日常のことばたち

時々落ち込むこともあるけれど、いまを生きるんだ。

「馬氏の五常 白眉最も良し」

2018-04-19 00:10:32 | 日常
こんばんは。

今日は朝から、

「白眉最も良し」(はくび もっとも よし)

が頭から離れませんでした。

三国志の話で、伊籍という人が劉備に人を推挙する時に出てくる言葉です。

「馬氏の5人兄弟がいるんだけど、白い眉毛の人が最も優れてるよ!」

と、馬良(ばりょう)とその弟の馬謖(ばしょく)を推挙するのです。

長男【馬玄 伯常】
次男【馬康 仲常】
三男【馬津 叔常】
四男【馬良 李常】
五男【馬謖 幼常】

という感じで、5人兄弟全員の名前に「常」と入ることから、

「馬氏の五常 白眉最も良し」

と言われたわけです。

横山光輝三国志を読んでいて、この

「白眉最も良し」

という言葉と語呂がなんかカッコイイ感じで、頭の中から離れませんでした。

はくび もっとも よし




余談…馬謖も劉備に仕えて活躍しますが、馬謖は大敗の原因を作り、優秀人材であるけど、国と軍律を守る為にも斬罪となるのでした。

これが、

「泣いて馬謖を斬る」

「どんなに優秀な人でも、法律や規律を犯して、その責任を不問にすることがあってはならない」

という故事成語となるのでした。
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