいなくなるだけで、相当なダメージなのに、

「なんだよこの数字は」

と思ってしまう。



ここでちょっとまとめ。

①どうしたら、人を助けられるか、守れるか。

②席を譲るという行為は、利害関係なんぞなしに起こる行動。

③日本の自殺者が多い。



なんかうまいことならんものか。

こう書いてきたら、医学、法学云々の問題ではなくなってきてるな。

Wikipediaによれば、

バブル崩壊 -
第136回国会(住専国会) -
金融ビッグバン -
アジア通貨危機(アジア金融危機) -
デフレーション - 第143回国会(金融国会) -
インターネット・バブル -
聖域なき構造改革 -
いざなみ景気 -
金融再生プログラム -
サブプライムローン -
世界金融危機 -
リーマン・ショック -
エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業 -
欧州ソブリン危機 -
東日本大震災 -
福島第一原子力発電所事故 -
米国債ショック -
EU圏金融危機 -  → NEW!

不況も大きく関係している。

失われた20年。



生きるのが辛い毎日って、言葉じゃ表せんだろうな。

生きるより死ぬことを選ぶ人が多い現実。

悲しすぎる。



どうしたら、救えるんだ。



絶望や悲しみに飲まれた人たちを、どうしたら、救えるんだ。



物理的にというより、人の心に関係してくる。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本にしました (茉那)
2011-11-30 20:24:22
夫が倒れてブログを書き始めてからその後一時中断するまでの間を本にして、一冊を夫のお墓に入れました。
それで一応気持ちの上で決着をつけたつもりなのですが・・・・・。
返信する
ありがとうございます (茉那さんへ)
2011-12-03 00:42:18
私も本にしようと思ってるのですが、なかなかどこで区切っていいのかと迷ってしまいまして・・・。

気持ちの区切りは難しいですけど、前見るために2つの目があると考えると、区切らず、背負って、生きていけばいいのかなと考えます。

なんでしょうね。

まあ、俗に言う、私もおひとりさまです。

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