ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

チャレンジとくしま芸術祭 表彰式

2013年01月27日 | インポート

Hyoushousiki1
1月27日(日)、15時から徳島県立近代美術館で、チャレンジとくしま芸術祭の表彰式がありました。

やりました! 

パフォーマンス部門 四国大学書道クラブ グランプリ。展示部門 石田里茉さん 準グランプリです。右の記念写真の左からHyoushousiki2東江美優さん、石田里茉さん、金磯李可子さんです。

書道クラブの書道パフォーマンスは、その迫力と「いさぎよさ」、そしてふるさと徳島を讃えたことが高く評価されました。

石田さんの作品「心」は、白の空間の強い力、そして初めての挑戦の不安な心を表現した初々しさが評価されました。

それぞれ、表彰式で感想Hyoushousiki3を求められているところです。

この日はクラブの学生は全員は参加できず、代表の二人が楯と賞状を受け取りました。

多くのチームが登場した中で、展示部門もパフォーマンス部門も両方とも賞を頂けたことをありがたく思います。

本人たちの才能や努力があったのはもちろんですが、審査員の皆さんが、若者の未来に対する温かい応援の気持ちを持って下さったことに感謝したいと思います。

今回受賞した人たちは、展示部門が3月16(土)・17日(日)、パフォーマンス部門が3月17日(日)に、再び同じ会場で発表の機会を与えられます。

内容は変更しても良いそうです。新たな作品も加えて、また規模の大きな作品を発表してくれることでしょう。ご期待ください。


チャレンジとくしま芸術祭 パフォーマンス部門

2013年01月26日 | インポート

Stage21月26日(土)午前中に、チャレンジとくしま芸術祭パフォーマンス部門の発表会に、学生を引率してきました。

徳島県立近代美術館の入口ロビーにスペースが作られ、その前に審査員や観客が座ります。1チームの持ち時間は15分間です。

学生たちは3種類の演技・作品を披露しました。

最初が「一粒大の涙はきっと」の歌詞を書く作品。


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次が大字の「阿波」

最後が瀬戸内寂聴さん作の「ふるさと賛歌」。

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四国大学の書道パフォーマンスは動きのキレの良さが持ち味です。この動きは、格闘技に近いかもしれません。

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15分の時間をフルに使い切り、無駄な時間を一秒たりとも作らず、見る者に息をつかせず、次々に作品を書き上げていきます。

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最後まで迫力いっぱいの演技を続け、手足に墨を飛び散らせながら、学生たちは力を出し切っていました。

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明日午後が、審査結果の発表です。

今回も、かなりがんばって練習を積み重ねていましたので、入賞できるといいなと思います。

でもほかのチームもがんばっていましたので、わかりません。出演チームは明日も会場に行くことになっていて、そこで発表されるということです。


チャレンジとくしま芸術祭 展示部門

2013年01月22日 | インポート

Heart1月22日(火)、今日から27日(日)まで、徳島県立近代美術館で、「チャレンジとくしま芸術祭」という企画の展示部門の発表があります。

19日(土)にこのための作品を搬入してきました。右は、3年生の石田里茉さんの作品「heart」です。大きな紙に大字1字の豪快な書です。彼女の作品は、東新町に正月の横断幕として飾った隷書の「迎春」もそうで、力強さが特徴です。墨が飛び散っているのも作品の一部としてご覧ください。

Charenge1
もう一つは書道クラブの1~2年生有志の漢字書6作品です。このうちこの日は5名が搬出に参加したので自分の作品の隣で映ってもらいました。

この「チャレンジとくしま芸術祭」は、さまざまな若い芸術家を応援するために発表の機会を提供するというもので、今年で4年目の新しい企画です。異種の芸術の競演という意味で、極めてユニークなものです。下のサイトをご覧ください。

http://www.art.tokushima-ec.ed.jp/challenge/2013/challenge2013.html

ここには展示部門とパフォーマンス部門があり、26日(土)には書道クラブが書道パフォーマンスを披露します。11:45~12:00 の15分間です。徳島市八万町の「文化の森」の中の徳島県立近代美術館のロビーで行われます。この日は朝から夕方まで音楽、ダンス、朗読、武術、ジャグリングなど様々なステージ表現分野18チームが、各持ち時間15分間の中でその魅力と完成度を競います。ぜひご覧ください。


