今日は寒く、札幌市内でも雪でした。
これからの季節、ウェスタンブーツも衣替えとなりますよ。
何故って・・・?
天然素材の革は、水分を嫌いますので、
エキゾチックやお気に入りのブーツは、
雪がある季節は、履きません。
今日のブーツは、これ!!
ヴァンプの部分が、エレファント(象)革です。
象革の特徴は、厚くて大変丈夫であること。
履きこんでも、ほとんど傷が付きません。
独特なヒダ・シワ模様であり、細かい粒状に隆起した銀面は
他に似た物がなく一目で象革と分かります。
しかし、このブーツは黒色で目立たないのか、
余り指摘されません。。。。
1973年に採択されたワシントン条約により、
象革は貴重になっています。
なぜなら・・・
ワシントン条約に基づき、
動植物の多くが輸出入の規制の対象となっており、
これらを輸入するには、条約で定めた機関の発行する書類
(輸出国の輸出許可書、経済産業省が発行した輸入承認証など)
がないと輸入できません。
また、漢方薬などの加工品・製品等についても
規制の対象となります。
1989年以降、象は保護のため全面捕獲禁止になりました。 最近は象革が、少し出てきているそうです。 アフリカのジンバブエ共和国の国定公園で 増えすぎた象の調整のため、捕獲した象が 正規のルートで、日本国内にも入ってきているみたいです。 おまけ!!! ゾゾーー、これはビックリ!!! 東京M市にある剥製専門店のオリジナルで、 本物の象の足の剥製に、上部にシマウマの皮にて 椅子?にしています。 この道39年の店主は、鳥・獣・魚と何でも剥製に出来るそうです。 大学や企業などの依頼で、CMや展示用、研究標本を、 多々納入しているそうです。