ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

デイサービスセンターでの書道指導 最終回

2016年12月26日 | 日記

12月26日(月)、赤瀬さんの標記の指導は今日が最終回でした。今回は、はがきに文字を書く授業です。最後に、額の中に入れます。

赤瀬さんも、だいぶ授業に慣れて、とても楽しそうです。

最後にできた作品。

ここに小さな印を押して、はがき額に入れて、皆さんにプレゼントしました。皆さんにはアンケートを書いて頂いて後日取りにいきます。

ここ半年ほどの彼女の指導は今回で終了。今日の内容をまとめ、アンケート結果を分析して彼女の卒業論文が完成します。提出は1月22日です。あと1ヶ月弱です。きっと良い論文になるでしょう。

 


あかりのふるまち2016最終日

2016年12月25日 | 日記

12月25日(日)、標記の最終日に行ってきました。商店街の空き店舗を利用した展示です。道の対岸から撮影しました。

入口に、宇良君が書いた看板が飾られていました。

落款もしっかり展示されています。

内部でプロジェクションマッピングがなされています。

映像は、雪の降る町並みですが、雪があかりになっているわけで、だから「あかりのふるまち」です。

天上には様々な色の玉にLEDが入って輝いています。

会場の入口に商店街の方がいて、どのくらいの方が来ているかお聞きしました。1日約1000人。3日間で約3000人とのことでした。この種の徳島のイベントとすれば立派な数字です。お客様の出身地が入口の地図にシールで貼られていましたが、徳島の他には、兵庫県・大阪府・東京都・神奈川県の人が多かったです。

街を歩くと、この他にも様々なLEDアートが他にも展示されていました。

今夜で、LEDアートフェスティバルは終了です。徳島が素敵な光で包まれた一週間でした。大勢の観光客が徳島市に来られました。

 

 

 

 

 


讃岐村塾淡路バス旅行

2016年12月24日 | 日記

12月24日(土)、年末の押し迫った連休ですが、依頼されて標記のバス旅行に参加しました。42名の参加者がおられ、洲本市内の名所の案内をしました。高松市の知人の方がたくさんいらっしゃいました。益習館跡、専称寺、遍照院、江国寺、洲本城を回りました。洲本城から神戸方面の風景を撮りました。

この後、ここからバスで30分ほど移動して洲本市の瀬戸内海側に移動し、初めて五色の「高田屋嘉兵衛の顕彰館・歴史資料館(菜の花ホール)」を訪問しました。

http://www.takataya.jp/nanohana/nanohana.htm

この庭には、日露友好の像があります。江戸中期はロシア船が北海道周辺に南下して日本とトラブルが多く、文化9年(1812)に高田屋嘉兵衛が拿捕され、ロシアに連れていかれる事件が起きました。でも彼の人間性で、一気に関係を改善させてしまったのは驚異的です。今も日本とロシアの関係が注目される時代ですし、日本は中国や韓国とも現在は微妙な関係にありますから、彼の外交手腕や生き方は今こそ参考にしなければなりません。タイムリーな場所に行きました。内部には、江戸時代の様々な船が精巧なモデルがたくさんあって、見ごたえがありました。

ここで説明して下さった斎藤智之館長さんとご挨拶し、様々なお話をしました。私も、天保12年(1841)に起きた長尾初太郎のメキシコ漂流をここ数年研究していますが、漂流に関することで、今後もいろいろご指導が受けられそうです。もっと早く行くべき場所でした。淡路は江戸時代は阿波藩だった場所です。つまり、高田屋嘉兵衛も阿波藩の人間だった訳ですが、現在は県が異なっているので、徳島県の人にはあまり親しみがないように思います。彼は極めて優秀な人物です。たいへんよい博物館ですので、一度訪問されることをお勧めします。なお、この記念館の近くに、「益習の集い」の三宅玉峰会長のお住まいがあって、会場まで来て下さいまして、お餅などのお土産も頂きました。ありがとうございました。

 


かぜまーる あかりのふるまち2016

2016年12月21日 | 日記

12月21日(水)、夕方、両国本町商店街のウッドアイビスからの依頼で、宇良樹希君と星川遙香さんを連れていきました。先般、宇良君が書いた「あかりのふるまち」の看板が完成し、落款を書いてもらうためと、星川さんが書いた別な店の看板が完成したためです。二人はもう立派な書家です。宇良君の看板は写真の真ん中のように棒の周囲に貼り付けられています。かわいい看板になりました。

早速、宇良君が落款を筆文字で書きました。これを切り抜いて、看板の下に貼り付けます。

イベントはいよいよ明後日からです。23(金)・24(土)・25日(日)の3日間、18:00~22:00 実施されます。。会場内の様子を撮らせていただきました。様々な色の玉の中にLED電球が入っていて、この会場内でプロジェクションマッピングが行なわれます。この光の演出は、四国大学のデザインコースの上野先生が協力されています。私が仲の良い先生です。是非、見に行って下さい。

近くの東新町商店街では、別なLEDアート作品が展示されていました。この玉にさわると明かりがともって、音が鳴ります。

阿波銀行の本店ロビーに美しいLEDアートがありました。花を背景にして光のシャワーが降っています。前に人が立つと、シャワーが人の影を除けています。

少し離れた栄町の通りに、星川さんが書いた看板を見に立ち寄りました。新たに作られた「お好み焼き いさちゃん」の電飾看板です。「御好み焼」の文字は星川遙香さん、「いさちゃん」の文字は玉城千博さんの書です。美味しそうな感じに書けました。

春に作った木の看板の方は、半年ほど経って塗装が少し落ちて味わいが出てきました。野外の作品は、風化によって徐々に変化します。地域の空気になじんできたようです。この文字が電飾看板の「いさちゃん」の元字で、玉城さんの作品です。刻字と印は、店主の小島さんです。

全体の様子です。おしゃれな街の風景の一部になっています。

徳島の今回の年末の夜は「あかりのふるまち」です。お楽しみ下さい。