5月30日(火)、31日(水)と、ゼミ生の教育実習の巡回指導に行き、高校での学生の授業を参観してきました。
30日の午後には、阿波高校に、中川さんの授業を参観に行きました。大学から自家用車で30分ほどの距離でした。行書の「蘭亭序」の指導です。カードや表示を上手に使って説明時間を短縮していました。
はきはきと大きな声で説明していて、わかりやすかったです。
生徒が臨書している間は、「机間巡視」を行なって、個別指導します。
最初は緊張気味でしたが、時間がたつにつれてリラックスして、生徒ともにこやかに話をしていました。
31日(水)の午後には、徳島市内の城東高校に、笠原さんの授業を参観に行きました。こちらは、楷書の「九成宮醴泉銘』の指導です。
こちらは、机の上のオーバーヘッドカメラを使って、文字の書き方を詳しく説明しています。
後半は、個別に作品指導です。先生は前にいて、生徒たちが交替で作品を持ってきて、朱墨で指導を受けていました。
笠原さんも、たいへん落ち着いて指導していました。
2人とも、母校で実施しているせいか、自信をもって生徒に接することができていました。頼もしい限りです。残された実習期間も精一杯取り組み、教えている生徒さんたちが充実した気持ちで学習できるように、楽しみながら頑張ってほしいです。これも人生の勉強の一つです。