田宮薬師寺

2013年01月21日 | インポート

Roubai1月21日(月)、散歩コースに田宮薬師寺があります。ここは元は「菅原寺」と呼ばれ、菅原道真が数か月滞在した伝説がある寺です。田宮の天神さんの隣にあって、神仏習合の時代は一緒に経営されていたのだと思います。

蝋梅があまりに見事に咲いていたので、妻が写真を撮りました。写真データをもらいました。

このお寺の前に、徳島市仏教会のポスターが飾られています。このイラストと、書で入れた言葉がとてもいいので写真に撮りました。

Kinkosann
このデザインを作ったのは徳島のイラストレーターの「きんこ」さんという女性です。下記は彼女のブログです。

http://artclub2.exblog.jp/

徳島市新町川沿いに昨年オープンした喫茶店Apple Sweets 工房で発売中の美味しいロールケーキのプロデュースもするなど、マルチに活動されている元気な女性です。

このイラストのような角度からの絵は珍しく、このポスターはとても気に入っています。人物の顔が花びらで、七弁の花びらの花が咲いているようです。

春は間近です。


アミコ専門店街での書き初め大会

2013年01月19日 | インポート

Amikokyousitu21月19日(土)、来週火曜日から、徳島県立近代美術館で「チャレンジ徳島」という催しものが始まります。この日は午前中に書道文化学科の学生6名を引率して、展示作品の搬入に行きました。作品は公開前ですので、この展示の様子は来週に掲載します。

午後は駅前専門店街であるアミコで行われた「書き初め大会」の運営のお手伝いに行きました。

Amikokyousitu3_2
これは、東新町商店街の長谷川晋理さんから依頼があり、「びざん大学」という町おこし活動の一環で行われたイベントに協力したさせていただいたのです。この活動の詳細は下記のサイトをご覧ください。

http://bizandaigaku.net/

四国大学書道コースの卒業生である竹丸陽子さんがメイン講師となったのですが、学生たちも写真のように、一般のお客様の希望に応じた作品を書くお手伝いをしました。お客様は幼児を連れた親子連れが最も多く、自分の名前を書いたり、幼稚園で教わった字を書いて記念に写真を撮る場面が微笑ましかったです。また、お年を召した方々が座右の銘などを一生懸命書かれている場面も多く見ました。

学生たちは、アドバイスをしたり、お手本を書いたり、指導自体を楽しんでいました。作品に印を押して仕上げると、皆さんはそれを大切に紙に包んで持ち帰りました。今頃は各ご自宅で壁に飾られていることでしょう。

Amikokyousitu_2この日は、徳島市の企画政策課の皆さんも運営に参加されていて、特に、徳島市のユルキャラ「トクシィ」も特別参加し、書を書いたり、子供たちを連れてきたり、一緒に記念撮影をしたりで、大活躍でした。やはり、ユルキャラが1人いるだけで場が和やかになります。学生たちも喜んで一緒に撮影し合っていました。

このユルキャラは一昨年の公募で決まったもので、福岡県八女市のデザイナーさんの考案で、阿波踊りと魚をモチーフにしていて性別は女性だそうです。昨年から多くのイベントに登場して、人気上昇中です。頭には阿波踊りのかさを被り、そのかさには徳島市の市花であるサクラの花が咲いています。写真の中でトクシィちゃんが持っている平仮名の「とくしぃ」の書は、彼女がこの場で自分自身で書いたものです。彼女は視力が弱く手元が見えにくいらしく、かなり苦労して書いていました。彼女の詳細は下記のサイトをご覧ください。またトクシィブログにもこの書き初め大会の記事が載っています。

http://www.city.tokushima.tokushima.jp/imageup_character/index.html

http://www.suito-tokushima.jp/tokcyblog/20130119_4789.html

このようなイベントに学生が参加して、それを盛り上げるとともに、運営方法を学ぶことは彼らの将来に大きなプラスになります。

約2時間半の中で50人程度のお客様がこられたでしょうか。このような、人が大勢通る場所での書道体験というのはなかなかおもしろいものです。