ぽかぽかと行きましょう

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雪が降ると、故郷を想う。

2013年01月16日 | ときに思うこと。
近江の実家は、暮れからお正月にかけてもう何度か雪の降ったことだろう。
冬は、ことさらに寒いのだ。
伊吹降ろしに、もがり笛、東近江市になって、正月に戻るのは数少ないが、関東地方の冬とは違う。
子供のころから、18歳で東京へ出る前は、結構雪の深い冬もあったように、思う。
暖房らしい暖房もなく、火鉢を囲んだり、人様が来ると、お茶に手あぶり火鉢を差出し、しばしお話しする。

寝るときは、炭火の入ったアンカ(こたつ)を布団に入れて、縮こまって眠る。
今から考えると、不自由が常の生活だった。
雪が降ると、思い出すのだ。


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