意志のなかにいる

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おか→えり (アニメ感想)

2017-06-01 05:04:05 | アニメ感想2017年・2期






冴えない彼女の育てかた♭ 第7話 リベンジまみれの新企画 △+







ネクスト・ワン






とりあえずは処女作が成功と言っていい結果がでて
もっとはしゃいでいいところではあろうに
詩羽せんぱいは本業と卒業が、英梨々は力作を仕上げた後のたるみ
そして恵とはまだしこりがとれず、といったところで
折角のバレンティヌスデーも盛り上がらずといったのが当作品らしいねえ。
美智留がなんかハブられてるみたいだけど、何かあるんだろうかw
まあでもこういう創作物が出来上がった後の「何か足りない感」が
ラブコメとしてのテンションとリンクしており「感傷」によって
おどしつけるのではなくあくまで「創作業」のつらつらの中でこそ
活き活きとなにかを「育てて」いることがこの「中だるみの7話」で
明らかになることが有意義であるといえよう
もちろん1度目よりは2度目のほうがもっとやれるという自信と
逆に2度目だからこその問題も発生するだろうけど
「2度目」をやるのも「初めて」なんだからたのしめばよろしいのである
「繰り返すセカイ」的なはやりもの(創作モノもはやりものか)とは
方向性が異なる「予測不能さ」のみずみずしさよな、勿論恋愛もそう。










サクラダリセット 第8話  PICTURE and RED EYE GIRL 3/3 △+







ケイには最初から「敵」なんていない、という認識が冷たいね
少年漫画よろしく犬のように噛みつきあう作風ではおおよそなく
むしろ「やさしいせかい」を造ろうとしているのだから
自分のエゴでくだらない闘争なんかしているヒマはないわけだ。
原作もおそらくはそういう大昔の推理小説みたく「理知」に
満ち満ちた文章であり、アニメーションになってようやく
なんぼか活き活きとしたセカイに見えるのではないか、と推測する。
まあそういうケイくんに春埼以上の関係性を求めるのに岡ちゃんが
やっきになってるところを魔女さんとかが便乗したかたちだね
ここでは「ン十年前からの想い」と「記憶の操作」という題材がからんでいる
何十年も前の想いだけでその後は何もそれを保証するイベントがなければ
勝手な妄想だったかもとおもっても仕方ないだろうねえ
でも約束を果たしたわけで、まこと「純愛」ということになろう
一方で自分の「記憶」が弄られてもケイからの指示の方が「信頼」できる
と言い切る娘もいるわけで、ここにはそういう「きれいなもの」が「強い」という
当邦では珍しい理想論が顕現しているともいえよう。











終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?
第7話  ただいま帰りました △+







「人類が滅亡」したのならこれを視聴しているおサルさんとしては
「理由」に興味がひかれるのはしぜんなことやね
思い当たるフシは山のようにあるがw
「十七の獣」とかいう化け物がその原因で、それも人間達が生み出したモノ
らしいのだけど、では今のセカイの主人公である亜人さんたちは誰が生み出したのか
それもヒューマンが一枚噛んでそうではあるけれど、何せ滅亡しちまったからねえ
張り倒して聞き出すこともできないね。このおはなしはそういう
「失ってしまったが故のどうしようもなさ」が全能感あふれるラノベ界隈において
珍しく展開しているというところに特性があるといえよう
そしてそれだからこそ生きて帰って食べるパンケーキの味もみずみずしかろう
と、おもわれる。










GRANBLUE FANTASY The Animation
第9話  雲上の水平線 △+







ラカムが父ちゃんでカタリナさんが母ちゃんかw
まあそれだけ仲が良いパーティーに見えるんだろうね
昔のRPGとかだと全くと言っていいほど仲間同士で仲の良い様子が
うかがえるシーンやイベントがなかったからねえ
でも命を賭けて旅をしているのだから「絆」があるのでせう
そこを想像でおぎなってやるのもたのしみのひとつだったね
今は容量も余裕があるからそういうのが実際に楽しめるイベントとかも
たっぷり盛り込まれるようになったけど
「アニメーション」としてはそういう「人間関係」をゲームよりも
しっかりと扱えるつよみがあるわな、そして当作品は「絆」を結ぶことを
実にしっかりと扱ってきたとおもう。










Re:CREATORS 第8話  わたしにできるすべてのこと △+







すっかり「魔法少女」にハッキングされたおはなしになってるのう
「体制側」についた連中はおとなしくなってるし
無力な主人公はさらに存在感がなくなって、過去のトラウマでも
引っ張りださざるを得ない状況。
そもそも「スピンオフ」という展開において「魔法少女」ってのは
非常に強力で便利な概念なんで「2次創作でも人気がある」のが
このセカイでは重要なので、そういう意味でも正しい展開になっている
と言えるのかもしれない。
原作を不当(正当でも)にバッシングされたらクリエイターとしちゃ
死にたくなるか殺したくなるかしたくなるわなあ
この現代版英雄戦争も裏にはそういう創作業の生っぽい感情が
渦巻いているようにもおもえる。










ゼロから始める魔法の書 第8話 ソーレナの孫娘 △(+)








うーむ、なんなんだろうねえこの「とってつけた」感
物語の重要な部分がメインの何人かで全部まかなわれていて
それらを性急にくっつけようとハナシができているような感じ。
ファンタジー世界なんでそこで「遊ばせて」もらいつつ
人間関係(獣人だけど)を構築するのがよいと思うのだけど
当作品だとどうも逆に関係を構築するために世界が都合よく利用
されているような、そんな気がするのね。
ほかにもまあ「魔女」とか流石に安易に取り扱っている気がするし
子安声の魔術師にホイホイ騙されるキャラや国家ってさすがにこう
なめられているような印象をうけるね、「アジテーション」は
まさしく言語芸で、しかも日本語はアジに向いていない性質で
大変難しいことをしようとしているのにそれをさっくりやるのが
ちょいと気になるのよなあ。

















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