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病院の待合室で「爺会議」

2006年07月12日 | まち歩き

診察券受付までの10数分、先に並んで待っている4,5人の爺様たち、どう見ても、病人には見えない頑健そうな爺様たち、井戸端会議風。奥方か孫かの診察券を出しに来たのでありましょう。以下その会話の小耳コミ。

子供や、その嫁さんにはこの先、世話になりたくない。 二世帯住宅ながら離れて住んでいる。 かみさんと娘夫婦の場合、親子でごたごたがあっても、後に問題が残らない。 サザエさんのようなマスオサン状態である。

これが息子の嫁さんとなれば、嫁姑、しょせん他人で、他人行儀は、ぬぐえない。何かあれば後々まで”しこり”が残る。

退職金は住宅ローンの繰上げで無くなり、わずかの年金で生活するしかないが、受給者は増え、払い込み者は減りこの先どうなるか不安は残る。

先々も息子や嫁に迷惑も掛けたくないし、世話にもなりたくない。

たまに夫婦で旅行に行くが、ほとんど年寄りばかりで、若い人はいない。もっとも若い人は海外旅行であろう。

北欧、デンマークなどは、福祉が進んでいるので何でも福祉任せで、かえって家族の絆が薄く、介護施設に入れば、子供たちもめったに会いに来ないそうだ。それも寂しいものだ。

男は(爺は)、明るくしなやかに生きることだ。松竹梅なら竹のように。

男は幾つになっても、明るく、しなやかで、強靭でなければならない。

受けない駄洒落も、ユーモアのセンス。 江戸の粋人は、しゃれが得意であった。

これからも「爺問題」の種はつきないが、凍りつかないように陽気に明るく笑い飛ばす元気があれば、生きている間は元気印が一番で通る。

06年高齢社会白書

65歳以上、初めて2割越す 政府が06年版の「高齢社会白書」を閣議決定。

それによると65歳以上の 高齢者は05年10月1日時点で過去最高の2560万人となり、総人口に占める割合は20.04%と、初めて20%だいに。

 


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